

母親を亡くした二十代の「私」は、「絶対に長生きするからね」と父に誓ったのに、交通事故に遭ってしまう。激痛の嵐の中、目を開けると二メートルほど下に自分の身体を見下ろしていて……(「意識のリボン」)。
表題作ほか、姉妹、妻、母親――様々な女たちの視線から世界を切り取り、 人生を肯定するあたたかさを感じさせる、全八編の短編集。








「岩盤浴にて」
何事も初めてってときはね。
汗かかないから岩盤浴に行って汗を出す。暑いのはわかるけれど汗が出ない。みんなが汗でべたべたって時にも汗が出ないからサラッサラって人がいた。そんな時でも汗かかないのに岩盤浴だと汗が出るっ言っていたっけ。岩盤浴はしたことがないからわかりません。
「こたつのUFO」
悩んでいるのか?
物は年々劣化する。リフォームね・・・
人間・・・「整形なんてうわべだけだし、どれほど健康に気を付けて朽ちるスピードに抵抗しているだけで時間は誰にでも平等に流れる」のですよ。
UFOは信じます。何か埋め込まれていたとしたら・・・
「履歴の無い女」
あ!・・・読んだ本に星の数をつけて評価する。おせっかいにもって・・・
まぁね、そんなことだってしちゃいます。
「意識のリボン」
この短編がとてもよかった。
もしかしてホントの事なのかしら?だったらどうよ!
だったら怖いことはない。
ただお父さんが可哀そうだよ。
そして私は私の為に星をつける。
すいません。

★★★★★



「週刊文春」ミステリーベスト10 2016国内部門第1位!
第7回山田風太郎賞受賞作。
朝日新聞「天声人語」など各種メディアで紹介。
逃げ続けることが、人生だった。
家族に時効はない。今を生きる「子供たち」に昭和最大の未解決事件「グリ森」は影を落とす。
「これは、自分の声だ」
京都でテーラーを営む曽根俊也は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字。テープを再生すると、自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは、31年前に発生して未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じものだった――。
未解決事件の闇には、犯人も、その家族も存在する。
圧倒的な取材と着想で描かれた全世代必読!
本年度最高の長編小説。
昭和最大の未解決事件―「ギンガ萬堂事件」の真相を追う新聞記者と「男」がたどり着いた果てとは――。
気鋭作家が挑んだ渾身の長編小説。








巻末に、フィクションだが報道については極力史実通りに再現した。
戦後最大の未解決事件は子どもを巻き込んだ事件なんだ・・・と。
なので読んでいて、そうそうそうそう、そうだったっけね。
子どもの声のテープ
何も知らずに事件に巻き込まれた子どもがいたことは事実。
それを知らずに大人になってそのまま人生が終わればよかったのかもしれないけれど、知ってしまったから・・・というのはフィクション?
事件に巻き込まれた子供たちがいた。
二組の家族と大日新聞記者の阿久津・・・
寝転がって読んでいた時に記憶がとんでバサッと落ち、危ない危ない400ページの分厚い本
たまたま誰もいない日が連続してあった時に読んでいて、先が気になり読まずにはいられず気が付いたら朝になっていて、それでも終わらず、誰もいないのをいいことにイッキヨミした作品。
読ませるー・・・
最後は涙腺崩壊し、終わった。
と思いきや、え?会いに行くの?
だったら早く行かなきゃ、と阿久津と同じこと言ってしまった。
海外にいると時効が・・・
事件のきっかけのひとつは・・・
べらべらしゃべることはやめておくが、鞄を拾い、交番に届けたことだった。
「人生の闇は大抵、日常の延長線上にある」
★★★★★


酒種あんぱん


なんかずいぶん久しぶりにお店の前に立った。
すっかり忘れていた


大好物の桜あんぱんを買って・・・と、みていたら瀬戸内れもんをどうぞ召し上がってください。と楊枝の先にあんパンが・・・
あら、といただいて、眺めたら、いろいろあったのね。
で、いろいろ・・・

近所の公園では朝、ラジオ体操をしています。
私は家でテレビ体操を適当にしています。
その始まりと終わりには、朝なのでひっそり公園にいらして、楽しそうにおしゃべりしながら帰って行かれます。
いずれ、公園で皆さんと一緒にと思っています。
いずれとは、ひとりになった時ってこと・・・



ホテルのある国際会館からバスに乗り貴船口へ
そこからは、バスを乗り換えてもうちょっと神社の近くまで行けるみたいだったけれど、神社まで歩いても30分位と聞き、んじゃ歩こっ!

北山杉にきれいねー、清流にきれいねー・・・これだけ褒めたら留守番のアトムだったら目を細めて喜んじゃうところだね・・・といいながら坂道を登る。



川床料理屋さんがならんでいたけれど、ここは予約かしらね?と言いながら通り過ぎる。
道が狭くなり数珠つなぎの車の脇を注意深く通り抜け

辿り着く










何でここに来たかったのか?
よくわからないけれど、一度行ってみたかった。
何処かで何かの話を聞いていたんだと思う。が、何だったか忘れていて、神社名だけ覚えていた。
神社までの道は車がたくさんだったから、相当混雑しているかと思いきや、そうでもなかったから、奥まで行ってみた。
とにかく車が多かった。
神社に行って事故にあったなんて笑い話を提供するのも癪だから、帰りも車には注意を払い下りてきた。
そしてバスではなく電車で貴船から出町柳まで乗り、街散歩して中途半端な時間にお食事をしていったんホテルに戻った。
お散歩デイズ

8/16~8/18


京町家CAFE FUKUMIMI
町屋カフェがいいと言って検索してみつけたみたい。
行ってみたらいい感じの町屋

入ってみたら・・・ハワイだった

女の子ばっかり・・・ありゃりゃ!
どうする


お食事はパンケーキ
1時間以内ならパンケーキのお代わりができるから、お代わりしていたみたい。
やたら仕事の電話が入り、出たり入ったりせわしない!
そんなことしているうちに、私は大変おいしくいただいてごちそうさま。

お代わりしないの?と聞かれ、旅ではなぜかたいして食べていない(きっと食べているんだわ!)のに巨大化するから、美味しい余韻を残しておしまいとした。
楽しかったから、次回も!っていつ行けるかはわからないけれど、町屋カフェをみつけて楽しみたいと思います。
8/16~8/18



バカなことをやる時は、死のものぐるいで!!
還暦を過ぎても「威厳を持たず、ちゃらいおばさん」をモットーに、パンチパーマの鬘に金のネックレスをつけ、死ぬ気でピコ太郎のダンスを踊る。トランプ大統領の誕生、SMAP解散にハラハラしながらも、ついに人生の喜び・オペラの作家として舞台づくりに参加する。美貌の政治家・女優の相次ぐ不倫スキャンダル、小池都知事について鋭く読み解き、母の死を静かに悼む。
時代の最先端を走り続けて衰えを見せない唯一無二の存在、原作執筆の大河ドラマ『西郷どん』放送にむけてますますパワーアップ。
元気がでる人気ご長寿エッセイ、最新刊








「右の方を」
あまり深く考えないと、右の方に流されていくのは本当である。
やっぱり・・・
「ひよっこの時代」
タクシーの話に・・・
新幹線自由席に並んでいた時にやられたことがあったし、この手の話はわりとよく聞く。
非常識なことを無表情でする人が増えた。小さな悪をまき散らしている。私はそれが恐ろしい。と・・・
お母さんから何を教わってきたの?とも・・・
「読者は十四億!」
そっか・・・中国ね。
「キャッシュレス」
中国は欧米からの観光客が少ない。
キャッシュレスが進んで、モバイル決済で支払うところが増えたが、そのカードは中国の人しか使えないものが多いという。
へぇー・・・そうなんですか。
不倫に関しては一般人なので、そこはちょっとどうかな?と思ったけれど、熨斗付けて差し上げるってことだってね。
それ以外は世代が一緒ってこともあるのか、案外思っていることが似ていた。
そしてヤンキー臭ってやっぱりあるのね。大人になっていてもなんとなく臭いますよね。
★★★★☆



ゴッホもこんなふうにパンをかじりながら、サン=レミからパリへと戻ったのかもしれない。小説、アートと同じくらい「おいしいもの」が大好き!『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』『たゆたえども沈まず』などの取材先で食べた「思い出の一品」をつづる満腹エッセー集。








大好物のマルセイバターサンドの由来に、へぇー・・・
やっぱり焼きそばパン・・・
キヌアのサラダに、テレビで見た新潟のバスセンターのカレー、コロッケサンドのCMからの「かもめ食堂」ロケ地めぐりの話・・・
ロシアの餃子はホント美味しかった。
ただ量がすごくて食べきれなかったと言うか途中で飽きた。
ヨーロッパのお食事事情はさほど興味がないから・・・
ご実家のある東京と別荘のある蓼科とパリを行ったり来たり・・・もー行動範囲がひっろぉーいから、はへぇー・・・と読んだ。
林真理子さんのエッセイに・・・
おしゃれな女性がこぞって読むのが原田マハさん
芸能人が、お気に入りの本というのをあげると、必ず原田マハさんの本が出てくる。
と書いてあって、へぇーそうなんだ・・・
私は両方とも違いますが、読みやすくて、キュレーターマハさん!お勉強になるから読んでいます。
★★★☆☆



「シャーデンフロイデ」とは、他人を引きずり下ろしたときに生まれる快感のこと。成功者のちょっとした失敗をネット上で糾弾し、喜びに浸る。実はこの行動の根幹には、脳内物質「オキシトシン」が深く関わっている。オキシトシンは、母子間など、人と人との愛着を形成するために欠かせない脳内ホルモンだが、最新の研究では「妬み」感情も高めてしまうことがわかってきた。なぜ人間は一見、非生産的に思える「妬み」という感情を他人に覚え、その不幸を喜ぶのか。現代社会が抱える病理の象徴「シャーデンフロイデ」の正体を解き明かす。








なるほどね!あれはみんなシャーデンフロイデってことなのだね。
と分かったような口をきいちゃっているけれど、読み始めカタカナばかりで私の脳みそではちょいとダッシュしないと付いていけない。
あーそうなんだーと思った瞬間に忘れている。
質問しないでください。
よかったわ、コメント欄とじておいて、シャーデンフロイデだよ。
で・・・
シャーデンフロイデ
妬ましいという気持ちがそもそも一般的にはあまり良いとはされない心の動き。
そんな気持ちを持っていると自分も不快だし、持っていることを知られたらいやな人間だと思われてしまうんじゃないかって・・・自己嫌悪に陥ってしまってもおかしくない。
だが、持ってしまうんだなぁー・・・ってこと。
不倫の話とオレオレ詐欺の話が面白かった。
一夫一婦型と乱婚型
哺乳類は種を残す事を目的にその道を選ぶとか。
ベッキーの話になり、寄ってたかってなんであんなにバッシング?とは思っていた。他に何もニュースがなかったんだっけ?
不倫はいいとは思っていないけれど、自分の夫の浮気相手でもないのに・・・
詐欺事件は、愛情と信頼に基づいた、性善説的な社会基盤が形成されている国に多発するだろうと考えられているそうで、私、性悪説の人。
なのでなるべく良い人をみることにしている。
そもそも人間は・・・
戦うことが好きらしい!
★★★★☆



日が暮れた頃に、ただいまぁ~・・・
玄関でお出迎えして手を出す私っ!
機内販売のデジタルカタログみて、これ買ってきて!とお願いしたもの。
基本、欲しいものは自分で買うから、一緒に行って払ってもらうことはあるけれど、夫からプレゼントをもらったことはない…と思う。
何かの記念日も、忘れていなかったら一緒に何かを食べたりするだけで、おしまい。
おねだりはしない。夫も然り・・・
こんな母をみているから息子は戸惑う・・・らしい。
一週間以上も親守りご苦労であった。
MoMAにも行く?って聞いたら、行く!って言ったから、んじゃマグカップも!

息子は2度目・・・それだけはうらやましく思った。それだけは・・・

また付き合って通訳してあげたまえ!
そんな息子はチョコレートを買ってきていた。
手を出したら、これは違うのっ!と振り払われた。
誰にあげんの?
私ののびのびも お・し・ま・い!・・・でもないけど

ってことでもない。
夕ご飯は一度もつくらなかった。
たくさん作っておいた人参のグラッセとヘタとったミニトマトとゆで卵をちぎった葉っぱにのっけてドレッシングかけてテレビの前にモコちゃん移動してぺたんと座って食べていただけ!
また夕ご飯の支度をしなくてはならないと思うと、ちとゾッとした。

一週間ちょい

留守中、この国では大変な自然災害に見舞われていたんだよ。と・・・
ひとりで過ごすときに怖かったもののひとつがこういうことだった。
が、ここはマンションだし管理も自治もちゃんとしているから、孤立することはないし大丈夫だと思っていた。
もうひとつは オバケ これはラジオと電気つけっぱなしで解消。
取り合えずひとり訓練ってことで・・・持ち出し袋も確認した。


ひとりの時に買うのより大きい方を・・・
何にしようかなぁ~
エキナカで調達

こう便利に暮らしちゃうと何かあった時にえらい目にあうかもしれないけれど、そんな時のために臨機応変って言葉があるわけで・・・

よく読む作家のエッセイに、髪ひっ詰めてお化粧しないで山奥での自給自足のような暮らしは自分には無理だ。
素敵なお洋服を着て、お芝居みられて、美味しいものが食べられて、みんなとわいわいができない暮らしは考えられないとかなんとか書いてあったっけ・・・
そこまでの暮らしをしちゃうと無理かもしれないね。お金もありそうだし・・・
羨ましいと言えば羨ましい
が、
住んでいる世界が違うからってことは、そこまでアホーじゃないと思うからわかっておりますつもりでおります。
お金 だよ!
と思わせるエッセイに、やっぱり お金 かぁー・・・と言ってみたりして




岡本太郎「鳥と太陽」
お写真どうぞコーナー・・・
クレパス画いいです。好き・・・
鴻池朋子さんのは 「Little Wild Thing」
ドーンッ!と大きな作品でした。

秋田県立近代美術館で個展が開かれるけれど・・・遠いっ!
「鴻池朋子 ハンターギャザラー」
9/15~11/25
ざっくりお名前見てから行ったのに・・・ざっくりだったから・・・
あ!
すごくいい場所に夫と仲良くしてくださっている先生の作品があって、絵も描くんだ~・・・
そりゃそうなんだろうけれど・・・絵ではない作品しか知らないから・・・

エレベーターホールにはクレパスが用意され塗り絵ができるコーナーがあリましたね。
ぎりっぎりで行けた・・・よかった。

