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小さなしあわせさがして…

ダ・ヴィンチ・コードを読んでみた

2006年03月28日 | 本と雑誌

以前から読みたかった、
ダ・ヴィンチ・コード」が文庫本になったので、さっそく買いました。

P3241759

昨年TVでも特集していたし、5月には「ルーヴル美術館展」、
11月には「ダ・ヴィンチの直筆ノート レスター手稿」も観に行ったし
映画を観る前に読んでおきたかったのです。

ストーリーはルーヴル美術館の館長が異様な死体で発見されます。
死体はダ・ヴィンチの素描「ウィトルウィウス的人体図」を模したかたちで
グランドギャラリーに横たわっていた。
そして、そこには数々の暗号が残されていた。
フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム…
象徴の群に紛れたメッセージを
大学教授のラングドンと暗号解読官のソフィが説き進みます。

キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を
塗り替えた世紀の問題作です。

この本の中に出てくる、「黄金比」ってご存知ですか?
黄金比、神聖なる比率
1.618 宇宙でもっと美しい数値。
植物や動物、人間にさえも基本的な構成に深く関わっていること。

世界中の、どのミツバチの巣を調べても、
雌の数を雄の数で割ると同じ値 黄金比になる。
渦状に並んだ松かさの鱗片、植物の茎に葉がつく配列、
昆虫の体の分節など。

人間では、頭のてっぺんから床までの長さと
おへそから床までの長さで割る。
肩先から指先の長さを、肘から指先までの長さで割る。
手の指、足の指、背骨の区切れ目など、全て黄金比。
1.618対1 神聖比率と呼ばれる由縁なのでしょう。

ダ・ヴィンチによる男性裸体図。
一度は観たことありますね、「ウィトルウィウス的人体図」
彼こそが、人体の形作る様々な部分の関係が
つねに黄金比を示すことを実証した人間。

読んでるだけで、ワクワクします。
映画は5月に世界同時公開。
トムハンクス、オドレイ・トトゥ、ジャンレノが出演。
楽しみですね。

☆ダ・ヴィンチ・コード  ダン・ブラウン著  角川文庫 上、中、下刊

コメント (20)
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