室生寺のあとは、談山神社の紅葉と
当初は計画していましたが、京都でも紅葉をみるので、
以前から、行ってみたかった、三輪にある、大神神社(おおみわ)神社へと
私の、健康と、入院中の友人の一日も早い回復を祈りに向かいました。
二の鳥居
ここに着いたのが、2時過ぎだったので
まずは、腹ごしらえということで、三輪といえばそうめん!です。
TVの、やりすぎコージ―でも、パワーフードと紹介されてました。
二の鳥居のすぐそばの、森正へ。
この立派な門は、近松門左衛門の冥途の飛脚で、忠兵衛と梅川が一泊した
三輪茶屋に登場する門です。
麻のれんも風情があっていいですね。
のれんをくぐると、こんな立派なお庭が見渡せます。
お店というか、半分庭のようなところに、木のテーブルがあり、
寒いので、火も焚かれています。
なんだか、時代劇に出てきそうな雰囲気です。
寒かったので、温かい「にうめん」800円を頂きました。
シンプルですが、そうめんも、腰があるし
お出汁も美味しくて、大満足。
からだも、すっかり温まり元気いっぱい!
大神神社 拝殿
三輪山を御神体として
大物主神をお祀りしています。
日本最古の神社です。
本殿 は設けず拝殿の奥に
ある三ツ鳥居を通し、
三輪山を拝するという神社です。
三輪山は、御神体そのものなので、禁足地であり、
山内の一木一草に至るまで、神宿るものとして、一切斧(おの)をいれていません。
このような鳥居は、初めてみました。
巳の神杉
御神木のようです。
根元に、蛇が住んでいたので、そうよばれ
蛇は、古来より三輪の神の化身としてされていました。
卵がお供えされてました。
拝殿に参拝のあとは、三ツ鳥居を探しましたが、見つかりません。
神社の方に伺ってみると、申し出くだされば
真正面からはご覧いただけませんが、横からは、拝見できますよと
教えて頂いたので、お願いして、参拝させて頂くことにしました。
神官の方に、お祓いして頂いてから、説明、ご案内いただきました。
御神体である三輪山と拝殿の間に佇む、三ツ鳥居。
初めて見るものでした。
とても、厳かな気持ちになりました。
撮影は禁止なので、どんなものかご覧になりたい方は
神社のHPに模型の写真(←クリック)が載っています。
三ツ鳥居をご参拝したあとは、境内の中にある、狭井神社へ。
久すり道
くすり道を歩いていきます。
日本の有名な製薬メーカー各社の協力のもと、造られた道です。
道の両側には、薬草が植えられています。
狭井神社
病気を鎮める神社として
古くから信仰されています。
薬井戸
ご神水がこんこんと湧いています。
この霊泉は、万病に効くと古くからいわれ
飲用のカップもずらっと並んでいて、誰でも飲むことができます。
まさにパワーウォーターです。
私も並々とそそぎ、飲み干しました。
禁足地である、三輪山ですが、申し込めば、
狭井神社からだけ、三輪山へ、参拝できます。
とは、言っても、いろいろ制約があるようです。
三輪山
この山が、御神体そのものです。
展望台から、大鳥居を眺めます。
知恵の神様の久延彦神社に立ち寄り
私たちは、知恵も大事だけれど
もっと大事なのは、こっちかも~
最後は、ぼけ封じ地蔵尊をお参りしました。
桜井線は、万葉まほろば線とも呼ばれ
こんな素敵な車両も走っています。
万葉の四季のラッピングだそうです。
大神神社で、たくさんのパワー頂いて、
帰りも、まほろば線に揺られて、奈良駅まで帰りました。
次回は、いよいよ京都入りです。