火曜日は、御茶ノ水の大学病院での、放射線治療のための検査でした。
丁度、会社も、上司の研修のためお休みになったので、ラッキー☆
お昼チョッと前に、検査も終わり、お腹も空いてきたので
先ずは、ランチ。
御茶ノ水から、淡路町方面にぶらぶらと…
ランチと言って、最初に思い浮かんだのは、
創業明治13年の老舗中の老舗。
3度目くらいの来店ですが、20年振りくらいかな
やぶそばといったら、
やはり、せいろうそば、700円
国産玄そばで打った、少し腰が強いそばと
辛めのそばつゆが、なんとも江戸らしい。
「せいろう~、いちま~い」「ありがとう存じます」と、
仲居さんたちの独特の、口上も老舗の雰囲気をかもしだしています。
会計は、帳場で支払いました。
ランチの後は、行きたいところがあって、小一時間ほど時間が早いので、
カフェで読書をしながら、待ちました。
なんだか、知らない街のカフェでひとり…
こんな時間もたまにはいいわん。
行きたかったところは
ニコライ堂
御茶ノ水のシンボルっていってもいいくらいですね。
聖橋もここに繋がっているということで
名付けられたとか…
東京復活大聖堂教会が正式名称。
ニコライ堂は、正教会で、
カトリックでも、プロテスタントでもありません。
ハリストス(キリスト)に始まる、初代教会の信仰を
正しくそのまま継承してきた、唯一の教会です。
曜日と時間の制約がありますが
ろうそく代300円を払うと、見学ができます。
詳しい説明もしてくださりました。
内部の撮影はできないのが残念ですが、とっても雰囲気があって素敵。
聖堂内は、美しいステンドグラス、
聖書の場面などが描かれたイコンが飾られています。
復活祭までの40日間は、キリストの苦しみをあらわすために
信者さんも黒の服を着られてます。
ニコライ堂の名前の由来は、
1891年に、ニコライ・カサートキンは、
函館の司祭として来日。
正教会の教えを、日本人に伝え、ニコライ堂を始め
聖堂を日本各地に建て、教えを広げました。
十字架に注目。
八端十字、ロシアンクロスです。
キリストが、処刑されるときに、
ゴルゴダの丘に背負って行った十字架がこの八端十字架と言われています。
ニコライ堂も、大好きな
ジョサイア・コンドル氏の設計なんです。
旧古河邸、旧岩崎邸、三井倶楽部に続き、4か所目の見学となりました。
鐘の音が、街に鳴り響きます。
心にも響きます。
心も洗われた時間でした。
2011年3月8日の出来事