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小さなしあわせさがして…

回廊が続く和モダンのお宿、修善寺温泉「湯回廊菊屋 」

2015年03月22日 | 伊豆旅行 
三島でお寿司を食べた一行は、伊豆箱根鉄道 駿豆線に乗って修善寺駅へと向かいます。
修善寺駅からは、修善寺温泉まで8分ほどバスを乗りますが
お姉さまたちが、セブンのコーヒーが飲みたいというので
私たち妹グループは、バスのお席を確保。
セブンのコーヒーは、一杯づつ豆から挽くので、4杯分は時間がかかりますよね。
バスの出発時刻ギリギリになっても、なかなか現れずドキドキしましたが
どうにか、バスに間に合いお待ちかねのお宿へ。



以前から、ずっと泊まってみたかったお宿が
この「湯回廊菊屋」。
以前オフ会で泊まった別所温泉の花屋も歴史あるお宿でしたが
湯回廊菊屋も創業380年というからなかなかの歴史のあるお宿です。
夏目漱石にも愛されたお宿としても知られています。



玄関から、桂川の上をまたぐような廊下を渡り
漱石の庵に通され、館内の説明や食事時間を決めました。
とにかくまだお腹が満腹状態なので、夕食は7時45分からに。

このアンティークな雰囲気の漱石の庵は、
24時間オープンでいつでも無料で飲み物が飲めます。
朝は牛乳、昼過ぎからは乳酸菌飲料、また水出しコーヒーにドリップコーヒーなど…
嬉しいサービスでしょ!



ここから回廊が続きます。
明治~大正~昭和~平成と時代ごとに表情の違う建築様式を回廊が繋いでいます。
まるで迷うのを愉しむかのように造られたかのような回廊に沿って
各お部屋が散りばめられています。



回廊の見えるテラスで記念撮影をしてお部屋へ。



ドアを開けると、和モダンのお部屋にこたつです。
今夜はまったりできそう!



これだけで終わりかと思ったら、障子を開けるとお庭に面した広い廊下が出現。



その先には、和室にロータイプのシモンズベッド。
いやはや、感激の4人はテンションが上がりっぱなし!
それに驚くことに、同じ部屋のタイプは他にはないということ。
全て違う作りなんですね。



食事をゆっくりにしたので、先ずは温泉。
こちらは露天風呂「朱雀の湯」。内風呂と露天ありますが
どちらも、清潔感が溢れていて気持ちがいいです。
お肌も締まりつやつやになります。



日も暮れてくると、回廊にも灯かりが燈り幻想的な雰囲気を醸し出します。

夕食は、月替わりの趣肴会席を食事処で頂きます。
少しづついろいろな種類が出てくるので
一部のみUPしますね。



先付・前菜のプレート。



季節のお造り、生わさびは自分で好きなだけ摩り下ろして。



桜鯛のテリーヌ、明太子ソース。



春大根のたまご蒸し、ふかひれのあんかけ。



桜プリンと名物黒米羊羹。



メニューはこちら

7時45分からの時間がよかったので、筍ごはん以外はほぼ完食。
気が付けば9時45分、なんと2時間かかりました(笑)

お部屋に帰る途中、貸切露天風呂を覗くと、
空きの札がかかっていたのでそのまま露天風呂へ。



貸切風呂は4か所ありますが、どこも予約なし無料で入れます。
空きの札がかかっていれば、鍵をかけて自由に入浴できます。
しかし、こちらの温泉は加水していないので、60度の源泉なんです。
奥にちゃんと温度をみて、熱ければお水のボタンを押すようにと書いてあるのに
誰も読んでなくて、熱い!寒い!ピリピリすると出たり入ったりの大騒ぎ!
多分お隣のお風呂の方、さぞかしうるさかったと思います。
でも、笑いが止まらないほどおかしな光景でした。



お腹いっぱい食べたはずなのに、夜も更けてくれば、なんだか小腹が空いてきます。
先日の出没!アド街ック天国でも紹介されましたが
10時から11時まで夜鳴きそばが、サービスで食べられます。
さっぱりとした醤油味のラーメン、4人で2つをシェアして食べました。
明日のチェックアウトは12時なのでのんびりとお喋りは続き、
修善寺の夜は更けていきます。

続く…
コメント (26)
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