ケンチャンから教わった、三日月町弦谷のカタクリ自生地を訪れた。土曜日に行く積りにしていたのだが、カタクリの開花には15度程度の気温が必要なこと、弦谷のカタクリの群生している斜面は東向きで午後には日陰になってしまうこと、そして土曜日は昼には雨が降り出すといった予報だったこと、などで今日に予定を変更したのだった。
日曜日、朝は曇天だったが、自宅を9時半に出て、高速を走り出す頃には晴れ間が広がってきた。佐用インターで高速を降り、国道を南下して三日月町に向かう。きっと、カタクリの生えている斜面を探すのに苦労をするだろう、そう考えて、早めに自宅を出たのだが、国道には「カタクリ自生地」だったか、旗が立っていて一目瞭然だった。道を曲がった突き当たりの民家の庭が仮の駐車場になっていた。車を停め、時計を見ると、自宅を出てから一時間と少ししか経っていなかった。
暖かい日だ。11時前だというのに気温はかなり上がっている。カタクリの斜面はすぐ側にあった。既に数人がカタクリの花を見上げている。
斜面にはケンチャンから教わったとおり、栗の木が数本あり、その下にカタクリの花は無数に咲いていた。盛りは過ぎているが、まだ、開いたばかりの花もある。
カタクリの花
楽しみにしていた白花のカタクリは気がついた限りでは3輪。2つは斜面のかなり上のほうで、僕のカメラでは十分にとらえる事はできなかった。
斜面には、カタクリだけではなくて、イチリンソウも咲いていた。イチリンソウの花は今年、初めてだ。
イチリンソウ
そして、よくよく観ると、目立たないアマナ。
アマナ
そして、さまざまな花たち
左:ヤマルリソウ
右:ヤマエンゴサク
ヤマエンゴサク
ジロボウエンゴサク
カテンソウ
夢中で写真を撮り、時計を見るとまだ、11時半。十分、楽しんだので、少し早いが昼飯を食べに行くことにした。
つづく