岡の向こうにある尼寺へ登る道の左側にイチリンソウが咲いている、とすれ違った人から教えて頂いた。イチリンソウは今年、何度か見ているし・・・とは思ったが、行ってみることにした。
しばらく歩き、前にヒロハノアマナを見た所を過ぎてゆくと右へ登る小道があった。イチリンソウはすぐ、見つかった。
イチリンソウ
ここのイチリンソウは裏のピンクがとても濃い。やっぱり、歩いて来てよかった。その小道の右側にはスミレが沢山咲いていた。
ヤマエンゴサク
そして、カンアオイの仲間が生えていた。午前中にギフチョウを見てきたので何となく気になって図鑑を見ると、サンヨウアオイというのに似ている。が、この仲間は同定が難しいらしいので?を付けておこう・・・。
サンヨウアオイ?
尼寺の敷地に入ってゆくと犬に吼えられてしまった。尼寺の裏にはミヤマカタバミ、エンレイソウなど、そして何故かコゴミが沢山生えていた。
左:ミヤマカタバミ
右:エンレイソウ
尼寺を出て、来た道を戻る。あのおばあさんの庭を通りかかると、お隣さんと世間話をしていた。その仲間に入って、30分程話をした。歳は僕の母とそれほど違わない。出身は福山というから、僕の母が住んでいるところと同じじゃないか・・・。
これは、バイモとのことだったが、50cmくらいの高さがある。先週みたバイモと雰囲気は似ているが、とんでもなくでかい。園芸種かなんかだろうとのこと(
後で図鑑を見ていると、これが本当のバイモで切花などに使われると書いてあった・・・)。
おばあさんの庭のカタクリは以前に、セツブンソウと交換に誰かから貰ったものだそうだ。
カタクリ
去年までセツブンソウの種子を採り、殖やしていたそうだ。セツブンソウの苗を見せて貰った。
手前が種子から芽を出したセツブンソウの苗。葉の形がまるっこい。奥が2年目でセツブンソウの葉の形に替わっている。3年目から花を付けるとのことだった。
セツブンソウの咲く斜面では、今度はラショウモンカズラの蕾が膨らみつつあった。これも大好きな花だ。また、こなければ・・・。
ラショウモンカズラ