ウラグロニガイグチ
先週、この山で見かけた不明のきのこ、Hygrophorus sp.としたが、H氏がサンプリングがしたいと連絡をくれた。こちらも是非来訪を、と返事をしたものの、あれから一滴の雨も降っていない・・・。案内するのも不安だが、山の様子も見にいけないサラリーマン。どんどんと日が過ぎ、当日はやってきた。
大雑把に9時過ぎ・・・というような約束をしておいた。普通はそれより遅くなると予測するところだが、きのこ人、ましてや決して若くない・・・。きっと予定より早く到着するに違いないと思っていたら、案の定だった。8時40分、到着の知らせで大慌てで外に出る。
池の脇に車を停め、歩いてゆく。いつもは余り注意を払わない池周囲を見て回る。湿り気のあるのはこの周囲に限られているのだ。
冒頭のイグチは、またまた、ことしの可笑しな気候を象徴しているのか・・・。近くに不明の白いシメジ属?のきのこが出ていた。シロシメジ類似?・・・以前に、一度に2種のシロシメジ類似種に出会ったことがあったが、そのどれとも明らかに違う。
??
その他、池周囲のコナラ主体の林にはcortinarius達が幾種か出ていた。その後、登り始めて例のHygrophorus sp.の場所に着いたが、跡形もなく、消え去っていた。見つかったのは・・・
シロカノシタ
シロマツタケモドキ
これなんか、結構珍しいと言われているものだが、この山ではこの時期、普通。
コウボウフデ
コウボウフデの壷、知ってる?
壷
ありふれたきのこも今年は貴重だ・・・
左:アミタケ
右:カバイロツルタケ
これは・・・
サザナミツバフウウセンタケでいい?
この時期、この山の定番。
キヒダフウセンタケ
途中で出会った人、何度かこの山で出会い、話したことのある山野草好きなおじさんが、このキノコを山ほど集めてきたのに遭遇した。食べられるかと聞かれたが、ダメと答えておいた・・・。
今年は山で出会う花が例年以上に綺麗に、魅力的に見える・・・。
センブリ
豪華さ、貴重さではムラサキセンブリ、繊細さではセンブリか・・・。どちらかというとセンブリの方が好みだな・・・。センブリの大きな株は見事だが、なかなか、ナイ。
アキノキリンソウ
シロヨメナ? イナカギク? また、調べなきゃ・・・