
今回の出張は大学との仕事の打ち合わせなのだが、実はその大学は親父が若い頃、所属していたところ。そんな訳で、子供の頃、横浜に住んでいた。幼い頃の思い出は・・・・、怖かったこと、驚いたこと、そんなことしか覚えていない。池に落ちて死にかけたこと、近くのいじめっ子に追いかけられたこと、どこかで人の手が落ちていたのを見たこと(これは、赤いゴム手袋が落ちていただけだったようなのだが・・・)。楽しかったことも沢山あっただろうに・・・そういう記憶はない。
仕事を終えて金沢八景の駅に戻ってきた。午後3時。これからすぐ戻っても、帰着は夜の8時を過ぎるだろう。急ぐ理由もなく、ぶらつく。駅の近くの神社、瀬戸神社と書いてあったような記憶。

何の実?書いてあったのだけれど、忘れた・・・


受験の季節だ。大変だな、若者達。家族も大変。みんな、頑張れ。
神社を出た。海辺に出たいと思った。

都会の中の海辺。釣り船とマンションと電車。田舎住まいの僕には想像できない組み合わせなんだ。

このまま、船に乗って釣りにでも行きたいところだな・・・・

いかした家があった。

やはり、この辺りは随分、暖かいのだろう。アロエが満開だ。海辺の家、こんなのもいいね。でも、今の僕は山も、川も海も身近に無ければ・・・・と思う。そんな理想的は場所はどこにあるのだろう・・・・
駅に戻る途中・・・・


梅
梅の花か・・・、もう、梅の花の時期が始まっているんだ。春・・・。近い。
新横浜に戻った頃、夕方になった。

夕焼けの富士山を撮ろうと、山側の窓際の指定席をとった。それで、乗車の時間が20分ほど遅れたのが、致命的。

どんどんと暗くなり・・・・、遠くに富士山が見えたころ・・・・

巧くいかないもんだ。おまけに写真を撮っているときに、検札が入り、チケットをすぐだそうと思ったが、出てこない。そうこうしているうちに富士山は通り過ぎていった・・・・。
結局、チケットは見つからず、係員は「また、来ますから・・・」といって、諦めて通り過ぎていった。
チケットは・・・・・、結局、座席の下に落ちていた。でも、見つかって良かった。