今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

今度こそ!! のはずが・・・・   2011.06.25(4).

2011-06-30 08:03:35 | Weblog


またかよ・・・・、の紫陽花。PCのデスクトップに飾っている。花も好きだが、あの匂い。キュウリのような匂い、あの匂いを嗅ぐと気持ちが・・・落ち着いてくるんだ。


 さておき・・・・・、ヤマドリタケモドキの幼菌を1本だけ見つけたのは2週間も前。それから雨も降ったし、勤め先の庭園ではいろいろなきのこが出始めた。今度こそ!!の勢いで、ヤマドリタケモドキに会いに出掛けた。


 その2週間前に出会った場所では・・・・・




ヤマドリタケモドキ     Boletus reticulatus Schaeff.


 少々、古めの2本だけ。。。一気に出るには雨が少なかったか・・・・・他には・・・




ガンタケ     Amanita rubescens Pers.


 これも、出始めてから雨が降らなかったせいで、傘が萎びてきている。




Russula sp.

 柄も薄っすらと色付いている。ドクベニタケでもなく、色あいからヤブレベニタケでもチシオハツでもなく・・・、いつもの通り、分からない。


 どうやら、今度こそ!!は空振りのようだ・・・・・


 





    

コオニイグチ     Strobilomyces seminudus Hongo

目立たないイグチ。よく見ると幾つも出ている。




刺されたら痛そうな毛虫。サルトリイバラの葉を食べていた。


 このスポットはダメのようだ。この状況ではどこも同じかもしれないが・・・・、久し振りにS公園に行ってみることにした。

 
 途中、自宅庭のホタルブクロの故郷を通る。最近、花の咲くところを見ていないので絶えてしまったのかと思ったら・・・・







ホタルブクロ

ちゃんと咲いていた。このところ、車道の脇の草刈の被害に会っていたのだが、やはり強い。


 そして、










甘い実。

 沢山採ろうと頑張ったが、熟し過ぎか指がベタベタになる。すぐに諦めた・・・・


 さて、久し振りの此処。。




今日は味玉も奮発して・・・・、やっぱり旨い。


 もう、きのこは諦めムードだが、ようやくS公園に到着した。


 人の気配もほとんど感じられない公園の中。きのこ好きな友人達にも会えるのではないかと思ったのに・・・。


 そして、きのこの気配も希薄だ。








    

Amanita sp.

 ツバが薄黄色で、目だったツボなし。何かどこかで見たようなAmanitaだが、思い当たるものなし。

 ミドリガンタケ(仮)Amanita rubescens var. annulosulphurea Gillet??と呼ばれているようだ。傘がオリーブ色がかり、絶妙な命名だ。去年もここで見たような記憶がある。




アカハテングタケ     Amanita longistriata S. Imai

この公園の常連。




コテングタケモドキ     Amanita pseudoporphyria Hongo

これも常連。




檻の中のキンチャヤマイグチ     キンチャヤマイグチ

常連だが、傘の径20cmほど。状態の良いキンチャだったけど、檻の中じゃね・・・・






    

ミズキ

 ようやく出会ったヤマドリタケモドキ。少々、乾き気味だ。




ヤマドリタケモドキ     Boletus reticulatus Schaeff.


 これで、諦めがついた。帰ろうか・・・・


 戻る途中に、またAmanita










Amanita sp.

これはさっき見かけたアマニタと同じなんだろうか?ツバの残り具合が違うが、全体に似ている印象。これも明瞭なツボは持たないが、柄の裂け目辺りに赤変性が見られる。ガンタケに近い?ヘビキノコモドキにも似ている。。。


これもミドリガンタケ(仮)のようだ。きのこには流行というものがあると、よく思う。今まで見たこともないようなきのこが現れて、やがて普通に見るきのこになる。不思議なものだ。そして、その流行も廃れることもあるのだろう。

 やっぱり、きのこは分からない・・・と思いながら車に戻り、帰路についた。
コメント (2)
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