カラカサタケ幼菌
車を停めて、荷物を持って出掛けようとしていると、川に下る斜面の上に、ひょこっと顔を出していた。
この姿を見て、フツーの人はきのこだと気が付くのだろうか・・・、高さが30cmを越えたり、傘の大きさが20cmを越えたりすること、想像はしないだろう・・・・
また、道を登ってゆく。途中で林の中に潜り込み、枝を避けながら進んでゆくと・・・・
小さい方は Mycesa sp.としか分からない。大きな方は何?ニンギョウタケかな・・・・
洞を除いて納得。
カノシタ
この辺りではカノシタはあまり見かけないし、あっても小さなものばかりなのだが、今年は10cmを越えるようなものが幾つか出ていた。
そして、先週は出ていなかったショウゲンジ、今日は幾つも見えている。
ショウゲンジ
今年のは大粒? この幼菌でも傘の径は5cmを越えている。
ショウゲンジは沢山出ていたが、大きめの蕾を3つ、4つ籠に放り込んだ。
そのショウゲンジに混じって・・・・
チャナバ
今になれば、明らかにショウゲンジと違うことが分かる。近々、H氏がここを訪れるだろう。チャナバを採集したいとのこと・・・・・。枯葉もどかさずにそのままにして、先を歩いた。
ほんの1週間の間に、いろいろなことがあったようだ。先週、沢山出始めていたサクラシメジは、相当大きくなっているはずだったが、姿、形見えず。誰かが、丁寧にとりまくっていったようだ。この山に人の気配を感じたことはあまり無かった・・・・
そして・・・・
フタイロシメジ老菌
フタイロシメジまでが出てしまっていた。
はぁ・・・、まずいな。。
ウラベニホテイシメジ
先週のホンシメジのようなきのこ、案の状、こいつだったようだ。
菌輪になって出ていた。天麩羅にすると旨いと友人が言っていたが、止めておこう。
後は、ちょっと記録。
cortinarius sp.
中型のフウセンタケで、傘表面は灰白色から薄紫色。ほかは見ての通り。
カキシメジの典型的な例。。。
カキシメジ
成菌になると、傘の周囲に独特の斑紋が現れる。ヒダに染み、そして分かりやすいのが、嫌な臭いなんだが、それを巧く伝えることができないな。まぁ、こんなきのこは、食べないこと。。結構、見た目がいいから、食べて痛い目に遭う人が結構いるらしい。
それにしても、今年はきのこはイマイチ。。。