今日もきのこ 観察日記

野山を散策したときに見かけたきのこ、草花、虫などを書きとめておきたい。いろいろ教えてください。

土砂降りの翌朝・・・続き  2011.10.15. (3).

2011-10-17 23:46:09 | Weblog

カラカサタケ幼菌


 車を停めて、荷物を持って出掛けようとしていると、川に下る斜面の上に、ひょこっと顔を出していた。


 この姿を見て、フツーの人はきのこだと気が付くのだろうか・・・、高さが30cmを越えたり、傘の大きさが20cmを越えたりすること、想像はしないだろう・・・・


 また、道を登ってゆく。途中で林の中に潜り込み、枝を避けながら進んでゆくと・・・・




小さい方は Mycesa sp.としか分からない。大きな方は何?ニンギョウタケかな・・・・


 洞を除いて納得。



カノシタ


 この辺りではカノシタはあまり見かけないし、あっても小さなものばかりなのだが、今年は10cmを越えるようなものが幾つか出ていた。


 そして、先週は出ていなかったショウゲンジ、今日は幾つも見えている。





    
ショウゲンジ

今年のは大粒? この幼菌でも傘の径は5cmを越えている。




ショウゲンジは沢山出ていたが、大きめの蕾を3つ、4つ籠に放り込んだ。


 そのショウゲンジに混じって・・・・



チャナバ

今になれば、明らかにショウゲンジと違うことが分かる。近々、H氏がここを訪れるだろう。チャナバを採集したいとのこと・・・・・。枯葉もどかさずにそのままにして、先を歩いた。


 ほんの1週間の間に、いろいろなことがあったようだ。先週、沢山出始めていたサクラシメジは、相当大きくなっているはずだったが、姿、形見えず。誰かが、丁寧にとりまくっていったようだ。この山に人の気配を感じたことはあまり無かった・・・・


 そして・・・・



フタイロシメジ老菌

フタイロシメジまでが出てしまっていた。


 はぁ・・・、まずいな。。



ウラベニホテイシメジ


 先週のホンシメジのようなきのこ、案の状、こいつだったようだ。




菌輪になって出ていた。天麩羅にすると旨いと友人が言っていたが、止めておこう。


 後は、ちょっと記録。






cortinarius sp.

中型のフウセンタケで、傘表面は灰白色から薄紫色。ほかは見ての通り。


 カキシメジの典型的な例。。。






カキシメジ


 成菌になると、傘の周囲に独特の斑紋が現れる。ヒダに染み、そして分かりやすいのが、嫌な臭いなんだが、それを巧く伝えることができないな。まぁ、こんなきのこは、食べないこと。。結構、見た目がいいから、食べて痛い目に遭う人が結構いるらしい。


 それにしても、今年はきのこはイマイチ。。。
コメント (8)
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