ウスキブナノミタケ
川沿いの道を奥に向かって歩いていった。道の左側には谷があり、川は近づいたり遠ざかったり。右側はというと、急な斜面が立ち上がり、一段上からは比較的なだらかな斜面が続いている。その斜面には樅の大木が多く、栃の木やらブナの木、杉も混じっている。
その右側の急な立ち上がりが切れた辺りから森の中に入って行く。以前に来たときも自然とこの辺りから、斜面を登っていったのだろう。何となく、薄っすらと記憶のある風景だ。
ウスタケ老菌
?
樅の大木の下に出ていた老菌を見て、はっきりと思い出した。
アカモミタケ
もう季節が遅いのか、アカモミタケはこれ一つだけだった。薄暗い斜面はまばらに生えた大木の他は苔に覆われている。
アカツムタケ?
樅林のホウキタケ
杉の切り株も苔に覆われて、そこから・・・・
スギヒラタケ
斜面を下り、道に戻るのだが、ただでは戻れない。最後に枯れ木にぶら下がり、崖を飛び降りた。
シラヤマギク?
ナラタケ
ナラタケは沢山出ていたが、写真だけ。
この渓谷は紅葉の名所なのだが、黄色や赤の葉で谷が飾られるのはまだ先のこと。今は訪れる人もなくひっそりとしている。
ちょっとだけ・・・・・
何の葉だろう・・・・、この木だけ、色づいていた。