モモイロルリオダマキ
昨日、雪彦山を歩いた疲れが残っている。山頂まで登った訳でもないのに筋肉痛もかなりだ。
最近、週末は低地をウロウロすることが多くて体が訛ってしまっている。日曜日だが何処かに行きたい気持ちはあるが、
体が言うことを聞かず、愚図愚図していた。庭は花盛りなのだが、そのうちまとめてアップしようと思いつつ、
なかなかできていない。
モモイロミヤマオダマキ
ヤマオダマキ
ヒメシャガ
ウツギの仲間も庭に幾つか植えてあるけれど、最初に咲いたのはヒメウツギ。
他には、ニシキウツギ、ニオイバイカ、ギンバイカ、西洋ウツギ2種はまだ蕾だ。
今年はモッコウバラは薄黄色が盛りになっているが、白花の方は遅れている。不思議。
コデマリ
背景に映っているのはオオデマリ。どっちも盛りで庭の中の小径は歩くスペースが狭まっている。
結局、家を出たのは11時ころ。行き先を決めずに家を出たが、途中で笠形山に行くことにした。麓の辺りを散策する積りだった。
途中のコンビニで弁当でも食べようかと思っていたが、前日も同じだったし蕎麦屋を探すことにした。走っていると蕎麦屋の看板が
あり、連れ合いは前に来たことがあるかもしれないと曖昧なことを言っていた。
道しるべに沿って走ると住宅街の端の小川の脇に蕎麦屋はあった。到着したのは12時少し前。一組、夫婦が順番を待っていたので、
ひと声かけてからそのまま店の周囲で時間を潰した。店は大きいのだが、和室の中に大きな机が二つと二人用の机が二つだけ。
すぐに順番が来ると思っていたのだが、机に座ることができたのは30分後だった。
店の中では流れている時間が違う。座っている人達ものんびりと話をしたり、子供と遊んでいたり。郷に入っては郷に従えということ。
30分くらいして漸く注文した蕎麦が運ばれてきた。
蕎麦は冷たくて美味しかった。でも、香りは控えめ。出汁はあまり効いていない。好みの分かれるところかもしれない。
結局、食事を終えて車に乗ったのは午後2時過ぎだった。それから山に行こうと思ったが途中に近くを通った時に寄る焼き鳥屋が
近いことに気が付いた。ちょっと遠回りをして店に着いたが・・・・、閉まっていた。どうも今日は思い通りに事が進まない。
山の登山口に着いて、中腹辺りで蘭でも探してみようかと思っていたのだが、どうも季節がまだ随分早い。
それならばと登山口の近くにある古い寺の周りを散策しようと車を走らせた。
が・・・・、寺がない?あ、そうか。登山口が違うんだ。その寺は山の反対側の登山口の近くになるんだった。愕然。
今日は何をやってもダメな日。その寺に着いたのは午後3時20分。そんな遠いところじゃないのにな。
古い石の鳥居の前に立った。石畳の道の先に神社が見えているが、まず参道の脇を通り神社の裏の川沿いの道を歩いた。
ミヤマハコベ
ムサシアブミ
川の脇の湿地にはクリンソウが蕾を付けていた。
クリンソウ
前日の山でも見たのだが、この神社の中にもコミヤマスミレが沢山咲いていた。
コミヤマスミレ
確か、川沿いにエビネが沢山植わっていたはずなのだが・・・・。特徴的な葉が見つからない。探していると蕾発見。
ここのエビネは越冬の葉は取ってしまうようだ。何年か前にこの神社の野草園で盗難があって、貴重が植物が根こそぎ盗まれた。
その対策なのだろう、多分。
石垣に張り付いていたスミレ。ツルタチツボスミレかと思ったが葉が違うようだ。タチツボスミレでもなさそう。
オオタチツボスミレに一番近いようだと思う。
距の先が白い。
チャルメルソウ
神社の中に入った。
裏庭の様子。
一面のコミヤマスミレ
ウバユリが沢山芽を出していた。
秋の紅葉の時期も綺麗そうだ。楓の木が幾つか植わっている。
石畳の前に立って写真を写してから前に進む。
途中で振り返って、神社を見渡す。薄暗い杉の林の高いところからキツツキのカンカンという木をつつく音が響いていた。