キヒダタケ
京都御苑に朝から向かったのには訳があった。随分前に幼菌の会のきのこ図鑑を入手した時、巻末に京都御苑のきのこのことが紹介されていて、当時見たことのなかったチャタマゴタケや行方不明のミヤコホウライタケにどうしても会いたくなったことがあったっけ。それで京都での仕事のついでに散策したことがあった。
御苑といってもとても広く、どの辺に出ているのかも検討がつかなかったけれど、生まれついての勘の良さなのかあっさりと出会うことが出来てしまった。今回は時期も良さそうなので、久し振りにチャタマゴタケに会いたくなって来てしまったのだ。腰のことを思えば、チェックアウトぎりぎりまでホテルで大人しくしているべきだったのかもしれないのだが、歩くことは苦痛ではなかったのだ。
さて、幼稚園の団体さんの後から御苑に入る。丸太町の駅から御苑に入ったことがなくて、チャタマゴタケの出る場所まで相当に歩かなければならないはず。9時を過ぎたところだが、蒸し暑くて汗が早々に流れ落ち始めた。PCの入った重いバッグを持ちながら、ホテルから拝借してきたハンドタオルで汗を拭き拭き、草原を歩き回った。最初のきのこはキヒダタケ。久し振り・・・・
御苑の中はきのこだらけで、これからは写真を並べるだけにしようかな・・・・
アンズタケ
色がくすんでいているタイプ。
ツルタケダマシ?
先に御苑に入った子供たちが広い道を横切って行く。
ツルタケ
アンズタケ
これは純正?
どうもチャタマゴタケを探して歩いているので、似たきのこの写真ばかり写している・・・・
コウジタケ
カワリハツ
アカカバイロタケ
ナラタケモドキ
これは?
柄の網目模様がはっきりしないけれど・・・・、匂いを嗅ぐと間違いない。ヤマドリタケモドキだ。
キヒダタケ
ナラタケモドキ
そして、今回の最後のきのこ。
シロツルタケ
汗は背中を流れているのが判る程。ペットボトルのお茶を1本飲んでしまった。木陰のベンチでPCを取りだしメールのチェックをした。30分ほどメールのやりとりをしていたが、気が付くと腰に痛みを感じないのだ。
結局、チャタマゴタケの出ていた場所に辿り着いたが、目的のきのこには出会えず。どちらかというと少し早かったのかな。残念だが、少し早いけれど京都国際会館に向かうことにした。