福山には2泊したが、初日は母と姉と3人でいつもの店に行き食事。2日目は気になっていた母の日に贈った紫陽花、水色の万華鏡の大きな鉢への植え替えをした。そのために自宅から鉢と腐葉土、鹿沼土を運んできたのだ。そして、ついでに桃色の万華鏡と水色のコンペイトウもそれぞれ、大きな鉢へ植え替えた。
それと、父が亡くなった時に飾った白い胡蝶蘭2鉢が元気がなくなっていたのが気になっていたので、これも用意した新しい鉢に植え替えた。一鉢に3株ずつ植えてあったのだが、全部、抜き取りミズゴケを除いてから痛んだ根を切り取り、洋ラン用の発酵バークだけを使って3鉢に植え替えた。そんなことをしていて何処にも行かずに過ごした。
最終の日は帰り道にどこかに寄ってから帰ろうと早めに福山の家を出た。高速を走らず北房辺りまで走って気の向いたところで車を停めて歩こうと思っていたが、そのまま中国道に出てしまったので、岡山森林公園を歩くことにした。公園へ登る道でカワラナデシコが咲いていた。そして、公園手前の渓流の脇の林を歩くと・・・・
シャクジョウソウ
ここで見るのは初めてだな。
公園入口に到着したのは2時頃。遅くなってしまった。いつもように中央の道を通り中に入って行く。
ヤマジノホトトギス
コバノギボウシ?
カラマツ園地の中のギボウシはまだつぼみでほとんど咲いていなかった。日当たりの良い湿地ではヌマトラノオなどが沢山咲いていた。
ヌマトラノオ
一緒に咲いているギボウシも何故か白い花だ。
途中で右に折れて沢沿いの道を歩いて標高1000mほどの尾根を目指して歩いて行く。曇っていて涼しいのだが、きのこも花もほとんど姿が見えなくて寂しい。
ヤマジノホトトギス
ヤマアジサイ
ヤマアジサイは沢山咲いているのだが、盛りを過ぎていて水色が綺麗な花はほとんど残っていなかった。
傾斜がきつくなってきてからもきのこの姿はほとんどなく・・・・
ナガエノチャワンタケ、ユキザサの実
ユキザサ
ツクバネソウ
しばらく山道を登り、奥ブナの平ら手前で・・・・
タケリタケ
これは元の姿はガンタケだろうか?アマニタの仲間であったことは間違いないだろう。
尾根に続く道の上にナツツバキの花が沢山落ちていた。木の背が高いので咲いている姿は見えないのだが、花が落ちている場所はそこら中にあったから、ナツツバキの木の多い山なのだろう。
タマゴテングタケモドキ
ツルタケ
ナガエノチャワンタケ
尾根が近づくと根曲竹の林が道の両側に広がり、日陰にはヤマアジサイが咲き残っていた。やがて県境の尾根道に出て、ぶらぶらと歩いて行った。
オオナルコユリ?
尾根道には何故か、ヨツバヒヨドリが沢山咲いているのだが、蝶の姿が少ないのが寂しいものだ。
つづく。