毎年、ケスハマソウを見た後は山を下りて梅林に寄る。今日はちょっと早めに来たから、梅林で昼飯を食べようとおにぎりを買って来ていた。
梅林に着いて、紅梅の写真を少し撮ってから、梅林を見渡せる場所に立って構図を考えているところに、カメラを持った女性が登ってきた。登山用のパンツにウィンドブレーカー、ザックを背負い前側にカメラ用のバックを下げている。僕が使っているのと同じ奴だ。
明らかに同類の匂い。「ここ、良い景色ですね。」と言いながら写真を撮り始めた。あ~あ、前で撮ったら僕が撮れない・・・・。まあ、いいや。今日は特に急いでいないから。
何がきっかけだったのか覚えていないが、この梅の木の下にハルシメジというきのこが出ると話したからだったかもしれない。その女性は丹生山系できのこを採り、山野草も趣味にしているらしい。驚くほど山野草に詳しく、珍しい花の自生地も知っていて驚いてしまった。僕のブログもご存知だったようで、「そういえば、キバナサバノオの写真をアップしてましたね」とか。結局、一時間くらい長話をしてしまった。
その女性もブログを書いているらしく、今はそのブログの見当もついている。また、何処かでお会いしましょうと言って別れ・・・
撮った。
梅の開花は決して遅れてはいないと思うのだが、今年の早春の花の開花は去年より1週間は遅いという印象だ。ケスハマソウも節分草も遅めだ。
さて、帰ろう。