オオニワゼキショウ
帰り道、途中にある小さな湿地に寄った。この時期にはヤマトキソウが咲いている筈なのだ。普通は湿地には朱鷺草が、比較的乾燥した場所に
ヤマトキソウが咲くと思われている。
ヤマトキソウの咲く場所は大体分かっているので、長靴に履き替えて池の土手を越える。田植え前なので池の水は少なくて池の岸は乾いている。
草原にはウツボグサが咲き始めていて、ちょっと青味の強いオオニワゼキショウがパラパラと咲いていた。
カキランのつぼみ
来週には咲くだろう・・・・
さて、ヤマトキソウは咲いているだろうか・・・・、いつも咲いている場所に歩いて行くと、何と遠くからもう、咲いているのが分かってしまった。
いつもは何処かに咲いていないか、苦労して探していたのだが、こんなことは初めてだ。
周囲の草が育っていない? ヤマトキソウが一ヶ所に集中して咲いていた?
ヤマトキソウ
花の長さは1cmくらいかな。
朱鷺草と比べると、小さくて目立たないけれど貴重な花。
ここでは湿地の中の盛り上がって乾きやすい場所に咲いている。いつもは乾いた場所の中で水が沁み出しているような場所の周囲で見ている。
考えてみれば同じような環境だとも思える。
タツナミソウの仲間