山寺で見つけておいたものはどうやら、ハンショウヅルとして良いようだ。となると、もう一箇所で見つけたハンショウヅルのような
蔓が気になった。日曜日、快晴の天気で家に居るのも勿体ないので見に行くことにした。どの道を走っても1時間以上かかるだろう。
こういう、ピンポイントで遠くまで走るとロクなことがない場合が多い。
案の定、何とかひと月前に見つけた場所には来れたのだが、蔓に付いていたのは干からびた花の痕。どこかに一輪だけでも残っていないかと思って探す。
この日は快晴だが、風がとても強くて・・・・、今朝の風で散ったのだろうか・・・・
ようやく見つけた残り花は風で花弁が一枚、ぶっ飛んでいた。でも、何とか確認。ツートンカラーのハンショウヅル。
となると、もうすることがない。そのまま道を歩いて脇に生えているものを見て歩く。
金銀花
要するにスイカズラ
卯の花
ウツギ
ホタルブクロ
快晴
風は強いけれど、湿度が低いのだろうか、とても爽やかに感じる。
雲南黄梅?
少し花は小さいような気がするし、花の時期も遅い・・・・
帰り道は、来た道を戻って途中で見掛けたハンカイソウらしき花を確認して帰ろうかとも思ったけれど、また峠まで登って景色を楽しむことにした。
30分ほどで孝行の森近くの峠に着いて、林道を歩いた。また、今度も林道の行き止まりまで歩く積り・・・・
自宅はこっちの方角なんだけどな・・・・、と思って眺めていると見覚えのある場所を見つけた。手前の山の少し、左に低い山が二つ。
三木市の左から、雄岡山と雌岡山だ。そして、雌岡山の少し右には明石大橋が見えていた。
それからまたしばらく林道を進む。
林道の下の斜面から、ガサガサと音が聞こえてくる。何か動物が斜面を登って来ているようだ。熊じゃないだろうな・・・・
身を隠しながら下を覗いていると・・・・
鹿だった
ギョッとして振り返って、しばらくじっとこっちを見ていたが森に戻って行った。そして、仲間に危険を知らせるためにするどく鳴きながら下っていく。
またしばらく林道を進むと道は山を回り込んで、瀬戸内海方面が見えなくなった。話によると千が峰からは天気が良ければ、遠く、
白山も見えるのだとか。
見えるとしたら、この写真の何処かに写っているはずだけど・・・・、白い雲と白い山は見分けがつかない。
帰路のパノラマ・・・・
これで、林道の180度分の風景。
今回も林道の終点までは歩けなかった。でも、2kmくらいは歩いたはず。一体どこまで続いているのか・・・・
戻る道からの千が峰山頂