【5/5 三日目】下田代キャンプ場6:30⇒山ノ鼻9:00⇒鳩待峠10:50(休憩含む)
⇒戸倉バス停⇒老神温泉⇒JR沼田駅⇒高崎⇒新宿
朝3:00頃、鳥の声で目を覚ます。
「キュー、キュキュキュキューーーーーー」
とかなり大きな声で長く鳴く鳥。見上げてみるとスズメほど小さい。
何の鳥だったのかな・・・?
不思議と5:00過ぎたら声も姿も見かけなくなりました。
そんな素敵な朝を迎えられるのが森の魅力の一つですね。
残念ながら今日は天気があんまり・・・な予感。
燧ケ岳の向こうに昇る朝日を待ってみたがダメだった。
大清水まで行って帰ろうかとも思いましたが、そこまで約6時間。
さすがに3日目で疲れもたまっていたので無理せず鳩待峠へ戻ることに決定。
昨日、山ノ鼻からこちらへ来るとき、尾瀬ヶ原が部分的にかなり水没していたので危険、
とのダンナの意見で、気温が高くなる前に出発することにしました。
小屋の側に「フキノトウ」たちが顔を出しています。
美味しそうなんだけど・・写真だけ撮って6:30、テント場出発です。
後ろを振り返ると、燧ケ岳頂上付近ガスの中。
昨日、晴れていてくれたことに感謝です。
昨日まで結構暑かったけど、日が出ないとやっぱり肌寒い尾瀬。
スキーで移動する団体さん。
途中で昨日山頂下で出会った元気な女子三人組に遭遇。
今朝も朝から元気です♪
水没した木道、今日は時間が早いけど昨日の天気で更に悪化?
どうしても足首辺りまで水の中に埋もれてしまいます。
ここは長靴が一番いいかもしれない、長靴の方も何人もいらっしゃいました。
さっきまで普通に歩いていた人が、一瞬にしてカラダ半分まで沈んでしまう光景を二回目撃!
コントのようですが、やっぱり踏み抜きは痛そうデス・・・
天気はイマイチだけど、日に日に景色は変わっているようです。
行きは少なかった赤渋(あかしぼ)が出現しているところも。
雪の下ので待っている湿原が、もうじき現れるのですね。
ゆっくりおそるおそる歩き、当たりを引かないまま、山ノ鼻に戻ってこれました。
山ノ鼻の小屋の手前に咲く「ミズバショウ」
昨日より大きくなったみたいです。
山ノ鼻で休憩。テントは10張りほどに減っていました。
ここから「鳩待峠」まで戻ります。
川上川を渡り、以前9月に見た風景とは全く違う(葉がないから)風景の中、
人だかりを見つけます。
テンマ沢あたりのミズバショウ、こんな身近に咲いていたとは!
しかも尾瀬ヶ原のより大きくてキレイ。
右手に至仏山を見ながら結構汗かいて上り、あと少し。
おとといは、ここを歩いてきたんだっけ~。
木道はまだところどころしか出ていないので、結構歩きにくいです。
足を滑らすと、沢まで滑りそうな場所も2箇所ほど。
でも上の方に近づくにつれ、スニーカーやら軽装の観光客らしき人がちらほら。
後で着いた鳩待峠の駐車場でも「木道をちょっと歩きたいだけなんですけど」
と係員に詰め寄る軽装・サンダルの方達・・・
もう少し、調べてから来るのが常識でしょう?と思う私。
「木道はこの時期、雪の下なんですよ・・・」説明する係の方も大変そうです。
一日何回も説明するんだろうなぁ・・
山ノ鼻から1時間30分、やっと到着!ちかれた~。
楽しかった山歩きも終ってしまった!!
達成感もあるけど、やっぱり寂しいな・・・とりあえず「花豆ジェラード」
で乾杯です。
戸倉まで行き、今回は戸倉以外の温泉に行きたいけど・・・と入浴場所を悩み、
候補に挙げておいた(鳩待峠に割引券あり)所へ行ってみることに・・・
バス停で
「老神温泉バス停に停まるバスは次何時ですか?」と尋ねると、
「あと5分で出発します、そのバスですよ」とのことで慌てて飛び乗る。
温泉まで行くバスは1日8本しかないのでラッキー★
戸倉バス停から45分ほどで「老神温泉バス停」に到着、下車。
12,3人ほどの乗客でしたが、私たち以外は誰も降りない。
目指す日帰り入浴施設「湯元 華亭」までは急坂の下り。
橋を渡って・・・15分ほど歩いて到着。
でもこの渓谷の新緑がめっちゃキレイでした。
ここは大変混んでいましたが、自然に包まれた露天風呂がとてもいい感じ。
泉質も天然の湯花が浮くいいお湯でした。
ここで旅の終わりにビールと昼食。
舞茸天ぷら蕎麦・・・去年も食べたかも・・・
老神温泉は国道?よりずいぶん下がったところにあるバス停。
温泉まで来るバスがない場合は、もっと上の国道沿いのバス停まで行かないとダメなのです。
飲んじゃったらバス停までえっちらおっちら登っていくのが嫌になり、フロントの方に
「こんな近距離、タクシーなんて無理ですよね」
と聞くと、バスの時間を一生懸命調べてくれたり、タクシーも呼べるけど、GWだからすぐ来ないかも・・・
雨も降ってきているし・・・と心配してくれて・・・
結果「私が上まで送りますっ!」とこの日、埼玉から応援に駆けつけていたスタッフの方が
なんとバス停まで車で送ってくれました!
なんて親切な!徒歩2kmのところ車なら5分(笑)ありがたい~。
バスに乗り若干の渋滞にはまりながらも沼田駅の接続に間に合い、
オマケに連休とかしか走っていない「EL&SL奥利根号」の停車にも偶然遭遇し、
すべてがまるで仕組まれていたかのようなドンピシャでGOODな山旅が、
2山登るゾ!という目標もクリアでき、無事終ったのでした。
あーーー、もう最高に楽しかったよぉ~
楽しすぎて・・・抜け殻です
・・・でも頑張りすぎた代償が待っていようとは・・
この時は全く思ってもいませんでした。
おしまい。
---------------------------------------------------
★尾瀬といえどもこの時期、天候が悪化すれば遭難者も出る山です。
お出かけの際は私のレポを鵜呑みにせず計画してください。
★今回の旅の参考にさせて頂きました「気楽に山歩き」さん。
ありがとうございました!
一日目・至仏山編へ 二日目・燧ケ岳編へ
⇒戸倉バス停⇒老神温泉⇒JR沼田駅⇒高崎⇒新宿
朝3:00頃、鳥の声で目を覚ます。
「キュー、キュキュキュキューーーーーー」
とかなり大きな声で長く鳴く鳥。見上げてみるとスズメほど小さい。
何の鳥だったのかな・・・?
不思議と5:00過ぎたら声も姿も見かけなくなりました。
そんな素敵な朝を迎えられるのが森の魅力の一つですね。
残念ながら今日は天気があんまり・・・な予感。
燧ケ岳の向こうに昇る朝日を待ってみたがダメだった。
大清水まで行って帰ろうかとも思いましたが、そこまで約6時間。
さすがに3日目で疲れもたまっていたので無理せず鳩待峠へ戻ることに決定。
昨日、山ノ鼻からこちらへ来るとき、尾瀬ヶ原が部分的にかなり水没していたので危険、
とのダンナの意見で、気温が高くなる前に出発することにしました。
小屋の側に「フキノトウ」たちが顔を出しています。
美味しそうなんだけど・・写真だけ撮って6:30、テント場出発です。
後ろを振り返ると、燧ケ岳頂上付近ガスの中。
昨日、晴れていてくれたことに感謝です。
昨日まで結構暑かったけど、日が出ないとやっぱり肌寒い尾瀬。
スキーで移動する団体さん。
途中で昨日山頂下で出会った元気な女子三人組に遭遇。
今朝も朝から元気です♪
水没した木道、今日は時間が早いけど昨日の天気で更に悪化?
どうしても足首辺りまで水の中に埋もれてしまいます。
ここは長靴が一番いいかもしれない、長靴の方も何人もいらっしゃいました。
さっきまで普通に歩いていた人が、一瞬にしてカラダ半分まで沈んでしまう光景を二回目撃!
コントのようですが、やっぱり踏み抜きは痛そうデス・・・
天気はイマイチだけど、日に日に景色は変わっているようです。
行きは少なかった赤渋(あかしぼ)が出現しているところも。
雪の下ので待っている湿原が、もうじき現れるのですね。
ゆっくりおそるおそる歩き、当たりを引かないまま、山ノ鼻に戻ってこれました。
山ノ鼻の小屋の手前に咲く「ミズバショウ」
昨日より大きくなったみたいです。
山ノ鼻で休憩。テントは10張りほどに減っていました。
ここから「鳩待峠」まで戻ります。
川上川を渡り、以前9月に見た風景とは全く違う(葉がないから)風景の中、
人だかりを見つけます。
テンマ沢あたりのミズバショウ、こんな身近に咲いていたとは!
しかも尾瀬ヶ原のより大きくてキレイ。
右手に至仏山を見ながら結構汗かいて上り、あと少し。
おとといは、ここを歩いてきたんだっけ~。
木道はまだところどころしか出ていないので、結構歩きにくいです。
足を滑らすと、沢まで滑りそうな場所も2箇所ほど。
でも上の方に近づくにつれ、スニーカーやら軽装の観光客らしき人がちらほら。
後で着いた鳩待峠の駐車場でも「木道をちょっと歩きたいだけなんですけど」
と係員に詰め寄る軽装・サンダルの方達・・・
もう少し、調べてから来るのが常識でしょう?と思う私。
「木道はこの時期、雪の下なんですよ・・・」説明する係の方も大変そうです。
一日何回も説明するんだろうなぁ・・
山ノ鼻から1時間30分、やっと到着!ちかれた~。
楽しかった山歩きも終ってしまった!!
達成感もあるけど、やっぱり寂しいな・・・とりあえず「花豆ジェラード」
で乾杯です。
戸倉まで行き、今回は戸倉以外の温泉に行きたいけど・・・と入浴場所を悩み、
候補に挙げておいた(鳩待峠に割引券あり)所へ行ってみることに・・・
バス停で
「老神温泉バス停に停まるバスは次何時ですか?」と尋ねると、
「あと5分で出発します、そのバスですよ」とのことで慌てて飛び乗る。
温泉まで行くバスは1日8本しかないのでラッキー★
戸倉バス停から45分ほどで「老神温泉バス停」に到着、下車。
12,3人ほどの乗客でしたが、私たち以外は誰も降りない。
目指す日帰り入浴施設「湯元 華亭」までは急坂の下り。
橋を渡って・・・15分ほど歩いて到着。
でもこの渓谷の新緑がめっちゃキレイでした。
ここは大変混んでいましたが、自然に包まれた露天風呂がとてもいい感じ。
泉質も天然の湯花が浮くいいお湯でした。
ここで旅の終わりにビールと昼食。
舞茸天ぷら蕎麦・・・去年も食べたかも・・・
老神温泉は国道?よりずいぶん下がったところにあるバス停。
温泉まで来るバスがない場合は、もっと上の国道沿いのバス停まで行かないとダメなのです。
飲んじゃったらバス停までえっちらおっちら登っていくのが嫌になり、フロントの方に
「こんな近距離、タクシーなんて無理ですよね」
と聞くと、バスの時間を一生懸命調べてくれたり、タクシーも呼べるけど、GWだからすぐ来ないかも・・・
雨も降ってきているし・・・と心配してくれて・・・
結果「私が上まで送りますっ!」とこの日、埼玉から応援に駆けつけていたスタッフの方が
なんとバス停まで車で送ってくれました!
なんて親切な!徒歩2kmのところ車なら5分(笑)ありがたい~。
バスに乗り若干の渋滞にはまりながらも沼田駅の接続に間に合い、
オマケに連休とかしか走っていない「EL&SL奥利根号」の停車にも偶然遭遇し、
すべてがまるで仕組まれていたかのようなドンピシャでGOODな山旅が、
2山登るゾ!という目標もクリアでき、無事終ったのでした。
あーーー、もう最高に楽しかったよぉ~
楽しすぎて・・・抜け殻です
・・・でも頑張りすぎた代償が待っていようとは・・
この時は全く思ってもいませんでした。
おしまい。
---------------------------------------------------
★尾瀬といえどもこの時期、天候が悪化すれば遭難者も出る山です。
お出かけの際は私のレポを鵜呑みにせず計画してください。
★今回の旅の参考にさせて頂きました「気楽に山歩き」さん。
ありがとうございました!
一日目・至仏山編へ 二日目・燧ケ岳編へ