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2015年4月27日(月) [大阪の山レビュー] 道標皆無の牛ノ子山、滝王山から、おなじみ三草山へ

2015年04月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
三草山山頂からの大展望


■今回のコース
長谷→垂水公民館(神宮神社)→垂水の大日堂→向山→牛ノ子山→宮峠→滝王山→
才ノ神峠→三草山→長谷→森上バス停


快晴!!
今日は北摂の牛ノ子山、滝王山、三草山を一巡する。



長谷から見る三草山は、お椀を伏せたような、里山らしいカタチで好きだ。

今日のコースは才ノ神峠までは標識が皆無で、テープも曖昧でおぼつかない。
なのに里山特有の分岐がやたら多い。
間違えずに歩くのは至難の業。ある意味、難コースだ。

垂水公民館の脇を通り、垂水の大日堂から溜池の横を抜けて樹林帯に入る。
最初の分岐を右へ進むと、尾根の鞍部に出る。



左に寄り道してみる。栗園を経て、笹薮を分けると向山(335.0m)の三角点が
樹林の中にひっそりと佇んでいる。

元に戻り、尾根の南側直下を行く。
ツツジのトンネルをくぐりながらの雑木林の道は新緑が心地よい。
ただ、季節柄クモの巣が多く、払うのに大変だ。



金井ダムからの林道と合流して右にカーブすると、すぐに林道は終点になる。
ここは牛ノ子山への分岐。
右の踏み跡をたどると、倒木などでかなり荒れてはいるが
牛ノ子山(450.7m)のピークに出られた。



ここも三角点はあるものの、眺めは得られない。
いわゆる“干支の山”なので、丑年以外は登山者は激減するのだろう。

林道終点に戻る。
左手に明瞭な踏み跡があるが、ここは少し上でルートが消滅する。
つい迷ってしまった(笑)。

林道終点から西へ、坂を下る。
ほんの少し進んだところでV字に分岐する。右は中山峠への道。
ここを左にとるのが正解。
ほどなく左からの小さい涸れ沢の手前で、左の薄い踏み跡の道に入る。
これも紛らわしい。

すぐ尾根に出て、稜線を右に進む。
道なりに行けば宮峠に着くが、標識はない。



峠は直進し、少し上るとV字の分岐がある。



左の、ちょっとえぐれた感じの道を上がっていく。

実はここでも失敗してしまい、右のトラバース道を行ってみた。
滝王山ピークの真西あたりで直登しそうな踏み跡は消滅する。

正しいルートは、507.3m三角点(点名「長谷」)を経て、尾根をどんどん
登り続ける。



やがて岩がゴロゴロと現れると、滝王山山頂の祠に着く。
10年ぶりに訪れた滝王山も眺めはゼロだ。

踏み跡程度の尾根を南東に下りて、最後は90度右折して尾根を外れ、
笹薮を分けながら明るく開けた雑木林を抜けると林道に合流する。

右に椎茸の栽培地を見ながら進み、林道の分岐は右へ。



次の分岐を直進すると、才ノ神峠に着く。

それにしても林道が錯綜しており、これは逆コースをたどると
絶対に迷うだろうな。

才ノ神峠は、8本の道が集まる由緒ある峠だ。
そのうちの1本は木製階段が続いておるが、これが三草山への道だ。



暑い中、幾つか枝道も歩いてきたので、三草山への最後の登りは
足が重く感じた。



広い三草山山頂からの眺めは素晴らしい。北摂の周りの主だった山が
殆ど見渡せる。
ただ、山頂部のソメイヨシノは最近、木勢が衰えてしまっていて残念だ。



ヤマザクラが一本、まだ花をつけていた。
後に見えるポコッとした山は三蔵山。右奥のポコポコッとしたのは羽束山。



ゼフィルスの森に下りる途中、若葉の勢いが印象的なホオの木を見つけた。
思わず「ほぉーっ」。

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