Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年7月17日(日) [台高]マブシ嶺へ、美しい樹林帯を歩く!

2022年07月18日 | 山登りの記録
■メイン写真
マブシ嶺直下のシロヤシオ群落。もう紅葉が始まっている。


■今回のコース
大台ヶ原駐車場→尾鷲辻→堂倉山→白サコ→地倉山→マブシ嶺→(往路を戻る)→大台ヶ原駐車場


大台ヶ原から南へ続く尾鷲道。かつて上北山村の人々が尾鷲からサンマなど海産物を
担ぎ歩いた交易の道のひとつだ。その土地夕のピークがマブシ嶺。
近年「マ」と「コ」の誤読からか、コブシ峰と呼ばれた時期もあったが、
最近はまた元々のマブシ嶺に戻ってきたようだ。

大台ヶ原駐車は3連休中とあって満車。ドライブウェイに路肩駐車するのは避けたかった
ので、駐車場をぐるっと2週目しかけたら、物産店から出てくる岳友Y氏と目が合った。
じつに久しぶりの再会で感動したのだが、ここは厚かましく、彼が駐車していたところを
空けて頂いた。せっかく会ったのに、こんなことでごめんね。
ちなみに彼は3時から行動してもう下山するという。さすがだ。



中道で、まず尾鷲辻へ。あずま屋で休憩してから、尾鷲道に入る。
二次林の綺麗な森林が続く。



ドクベニタケかな?



ヤマアジサイも咲いていた。



イケマの花に、イチモンジセセリがいっぱい。



途中で本来の尾鷲道から外れ、堂倉山の山頂に寄ってみた。
一見してどこがピークなのかわからない、広い山頂部。



すぐ近くに無線中継施設がある。いきなり現れる人工物だ。



道なき道を下り、白サコで尾鷲道に合流する。

稜線を忠実にたどるのではなく、尾鷲道は稜線直下の西側をトラバースしている。
無駄にアップダウンせずに、できるだけ疲れないように歩けるようなルート設定だ。
こういうところからも、かつて荷物を運んだ生活の道だったことがわかる。



ちょっといた岩場が見えるが、ここもうまく巻いていく。



大台ヶ原、大蛇嵓の岩場が霞んで見えた。



薄いガスがかかり、神秘的なムード。



アリノキ峰を北から巻き、地倉山への尾根に出る。
振り返ると大台ヶ原が、さっきより少し遠ざかって見える。



樹木がなくなり、土壌が露出した坂をひと登りすれば、地倉山の山頂だ。
山頂には樹木が茂り、展望がないのは残念だ。



シロヤシオの低木をかき分けながら、マブシ嶺の山頂へ。



少し下りてみると…



恐ろしくなるほどの崩壊地形。
景色を楽しみ、休憩などをしていたら14:00になった。
そろそろ戻らないといけない。



帰りは往路を戻る。堂倉山だけは巻いて時間を短縮し、尾鷲辻に到着。
大台ヶ原駐車場に着いたのは16:55。なかなかの善戦であった。

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