華頂宮

2015年06月28日 | 
鎌倉の谷戸には、数々の古刹がありますが、その中で異彩を放つのが
ハーフティンバーの建物、旧華頂宮邸です。





昭和四(1929)年に華頂博信侯爵の邸宅として建てられたものです。
華頂博信侯爵は徳川慶喜を祖父に持つ伏見宮博恭王の三男で、
海軍少尉であった20際の時に臣籍降下しました。
その二年前に兄である華頂宮博忠王が薨去されたことで
断然していた華頂宮家の祭祀を継承する侯爵華族として、華頂の家号を賜わりました。

なお華頂博信は、旧皇族の離婚第一号という不名誉な称号も持っています。
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