THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

KIEYO COME BACK!

2012-05-15 03:39:22 | リハーサル

「楽音舎」で格安購入したので早速ここに紹介しようと思った矢先にこの間のワイドショーなどでも話題になったあの尾崎紀世彦。

「また逢う日まで」の大ヒットで瞬く間にスターの座に君臨。

その日本人離れした圧倒的歌唱力、ワイルドなルックスとトレードマークのもみあげ。

そういえば「また逢う日まで」なんてイントロはそのままブラスロックですね。

それまであんなイントロの歌謡曲ってなかったし。

で、なぜこのSTAブログで尾崎紀世彦か?

彼は多くの洋楽をカヴァーしているのですがブラスロックも歌っているのですよ。

「QUESTIONS67&68(’72NO5収録)」「SPINNING WHEEL(ファースト収録)」

いやはや楽曲のクォリティーを崩すことなくものの見事、余裕たっぷりにこなしています。

その辺のロックヴォーカリストなんか足元にも及ばないくらいロックしています。

そして男の色気、哀愁もほどよくブレンドされているところなんか心憎いばかり。

ちなみに「QUESTIONS67&68」をキーヨがカヴァーしていることを知ったのは「タモリ倶楽部」でした。

 

クラップスでの熱いライブ後、初のスタジオ・リハーサルです。

STAの練習ってライブ後は集まりがイマイチなのですが今回は違いました。

10人が集結!(ここのところ皆、燃えてるね)

しかもSTAとはブラスロック仲間でもあり何度もタイバンを組んでいるビークルズ(旭川)のトロンボーンプレイヤー・ヤマチャン(妹もSTAライブにタイバンでヴォーカル出演してくれました)、そしてオカチャンのバンド仲間でもありクラップスホールライブにも見に来てくれたキーボード・プレイヤー、シンちゃんがゲスト。

早速、スコアを配布してはやる気持ちを抑えつつも演奏開始。

いきなり最近ご無沙汰の「イントロダクション」でスタート。(過激なオープニング)

ラヴァとマサとヤスは膝突き詰めてブレイク部分のツッコミ感覚を何回も話し合う。

ブラス隊はオタマジャクシの大群を目で追いつつも熱演。

ヤスに「フリー」を叩いてもらったんだけどいきなり隠し球第2弾炸裂。

イントロから曲中にいたるまでの「ヘヴィーメタル版フリー」がたまらなくいかすぜ。

メンバー達は演奏しながら苦笑い。

いよいよツインペダルの登場かな?

シンちゃんは大好きな「孤独なんて唯の言葉」が始まるとあのリズムに乗って体がムズムズしているようです。

とにかくドンドンとシカゴを導入していったこの日、後で気付いたんだけど全曲シカゴだったね。

演奏してはシカゴうんちく、また演奏してはシカゴ討論会。

もちろんヤマチャンは若さ溢れる感性でニコニコとSTAとの演奏を満喫しています。

ヤマチャンのご両親は青盤「ハート・オブ・シカゴ」を持っているそうでとても恵まれた環境に盛り上がっちゃいました。

驚いたことにヤマチャンは大学がミツと同じ、高校がオカチャンと同じということまで発覚!

ヤス、マサ、ケンジ、ラヴァのリズムセクションはシンちゃんを取り囲んでガンガンと攻めまくります。

シンちゃんももちろんピアノに座ってSTA超久しぶりの「サタディ・イン・ザ・パーク」を共演。

エンディングの後には全員で歓喜の拍手が湧き起こる、パチパチ!!

ヤスはそれまでこの曲に対するイメージがイマイチだったのですが演奏を終えた途端に「いいねえ、この曲」

私はあんたの性格を見抜いていたよ、そうくるとね。

シンちゃんは1973年の札幌厚生年金会館シカゴ初日を観ています。

そうなのですよ、この日同じ会場にはマサ&ケンジもいたのです。

次から次へと繰り出される初期シカゴの楽曲は全てご存知のシンちゃんはよほどのツワモノと見た。

候補曲はドンドンと出てきます。

10人もいるのですから当たり前です。どっとまとめて公開しちゃいましょう。

とにかくこの日のゲスト2人には縁を感じますな。

彼らを交えてあっという間に2時間が過ぎリハは終了しちゃったんだけど深夜12時半までいろいろと楽しい時を過ごし、駐車場に行っても会話は途切れません。

今年の夏もとびきり熱くなりそうだね。

 

 

 

コメント
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