THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

WINDY CITY&OAKLAND

2012-06-26 12:51:48 | リハーサル

リハーサルのために集まったメンバーの半分近くがゲスト。

STAにとってのリー・ソーンバーグ&ニック・レーンでもあるタツとタクも初顔合わせのため、お互いに丁寧に挨拶なんか交わしちゃって和気あいあい。

彼らは譜面にも強いし基本ができているから、なんの違和感もなくマサが逐一イントロやエンディング等の説明をするもスムーズに吸収してくれてどんどんとまとまっていく。

ケンスケも積極的にダメだしやリクエストで「この曲をもう一回!」と意見を飛ばす。

シンちゃんもそうとうに特訓してきたみたいで、鍵盤サウンドが冴え渡っていたね。

ちゃんと彼の見せ場もいくつか組み込んでいるので我々も俄然、刺激になってノリがよくなってきちゃった。

調子に乗ってマサはシンちゃんに「この曲のイントロでああして、こうして」と要望提示、もちろん快諾!!

ケンジもスタジオ入り直前に、パーカッションになったりドラマーになったり、時と場合によってはギター、ヴォーカル、コーラスと本当にご苦労様です。

マジで器用な奴だ。

でも心底楽しんでいるようです。

今回のノブは珍しく若干抑え気味に渋くギターをこなしていたようでソロを奏でている間中、ホーンセクションが真横でジッと指元を見つめている図が何とも微笑ましい(´∀`*)

怒涛の小樽ライブ3つが真夏に控えているために(しばらく札幌とはご無沙汰)連動しての音合わせ。

混乱防止のために分割して表示、こうすればわかりやすいでしょ。(その都度、メンバーも若干の変動があるために益々ややこしい・・・・)。

久々に復活した数曲に取り組むも想像通りラフになっている部分があちこちに見受けられ軌道修正・・・・。

思い出したでしょ、もうバッチリだね。

ゲストミュージシャン達にも、1曲1曲マサが解説を加える・・・というかウンチクね!

ついでにセットリストや曲の流れが決定するまでの涙涙の物語を説明。

このへんはおおいに賛同してくれたね、嬉しいよ。

時間に余裕ができたのでワガママついでにライブ以外の曲にトライ。

半年の間、練りに練り続けている曲。

でもこのメンツで取り組むのは初。

もしかしたらどのような化学反応が起こるかな・・・?という感じで望んでみました。

マサ、ノブ、ケンジがびっくりして2度見したのがケンスケのトランペット。

見違えるほどの力強い音、指さばきに驚愕。

本人もビックリしていたね(ケンイチに並んでソロも一生懸命に加わってきたし)。

遂に大きな壁を一つ乗り越えて目覚めたか、ケンスケ。

タツも懇切丁寧に練習方法、上達法、スランプに陥った際の克服法をアドヴァイス。

興味深げに真剣にケンスケは聞き入っていました。

タクもちょっとした時間ができるとひたすらに黙々とミュートをかまして個人練習。

効率よいリハーサル終了後、ノブとマサはBSTとTOPの話題で盛り上がる。

特にタワー・オブ・パワーは悔しいけれど、マサよりもノブのほうが博士です。

じつはタワー・・・はシカゴの話題の際に、BS&Tやチェイスの次にちょくちょく取り上げられるバンドです。

シカゴ、TOP,そしてサンズ・オブ・チャンプリンはあの伝説のフィルモアの舞台で刺激し合いながらも切磋琢磨しあった仲なのでしょうね。

シカゴのオフィシャル映像「バンド・プレイド・オン」ではリー・ログネインの代役としてリー・ソーンバーグが参加(彼はシカゴの演奏は得意中の得意らしいです。またボ・ディドリーのオフィシャル映像でもリー・ソーンバーグはビルとご一緒しています)。

「シカゴ21」ではDOCの名前がクレジットされているじゃあありませんか!!。

また、名手1メートルのシールドぷくぷくベーシスト、ロッコ・プレスティアのソロ・アルバムにはビル夫妻が参加(このアルバム、最高!)。

タワーのメンバー達とビルとは昔から交流があるらしく出身地も近かったそうです(ただしビルのほうは高級住宅地出身)。

いつか一緒に何かやりたいね・・と話していた間柄なのですがお互いTOPとシカゴに在籍していたために、大きなプロジェクトには発展しなかったみたいです・・・それでもセッション音源は出ていますが。

「シカゴⅥ(邦題:遥かなる亜米利伽)」に収録されている「輝ける未来」はTOPに負けないくらいの切れ味鋭いファンキーチューン(当時の解説書にもTOPが引き合いに出されていました)。

昔、国営放送音楽番組で見た時のスタジオライブ(まだほやほやの新曲でした)での

この曲、凄かったなあ。

ブラスはもちろんのこと全メンバーの鬼気迫る迫力あるプレイ。

「Ⅵ」中一番のハードな面におけるハイライトです。

 

 

 

コメント
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