THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

シカゴのアルバム・ジャケットを見て涼もう Ⅱ

2013-07-24 23:31:11 | リハーサル

皆さん、相変わらず暑いですね・・・。そこで2003年発表のシカゴ・クリスマス・アルバム「WHAT'S IT GONNA BE, SANTA?」。雪原に鮮やかなシカゴ・ロゴによるシュプールでございます。なかなかにひんやりムードを満喫できるのではないでしょうか。

 

毎年恒例の小樽真夏のSTAライブも3ステージを終えて、残すところあと一つ。

来月の第2回北運河特設ステージのみとなりました。2年連続の出演、今から楽しみです。

なんたって今年最後の屋外ライブですからね。

あの解放感がたまりません。

 

浅草橋ライブを終えてのスタジオ入り。

いろいろとあったトラブルやら反省点を各自でもう一度振り返ってみて練り直しです。

人間、誰しもミスは付き物ですが何度も同じことの繰り返しはいただけませんからね・・・。バンドの一員という責任感、自覚を改めて見つめなおしましょうよ。

 

いつものことですが、ライブが終わると早速、次のライブのセットリスト候補が回覧されます。会場、タイバン、持ち時間、出演順、客層などから考慮して案を練ります。レパートリーのローテーション、定番の曲、新たな曲、実験的に冒険してみよう風曲・・・。

これに対するメンバー達の反応を見計らって好感触ならばゴーサインです!

でもスタジオで実際に音出しをしてみてからわかる個所とかもあるので、再度テコ入れ。

時と場合によっては大幅な変更という事態に陥ることも。(まあ、今のメンバーになってからは滅多にありませんが)

自論ですが、ステージは1曲、1曲のバラバラ物とはとらえず、ステージに上がってから、下りるまでが一つの物ととらえています。

よって、わかりやすく言えば起承転結という流れが理想形。

そこに予期せぬ事故や些細なミスが勃発すると全体に悪影響を及ぼします。

それにクールに対処できるくらいの強靭なるメンタルも必要となってきます(もちろん演奏テクニックありきの話)。したたかなツワモノともなるとそれを有効利用しちゃったりもします。知人に聞いた話ですが元ドクター・フィールグッド(パブロックの雄)の鬼のカッティング・ギタリスト、ウィルコ・ジョンソンのベッシーホールでのライブでの出来事。強烈なプレイに弦が切れても曲は進行。観客が一斉に「どうなるの?」と固唾を呑む中バックメンにリズム演奏させつつウィルコはやにわにポケットから弦を取り出し客席に向かってそれを見せびらかしアピール、そして軽快なステップワークを披露しながら弦の交換を完了し、何事もなかったかのようにプレイに戻ったという・・・鳥肌ものにかっこいいエピソード、年季が違いますね!! ライブは読んで字のごとしナマ物ですから。

いくらスタジオで10回繰り返し完璧に演奏できても、ライブでガタガタなんてこともありますし、(実際ステージとスタジオは別物)、入念なるチェックをした装備でも「なんでだよ・・・?」と泣きたくなるようなトラブルが発生します。

まさにステージには「魔物」が潜んでいる・・・・。

 

アルト・サックスのアカリ嬢からバトンを受け取って久しぶりにアサキ嬢がテナー・サックスを手にSTAに合流しました(ピグスティ以来)。

若手のミュージシャンを中央に据えてそれをとり囲むように先輩達が演奏。

そのほうが逐一の確認と意見交換がスムーズだし、音回りもいい。

最初はホーンが一人で戸惑い気味でしたが(実際に曲の構成を見失う者も・・・)、途中からミツが合流するとホッと一安心したのかリラックス。

断然、活気づいて張りが出てきました。(ノブも彼女の熱演にはひたすら感心。マサからはある曲のエンディングの速さと「ギターソロの長さはノブのノリ次第!小節数を数えても無意味さ!!」と教えてもらう)

あと、手の空いている人はパーカッションもやりましょうコール。

1時間ほど経過した頃に、いきなりマサがシカゴ初期のなまら渋い曲のリフを弾きだしたら(あかり嬢のお気に入り)皆が続々とのってきたのは嬉しかったなあ。

調子にのって未だに完成をみないシカゴ保留曲も手探りでトライしてみたら一歩前進した感あり。

やっぱりじっくりとでもやっていかないとね。得手不得手もよくわかったし。(個人としてもSTAとしても)

残った時間はアサキ嬢から2曲のリクエストをもらい時間イッパイまでに完奏。

 

今後のためSHINに2つ楽曲の依頼。これも密かな突破口になるでしょう。じっくりと盛り上げていきましょう!!

 

PETER CETERAが来日真っ最中です。

この度、念願のオーケストラによるコンサートがここ日本でも遂に実現しました。

残念ながら北海道には来てくれませんが・・・。

毎年来日してくれているのだから、そろそろ札幌にも来てくださいね。

なんたって1973年のシカゴ以来、ご無沙汰ですよ。

(そうだ!この間スタジオで偶然にもその1973年シカゴ札幌公演初日を観たというドラマーと知り合いました。マサ、ケン、シン、サヌーに引き続きです)

 

 

 

 

 

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