「11月の雨」なんてそうとうに冷たそう・・・・と思っていたらとうとう降ってきました。
このまま雪になりそうな勢いで。
GUNS N' ROSESのセカンド・アルバム「USE YOUR ILLUSION1」からの第3弾シングルカット曲。
アルバムは1991年に発表、「1&2」と1位、2位を独占。
このシングルも最高第3位を記録しました。(10曲目に収録。8:53という長尺による壮大なピアノにはじまりオーケストレーションもフュ―チャーしたパワー・バラード。アクセル・ローズの作品)
ライブにおいても重要なレパートリーです。
去年の来日公演でも演奏されました。
プロモーション・ビデオにも膨大な予算を投入、メイキング・ビデオも発売(60分)、
ベスト盤、ライブ・アルバムにももちろん収録。
アメリカ、LAにてアクセル・ローズのハリウッド・ローズ、そしてトレーシー・ガンズのバンド、LAガンズが合体、双方のバンド名をもじって「ガンズ・アンド・ローゼス」と命名、へヴィーメタル、パンク、グラムロックからの影響をもとに1985年結成されました。
このバンドはほどなくして分裂、アクセル、イジ―・ストラドリン、ダフ・ローズ・マッケイガン(後にローズは名乗らなくなります)、スラッシュ、スティーブン・アドラーによって伝説のG'N'Rが完成します。
ミニ・アルバムを製作後、メジャー・フル・デビューアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション」発表。
最初はロボットにレイプされた女性のジャケットだったのですが、当然問題視されアクセルのタトゥーがデザインに使用されました(後に発表された編集企画物にお蔵入りのジャケットを流用)
とにかこのアルバムは物凄い内容で、ヒット曲も数多く排出しましたが一切捨て曲なし、熱くたぎったロック本来所有していたあらゆるエナジーがマグマのごとく噴出するかのごとくの迫力ある完成度で今でも私は彼らの最高傑作でもありロック界においても重要な1枚だと思っています。
今では死語となった「セックス・ドラッグ・ロックンロール」を真正面から堂々とものの見事にかっこよく表現してくれているのです。
ほとんどのロック・ファンが彼らを最初に見た映像は「ウェルカム・トウ・ザ・ジャングル」だと思います。
あのインパクトは強烈でした。イントロのギター・リフ、ボーカルのシャウト、リズム隊による何かゾクゾク感を期待させるようなサウンド。
この瞬間からハードロック界は彼らを中心に回りはじめたのです。
また音楽以外のスキャンダラスなニュースも連日吹き荒れました。
ドラッグ、アルコール、女性関係、暴力行為、裁判にまで発展した数々の事件。また物議を醸し出したデンジャラス・ワード。
とにかく彼らのいくところ、話題に事欠くことはなく常にマスコミ注目の的。その後、あい次ぐメンバーの脱退が続き現在はカリスマ的存在アクセル・ローズ一人が唯一のオリジナル・メンバーとしてバンドは活動しています。