斉藤祐樹2年ぶりの勝利投手、ファイターズ4連勝に沸いた北海道は夜になってもうだるような蒸し暑さ。
そんな時に、さりげなく聞きたくなるのが「永遠の夏男ブライアン・ウィルソン」です。
山下達郎氏が多大なる影響を受け続ける、もちろんあの爽やかグループ、ビーチ・ボーイズの偉大なる中心人物。
驚いた事に、プロ・デビュー後27年目に初めて登場したフル・ソロアルバム。長いキャリアの間、彼自身に起こったあらゆる事柄を考慮してもね。
複数のプロデューサーを起用しての全11曲、全てがブライアンのオリジナル作品(ELOからジェフ・リン参加)。
1988年発表。
完成度の高い珠玉のポップス・サウンドが網羅されています。
緻密なセンス溢れる素晴らしい曲作り。
極上のセンスに満ちたコーラス・ワークにアレンジ。
内容もゴージャスかつバラエティに富みあっという間に最終曲に到達してしまいます。
アカペラ、フィル・スペクター風、エレクトロニック・ソウル風、シンフォニー風ありとまったく飽きのこない万華鏡のようなカラフル・ポップ盤。
ラリー・ウィルアムス、ディーン・パークス達とともに、シカゴからはトリス・インボーデンも参加しています。