シカゴの記念すべきデビュー・シングル。全てはここから始まったのです。今年結成47年を迎えました・・・・・・。
日本盤です。
1969年に発売されましたが残念ながら不発、全米最高ランク71位(この日本盤発売段階ではビルボード99位上昇中とのこと)。ジャケットのコピーは「期待の本格派登場!!」まさにそのとおり。
初々しくも学生っぽいメンバー達のスマイル・ポーズもぎこちない白黒フォト。この当時シングルのバンド写真ってたいていこういう感じですね。
デビュー・アルバムのバンド・ロゴは大きい方が裏側で小さい方が表。
「今は小物でもゆくゆくはビッグシングに!」という思いを込めての捻くれアイディア?いずれにしても勇気ある行為だし、レコード会社もよく受け入れてくれたものです。
で、このシングルのタイトルも小さく、バンド名のほうが大きく描かれています。日本のレコード会社案でしょうが。
あまり効果ないと思うけど・・・。
B面「リッスン(3:25)」共にモノラル収録で作者はロバート・ラム。本当にこの人は同一人物とは思えないほどにあらゆるタイプのカッコイイ音楽を生み出してくれます。
初期シカゴ名曲ヒットの大半を作り上げた中心人物。
「クエスチョンズ67&68」のタイムがレコードでは3:07、ジャケット裏では4:40と記載されています。
解説文章も時代を感じさせます。
「ウエスタン・カーニバル」なんて言葉も出てくるし、メンバー名も「テリー・カース」「ウォルター・ペリー」「リー・ローナン」
そしてかわいそうな事にピーターの名前がどこにもない・・・抜け落ちている。ジャケットでは満面の笑みで写っていますからご安心を。
代わりにと言ってはなんですが制作者として「ジェームス・ガルシオ」が紹介されています。
定価400円、レコード中央孔は三叉仕様。
貴重な1枚。まず滅多に見かけることはないでしょう。プレス枚数もごくわずかと思われます。中古店で発見したら迷わずゲット!!