北海道にはうまいものがたくさんありますよ。
それはこの自然豊かで雄大なる土地を離れてみた時に初めて痛感しましたね。
本当にどれもこれも美味。海のもの、山のものと盛りだくさん。
こんなに素晴らしいところに生まれて私はシアワセ者です。
さて、今月父の日の18日に出演するライブの場所はあの「クラップスホール」です。しかもオオトリ!
ここでのS・T・Aによる演奏は超がつくほどに久し振り。
そのための最終スタジオ・リハーサルには残念ながらスケジュールの都合で5人しか集まれませんでした。しかも肝心のホーンセクションはクニ一人という寂しさ・・・。ブラスロックバンドなんだけど。
彼はトランペット、コーラス、パーカッションにと休みなく働きっぱなし。
あ、本番当日は一応8人での出演を予定しておりますのでご心配なく。
とりあえずは、スタジ入りしてセッティング中に、タワー・オブ・パワーのこと、オークションのこと、郵便料金値上がりのこと、BS&TやCSN&Yやグレートフルデッドやザ バンドやボブジェームズのこと、レオンラッセル&エルトン・ジョン「ザ・ユニオン」のこと、過去に利用したライブハウスのこと、プライベートの過ごし方、グレッグ・オールマンやジム・コープリーの訃報についてや今後のライブタイバンのことなどをおしゃべり。
あれ?ノブのギターがこの間のフルアコボディではなくクラプトンのブラッキーに戻っているではないか!
あのギターはただ単に弾いてみたかっただけなんだそうですよ。なあんだあ・・・。
さあ、人数が多くても、少なくてもやることはバッチリこなします。
もちろん休憩無しのノンストップでね。
今回のセットリストは今頃気づいたのですがシカゴ1~6までの曲が満遍なく詰め込まれています。
これ偶然なのですがね(笑)。まことにやりがいのある内容。必死に食らいついていくしかありません。
あいかわらずテンポが走り気味なのも逐一意見しつつも進行。
先週の注意点が改善されていないので、メンバー全員で何度も喧々諤々演奏をストップしながら口頭で説明。
小節数をクニが解説。
ノブも納得いかない表情。
シンも「まだまだだね・・・」と一言。
セッキーも「もう一度!」と食らいついてくる。マサはそのたびにアイコンタクトを送ったり、カウントを決める。
特にコーラスやボーカルを担当するマサとクニはそうとうに喉を酷使しちゃったみたいでドリンクを何度もゴクゴク。
鬼門の曲が3曲ほどあるので、そこを重点的にトライ。3人によるボーカル・ワークはほど良くこなれてきたみたい
「MCを極力カットするからね」とマサが宣言。
曲をギュウギュウに詰め込んで、目いっぱいに繰り広げていく所存です。
ほとんどメドレー状態になるかもね。ばてないようにスタミナの温存も大きな課題です。
とにかくアスリート並みに体力を極端に消耗するバンドです。
やわなミュージシャンには、とてもじゃあないけれどもつとまりませんよ。それについてこれなくて、数多くのメンバーが離脱した過去がありますもん。
曲のエンディングやソロも新たにあちこちアレンジを加えてあるのでおぼえる事てんこ盛り。
セッキーはスコアへ、その都度必死に書き込み。
マンネリ防止と、常にチャレンジ精神旺盛に活動しているSTAなのです。ダラダラといつも同じことの繰り返しじゃあつまらないもんね。
ブラス隊が1人なのでマサが目印かわりに口でホーンのリフを奏でます。
一通りやり終えた後は猛省点をピックアップ。
もう泣いても笑っても今回で決めなければ後がないのですからね。
真剣一本勝負。表情も徐々に引き攣り気味に。
ドンドンと焦点を絞っていってまとめにかかりたいのですが、そうすると今度はなんてことない箇所にほころびが発生。
おいおい・・・とにかくヨロシク。
シンコペーションのパートも逐一チェックを加えてなんとか噛み合ってきたかな?。
ドンドンと厳しく妥協なしでいきますよ。
予備の曲はずっと予備のために(笑)とってもほどよく練り上げられてきましたよ。ちょっと情けないけど。次回はこの曲にもう1ステップひねりを加えていきましょう。
ノブが壁時計を指差して時間切れを宣言。あっという間に2時間が経過。
濃厚なるヒトトキでした。
ライブのほうもマニアックなブラスロックで網羅されていますので乞うご期待。期待を裏切らないように全身全霊頑張ります。
当日会場にてお待ちしております!!