THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

CALIFORNIA TRANSIT AUTHORITY JAPAN TOUR 2018(PART,6)

2018-04-30 17:40:02 | CHICAGO

元シカゴのオリジナル・ドラマー、ダニー・セラフィンが満を持して結成したスーパーブラスロックバンド「カリフォルニア・トランジット・オーソリティー」奇跡の初来日公演。

初日の東京ブルーノート17日は、2ステージとも熱狂のうちに幕を閉じました。

北海道から孤立無援状態にて乗り込んだ、STA代表マサのライブ・レポ続編です。

さて、興奮冷めやらずの一夜を過ごしました。

六本木のカプセルホテル前には派出所があるのですが、以前発砲事件も起こったという物騒な場所。でも私はすこぶる快適に過ごしておりますよ!

珍しく、朝早く目覚めて外を散策。

この東京への旅行は100%CTAのため。

で、この18日なんですが全く予定がありません・・・。

せっかく久し振りに東京へ乗り込んできたんだから、何か興味深いコンサートでもないかなあ・・・と思って調べてみたんだけどこれといった食指をそそるようなものは残念ながらなし。

ブラブラとテレビ朝日通りを歩いていたら「さくら坂」「けやき坂」に出てきた!

あいにくの曇り空・・・・・ついでだから、テレビ朝日の中を見学。多分、警備のオジさん達は私を不審者だと睨んでいるんだろうなあ・・・。

この時ちょうど局の女性記者と政治家のセクハラ事件で、記者会見やらで大騒ぎの真っ最中。

でもここではノンビリと、空いているスペースでくつろぐ。

「徹子の部屋」「ミュージック・ステーション」「ドラえもん」やらの撮影スポットがあったよ。このテレビ局に入るのは、1981年以来(37ねんぶり・・・・)。

その時には全てが仕事でしたが・・・。

天気予報は大当たりでして、いつの間にやら外は土砂降り。傘もないから、しばらく大型スクリーンに映し出されているテレビ朝日の番組を鑑賞。

ほとんど貸切状態です。

とんだオフ日・・・。

昼過ぎにはやっと雨も上がって、日が差してきたので再度六本木散歩を開始。

23歳の頃は、ここいらをトラックとかでブイブイ走っていた自分がいたんだなあ・・・。

若かった、あの頃は。

そのまま、向こう側にそびえたって見える東京タワーに向かって歩き始める。スカイツリーではないところが、自分らしいねえ(笑)。サッポロテレビ塔とダブって見えて妙な親近感を覚えます。

けっこうな時間がかかったけれども、無事に到着。そばには今もロシア大使館があるんだけど、東京タワー内には「蝋人形館」って、もうとっくにないんだねえ~。

小学生の時以来の東京タワー。その時に乗ったはとバス。綺麗なバスガイドさんが歌った東京タワーの歌で「333m」なのは今でもハッキリと覚えているよ。憶えやすい数字だしね。

でも、高いところは苦手だから、展望台にはいきません・・・・。

サッポロテレビ塔のほうが、賑わっているし楽しそうだ。

お腹も空いたので、ここでモスバーガーセットを食す。

さすがに混雑していて、ずいぶん待たされたよ。

またテクテクと散歩再会。

「すき家」は数寄屋橋とは無関係?

ここは、札幌の近所にもあるからスルー・・・。せっかちな私はライブ会場で全てのグッズを購入したために初日ですでに荷物が溢れてしまいました。そこで、また六本木の若いおまわりさんに「1番近い郵便局教えて!」と尋ねてみたら、交差点向こうを地図で教えてくれました。
居酒屋でダンボール箱をもらい郵便局員の優しいお姉さんがガムテープ、ハサミを貸してくれたので、私はその場でチョキチョキベリバリ梱包作業。ゆうメールで自分宛てに発送した次第です。中身の殆どは17日のCTAサイン会でゲットした超貴重な荷物ばかりです。

で、明日に備えてコンビニにて食料を買い込んでホテルに戻り夕ご飯。

シャワーを浴びて、購入したばかりのCTA黒Tシャツに着替え早々と就寝。これはお気に入り。

久し振りに12時間ほど寝ちゃったよ。自分でもビックリするくらい。

年をとるとあまり長い時間は眠れない、とよく言われます。

睡眠ってけっこうな体力を使うそうで。

でもこの時はリラックスして爆睡したなあ。自分にはこの場がとてもフィットしているのかも(笑)

旅立ち間際、ホームシックに襲われたくせして。

時々、隣の親父のイビキで起きたりもしたけどね・・・それ以外は問題なしさ。

スッキリと目覚めた19日。前日とはうってかわっての快晴だ!最高のライブ日和さ。

この日でCTAの東京ビルボードは終わりだから根性で参加しますよ。

17日の夜食でも利用した、すぐ隣のビル地下「サイゼリア」で食事。

横断報道を渡ってミッドタウンへ。

どうして18日は、CTAのオフなんだろうか?・・・・。

どうせならば17日、18日を東京、19日をオフと移動日にして20日の大阪で最後をしめる・・・というのがスマートなスケジュールだと思うのですが、19日を東京、20日に大阪へ移動してそのままライブというのはハードなような気もしますが、まあ色々な事情があるのでしょうね。

案外と18日はダニーの希望で、東京見物にとしゃれ込んでいたりして!

とにもかくにも、泣いても笑っても、この日で私はCTAとひとまずお別れだ。

万感の思いで臨みます。

ビルボードが入っているビルは、ミッドタウンの中心から外れの方。

今回はもうここも慣れたので、エスカレーターやエレベーターもスイスイだ。

シカゴ・ファンの懐かしき友人とも再会を果たし、早速情報交換。

この日のCTAはすでに17日のライブ2本を終えているので入りも遅めのようだ。

腹が減っては戦は出来ぬ・・・とばかりにちょっと早めの昼食。

ハンバーガーの1個でも食べようかい!と店先を覗いてみたら、なんとハンバー1個が「990円!」

おいおい・・・さすがにCTAには金の出し惜しみはしないけれども、こればかりはごめんなさいだ。

中を覗いてみたらけっこう混雑していたけどね(笑)でもすぐ隣のコーナーのスーパーが営業していたので、手軽な値段で弁当とペットボトルのお茶を購入。

景色の良いテーブル席にてゆっくりと食事。

この外に見える公園はクリスマス・シーズンともなると、イルミネーションでキラキラと綺麗に飾り付けられるそうですよ。

スケート・リンクなども設置されるのだとか。

で、隣の広場で元スマップの草薙くんが例の事件を起こしたのだそうです・・・・。

2016年シカゴの来日に先駆けて、ロバート・ラムはこのミッドタウンに一ヶ月ほど住んでいたんだってさ。

準備万端整いまして、いざビルボードへ!

まだ誰も並んでいないけれども、なんとCTAジャパン・ツアーのために集結した日本期待のホープともいえる3人衆が、続々と正面玄関に向かってやってきた。ダニーいわく「バンザイ・ブラス」、ドニーいわく「ボンサイ・ブラス」の面々だ。

彼等も17日2公演とも見ていた私を、しっかりと覚えていてくれたみたいで「あ!札幌から来られたんですよね」と笑顔で対応してくれました。

忙しい中でもサックスのタカくんとトロンボーンのCCくんは、サインと写真撮影に快く応じてくれたよ。爽やかな好青年ばかりだ。

金髪のタツくんは、ちょっと急いでいたようなので軽い挨拶程度でした。

CCくんは札幌出身で音大卒。クラシック方面に進出しないで、本田雅人やドリカムなどのバンドにて活躍している実力派。お父さんは有名なコンダクターだそうです。

これらの情報のほとんどは来月のSTAライブでサックス担当をしてくれる、小樽が誇る矢沢永吉カバーバンド「Y-PROJECT」のミキティちゃんが教えてくれたのさ!サンキュー、ミキティ!

タカくんはその巨体に似合わずとても謙虚な青年でして、サインも控えめにジャケットの裏サイドにしてくれました。CCくんはCTAメンバーのサインに混じってサラサラ。

また写真撮影の際にもタカくんは「俺って顔がでかいからなあ・・」と恥ずかしそうにパチリ。CCくんはこれこのとおりです(笑)。

「今日も2回ライブをバッチリと観るからね!頑張って!」とエールを送ってガッシリと握手。

CTAの演奏はプロの彼らでもそうとうにキツイそうです。CCくんも「やっと少しは慣れてきました・・・・」と分厚いトロンボーン用のスコアを抱いていましたよ。

それからしばらくすると、時々スタッフが出入りするたびに漏れ聞こえる迫力のCTAサウンド。

よしよし、本日もノリノリで絶好調じゃん!

玄関前に流れているBGMは17日同様にジェフ・ベックの「ワイアード」。いいねえ、これって最高!

第1部のライブは17日同様に

17:30開場

19:00開演

そろそろ観客が集まってきました。

気心のしれた旧知の仲でもあるシカゴ・ファン同士は、CTAの看板を前に記念撮影。ドンドンと賑やかになってきましたよ。

他の観客の人達もジッと聞き耳をたてていると、やはり黄金のシカゴ世代の方々らしく、青春時代の懐かしきあの曲、この曲の思い出や、あのメンバーがどうしたとか、今はどうしたとか興味深い話題ばかりが漏れ聞こえてきます。

シカゴ伝説の初来日、2度目の武道館を観たとかいう猛者もいるし。

いいなあ・・・羨ましい。

東京ビルボードのスタッフお兄さんやお姉さんは、3回目にも現れた私のことを完全に覚えているらしく挨拶されました。

前もって私が電話予約しておいた整理番号。時間です。それを呼ばれたので順序良く礼儀正しく並びます。

自由席なのでまたスタッフのお兄さんに、階段を降りながら目をつけておいた希望の最前列を押さえてもらいました!

3回目の席はキーボードのエドワード・ロスの一番真ん前!

毎回違うメンバーにかぶりつきという贅沢さ。

テーブル上に置かれたアンケート用紙にはもちろん今回の感動と、今後の期待を込めたメッセージをビッシリと書き込み。

ビル群とCTA楽器群のステージをバックに、シカゴ・ファン達が写真撮影!

何度経験してもライブ前のこの雰囲気は、アドレナリンが沸きあがりますね。

あれれ・・・?今回はセット・リスト表が床に貼り付けられていないよ!?

ネタばれ防止策か!?いやいや、実は今回の来日公演の全てに並々ならぬ意欲で望んだダニーは、セットリストの決定にライブ直前までそうとうに悩みぬいたのだそうですよ。

もうひとつ、トラヴィスのベースアンプ「アンペグ」が、ドラムセットを挟んだマークサイドからビルとブラス隊の方に移動していました。

~~~まだまだ続くよ~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
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