説明
コウモリは、脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目に属する動物の総称である。別名に天鼠、飛鼠がある。 コウモリ目は翼手目ともいう。約980種程が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目に次いで大きなグループとなっている。極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。 ウィキペディア
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コウモリは、脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目に属する動物の総称である。別名に天鼠、飛鼠がある。 コウモリ目は翼手目ともいう。約980種程が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目に次いで大きなグループとなっている。極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。 ウィキペディア
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北運河の夜 第79回
2019,10,19 (SAT)
そろそろ本格的な冬到来かなあ・・・油断をしていたら、とんでもない風邪にやられている仲間が続出ですよ。
まあ地震なんかよりは全然いいや(笑)。
STAの小樽ライブ快進撃は春、夏からまだまだ続きます。今回は小樽ライブハウスのメッカともいえるあのゴールドストーンです。
ここは小樽最高のハコですね。
歴史ある石造りの倉庫を改築、改造した独特の風情を残す本格派音楽の殿堂。
な、な、なんとお、ここは今度新しい一万円札の顔になることが決定した偉人、渋沢栄一氏の名を冠した由緒ある建造物なのですよ。
こんな風に蘇るとは、なんまらいかしてるよね。
器材&音響設備も腕前も超一流です。
車で走るとライブ会場の駐車場裏手が入り口なのです。
無料駐車場に車を停めて、さっそく慣れ親しんだ通用口より速やかに器材の搬入(この時、午後2時半。天気予報は大当たりで雨模様。まあ、室内だから全然関係ないけどね)。
時間がないので、急いで楽器類(ベースとパーカッション類など)&スタンドや器材関係をマサは楽屋ではなく直接バックステージに。
今回はリハーサルはなし。ただ、バランス調整も含めてバンドの入れ替え中に簡単なサウンドチェック(2曲の触りも含めて)があります。なんと15分のセッティング・タイム!
16:00開場なので、そろそろ各バンドが会場入り。
2階もロビーも廊下も階段も、もちろん会場内もワイワイと賑わってきましたよ。
楽屋に入ってみるとすでにタイバン達も数人到着。各バンドのメンバー達はぼちぼちと打ち合わせ後、ウオーミング・アップなどをこなしはじめています。輪になって仲良く発声練習をしているグループも。ストイックな状況は感動的。
マサは事前にこの日のS・T・A編成、曲目詳細、曲調、マイク本数、ワイヤレスの周波数帯域、各自の立ち位置、照明効果、ボーカルとコーラスの説明表をミキサースタッフにファクスで提出済み。よって意思の疎通が事細か、とっても円滑に作業も進行しました(更にセットリストのボーカル、コーラス、ソロなどを順に書き込んだ別紙も当日に提出)。
ステージ上に置かれたモニターをそれぞれに軽くチェック。
ベースアンプはオールチューブなので、じっくり調整パネルとにらめっこ。
マサは各出演者と、ざっくばらんに取材も兼ねて談笑。
すでに見慣れた顔、懐かしき顔もチラホラ見受けられます。
タイバン、スタッフの皆さんにまずは改めてご挨拶。ワイヤレスや持込管楽器用マイクなどの接続や電源のオンオフ、設置場所なども実際に確認。常にいたるところに専門スタッフがスタンバイしてくれるのでとても助かります。こちらサイドは心置きなく演奏に集中、専念できるということですね。ありがたいことだ。
綺麗で広い2階楽屋に本来ならば荷物を持ちこむところを、スタッフの許可を得てそのままステージ袖にケースを置き、ベースアンプの上にワイヤレス・レシーバーを2台設置。
セットリスト、ドリンク、パーカッションもモニター・サイドに置いておきました。
STAもいつのまにやらここのステージはライブでけっこう立っていますね。何度訪れてみても広くて雰囲気バッチリの優れたライブハウスでメンバー達も超お気に入りです(STAの中にも初出演メンバーがいました)。
皆それぞれにリラックス・モード。
この日のライブイベントは「光オヤジ・バンド」でも活躍中のナイスガイ「サワケン」君の主催。もう今となってはすっかりと名物化し広く浸透してきましたね。
ちょくちょくマサの元にサワケンくん直々にお誘いを受けていたのですが、満を持して去年11月以来のSTA返り咲きと相成りました。
マサがスケジュール調整して彼に直接出演交渉。今回のライブ実現にめでたく至ったというわけです。
だから何処を見渡してみてもお馴染みの顔ぶればかり。和気藹々の空気感溢れる和やかムード満載。ジャンル異なる全9バンドが盛大なるこのセレモニーをおおいに盛り上げてくれました。
とにかくどのバンドもレベルが高いのは当然として、ジャンルがいつもより数倍バラエティだったと前もって述べておきますね。
最初から最後まで、よくもまあこれだけ個性的なバンドが揃ったものです。そしてSTAがいつも大所帯でブラスセクションを擁するバンドとしてどこでやっても浮いている存在なのに、このたびはどこもかしこも個性的なバンドばかりでいつも以上に豪華絢爛・・・・・・。
長年バンド活動をしてきましたが、これってひじょうに珍しい現象。
まあ、その分、お互いのミュージシャン達も親交が深まり情報交換には最適な日だったこと間違いなし!
何と言っても最大に特筆すべき点は、先月のSTA企画「リブレーション」スペースアートに引き続き、今回も女子力の高いこと。
キュートなアイドルグループ、実力派シンガーソングライター、歌声澄み渡るコーラスグループ、迫力のベーシストなどなど、ビックリするくらいに華やかで眩しいくらいだ。
そのどれもが一生懸命で、水準を遥かに超越している。
開演前に特別リハがあるのは、音源を流して歌い踊る出演者、そしてトップのバンドのみ。
その本番1番手に控えしは急遽参加が決定した、あの「ブラックドッグ」
STA主催ピグスティでの「リブレーション(’18,12)」にも出演したバンド。
伝説のジャパニーズ・プログレバンド「四人囃子」ギタリスト、森園勝敏氏脱退に際して後任候補にもなったエンドウ氏が率いる往年の洋楽ロックバンド。
今回ベーシストが替わったそうです。
ここのボーカルは数年前までSTAに在籍していたロニー。
久し振りの再会でマサと旧交を温めあいました。
マサは懐かしいSTAライブでのロニー写真をドッサリとプレゼント。
ロニーもマリンフェスタでのSTAライブをYOU TUBEにアップしていることを教えてくれました。
ドラムスのムラタくんはあいにく風邪ひき状態・・・・マスク姿で頑張っていました。
彼は常に、心境著しきSTAヤスを目標にずっと精進しているのだそうですよ。
そのことをヤスへ伝えたら謙虚にニコニコ笑顔。
ついこの間、ススキノ・キングムーでのイベントを大成功させたばかりの彼等。
好評につき、また来年も企画するそうです。
その時には是非STAにも出演して欲しいとのこと。(今回はメンバー達の都合により丁重にお断りさせていただきました。
ヤスは出演を熱望しているのだとか・・・・)
彼らのリハも見応え、聞き応えありました。
定番のスタンダードハード系から、驚愕のAORまで飛び出した。これってSTAに対するロニーからの熱いメッセージかな!?
ライブ主催者のサワケンくんはゴールド・ストーンの社長(小樽出身!)とは長年にわたり懇意にしているらしく、ほぼ毎月のようにこの「北運河の夜」を開催。
なんたって79回目だっていうんだから驚きだ。
マサが励ましのメッセージを送ると、感慨深いものがこみ上げてきたようです。
心底ライブが好きで好きでたまらない男なんだね。ご苦労様!
実は何を隠そうSTAが始めて「ゴールド・ストーン」に出演したのが、この「北運河の夜」なのだ!!
受付カウンター担当のオンちゃんとその時のことを回想して、思わず感無量のヒトトキ(ツダくんが退職してしまったのが淋しいけどね・・・・)。
まあ、その時のSTAメンバーは現在マサ一人しか残っていませんが。
15:30 開場
ライブ・レポートPART,1です。早速はじまるよ~!!
1、BLACK DOG
16:00~16:30
この日のライブ・イベントでトップバッターを務めるのは先述どおり5人編成バンド。
開演を告げるかのごとくBGM音量が絞られて暗転・・・・・それを合図代わりにバトンを受け取っての登場。
往年のブリティッシュ&アメリカン・ハードロックを思い切り堪能させてくれました。
四入囃子のギタリストGASさんでさえ一目置く存在の各メンバー達は、超がつくほどの経歴を持つベテラン・バンド。
豪華ラインナップは・・・・ヴォーカルがSTAにも在籍していたことがあるロニー御大。
ギター&CHOはカリスマのエンドウ氏(マーシャルJCM-2000&TSL100使用。ピグステイ時にはJCM900があると聞いていたので、センドリターンのリターンに入力するプリアンプ仕様のセッティングで臨んだところ、旧式のJCM800と判明!!プリアンプは使えず音色作りにちょっと悔しい思いをしたそうです・・・・)。
もう一台の人気ギターアンプROLAND JC-120は使用せず。
GASさんがタイバンの際には、ずっと被りつき羨望の眼差しで、その指元からエフェクター操作に至るまでを注視しているのですよ。
エンドウ氏は、伝説のフェアリーというバンドで70年代からサッポロを中心に活動してきた凄腕の持ち主。
フェアリーにはSTAのヤスも在籍していたそうで、相当に古くからの付き合いなんだそうです。
ピグスティの際には、エンドウさん自ら初対面のマサへ、わざわざ丁重なるご挨拶をしてくれたのでした。
お互い噂を聞いてはいたのですが、その時に晴れて感動の対面となったのでした。
使用ギターはフローティングブリッジではないポール・リード・スミス(PUはダグ・アルドリッジのもの。光沢が鮮やかなメタリックレッド。ローズ指板)でプレイ。(ピグスティ本番では黒のミュージックマン・ルークモデルを使用していました。)
知性漲るニューベーシスト&CHOはスズキ氏の脱退を受けてタケマエ氏に(スズキ氏はナチュラル・ボディカラーのジャズベース・ローズ指板を使用していましたが、タケマエ氏は黒のミュージックマン・スティングレイ・ローズ指板を使用。JRにて一番乗りしていましたよ。温厚な佇まいで好感の持てるミュージシャン。長身ゆえにこの大きなベースがとっても似合ってたよ)。
ドラマー&CHOはムラタ氏。今回の出演はスタジオL9を介して、ムラタ氏とサワケン君との交渉の末に実現したものです。
STAのヤスとは旧知の仲でもあり、パワフルなドラミングはもとよりリード・ボーカルとしても十分に通じる強靭な喉にも定評があります。(ホール備え付けの黒TAMAドラムセットを使用)
キーボードは男顔負けな鍵盤の魔術士、紅一点のモンマ嬢。コルグのシンセサイザーを2段構えにしてのセッティング。
マサは好みのセット・リストだけに、期待にワクワク胸躍らせながらもステージ最前列に陣取っています。
午後4時キッカリにスタート。
開巻からいきなりの爆音轟く中、
「ソング・コール・・・・セパレート・ウェイズ!」
産業ロックの代名詞ともいえる名曲中の名曲が、惜しげもなくオープニングから飛び出してきた!あのなまら印象的で突き抜けるほどにかっこいいシンセのイントロが鳴り響いた途端オーディエンスの誰もが脳天スパーク状態(ジ・アルフィーでもお馴染み・・・笑)。
さすがツボを心得た演出効果に敬服だ。
間髪入れずにバックビートが雪崩れ込む。
へヴィーにミュートをかけたギターのメタリックなカッティングと、怒涛のリズムセクションが轟音のごとき壁を構築。
ロマンス・グレーのロニーによる、ハイノートボーカルは叙情的で安定感抜群。
伸びやかなるシャウトも相変わらず健在。
オリジナルを忠実に再現。微妙なるニュアンスまでをも憎いほどにね。
直前のリハでも一切手抜き無しで入魂の様相を呈していましたよ。
そら恐ろしいまでに。
サングラス、Tシャツ、ジーパンと黒ずくめで統一。ロッカー然としたスタイルを誇示。
エンドウ氏は意気揚々とフロントにまで躍り出て、気持ちよさそうにフレットボード上へ指を滑らせています。
縦横無尽なるニール・ショーンばりのフィンガリングは、職人気質が滲み出ています。
エンディングまで畳み掛けるような迫力で突っ走ってくれました。
「ありがとうございます・・・・・小樽は大好きです。
特別な思い入れがあるのですよ。次の曲は全国オヤジロックコンテストで受賞した曲で・・・・・フォー・ヤスガー・ファーム(マウンテン)」
これまた極上の渋い曲がはじまった。
マサが最も楽しみにしていた1曲だ。こんな素晴らしい曲を取り上げるバンドなんて、日本広しといえども皆無じゃあないかい!?
観客も手にしていたネオン・スティックを激しく振り続ける。
前曲の猪突猛進タイプから打って変わって、こちらはじっくりと聞かせる燻し銀のミディアム・テンポが売り。
どの曲も、ブラック・ドッグのメンバー達にとっては、数え切れないほど演奏してきたお得意のものばかりだから、余裕でこなしています。
しかしタメの効いた味のあるドラミングと、レスリー・ウエスト真っ青の天下一品に光り輝くギター、音域の異常に広いメガトン・ヴォイスにジェスチャーを交えてのパフォーマンスは圧巻。
拍手喝采!それにしても各メンバー達の自己主張率が高い。
「ありがとうございます。次は、またジャーニーを披露したいと思います・・・まずは・・・フーズ・クライング・ナウ・・・」
マサ自身も東京で初めてライブ出演した際に(新小岩で)プレイしたことがあるジャーニー思い出の大ヒット曲。
前曲よりも更にスローで切ないパワー・バラードの定番だ。
ライブの序盤に演ずると、効果を抜群に発揮する珠玉のナンバー。
どこまでも果てしなく響き渡るボーカルラインが美しくも、こなすのがひじょうに難しい・・・・それを見事にロニーは情感込めて歌いきっています。
ジョナサン・ケインが思いついたという、流麗なるベース・ラインが大きなポイントだね。
ロニーが歌い終わってギターソロに引き継ぐ際には阿吽の呼吸でポジション・チェンジ。
さすがバンド中、一番付き合いの長い2人だけはあるね。
センター・フロントに陣取ったエンドウさんの咽び泣くギターソロが、チョーキングとヴィヴラートを盛り込みつつも徐々に観客たちを引き込んでいきます。
ニール・ショーンの指癖までをも、事細かにこだわって弾き倒していますね。
締めくくりはボリューム奏法でまとめて余韻を残す。
思わずニンマリしちゃうよ。
メンバー紹介の後は再びMCに戻って・・・
「今日はあいにくの雨ですが・・・・それではここから派手なディープ・パープルで迫りたいと思います・・・・・殆どのメンバーが60歳を超えています。老体に鞭打って頑張ります!CMでもおなじみのナンバー。皆さん、踊れる方は前の方でのりまくってください・・・・・バーン(紫の炎)!!」
誰もが知っている世界一馴染み深いリフの古典が爆発。
絡みつく肝ともいえるハモンド・オルガンの音色も、ビビッちゃうほどにワイルドで圧巻。
トドメはイアン・ペイスばりに展開される、嵐のような完璧ドラム・フィル連打。
それでいて冷静沈着にタイトなリズムをキープしているところなんかはとても勉強になります。
乱れ打ちの手数王タイトルをムラタさんに捧げます。
ブレイク部分はライブ・バージョンを施していて非常にスリリング。
ブラック・ドッグは休みなく奮闘していました。
ムラタさんのバスドラムがキャノン砲のように轟いていたよ。
とかくこの曲をプレイするバンドって途中から息切れしちゃうか、アンサンブルが崩れていく残念なパターンが数多く見受けられるのですが、このバンドの場合は要所要所に対する理解力がハンパではないために、戦慄がほとばしり出ちゃうほど。
リッチー直伝の早弾きが繰り出されて、ハモンドとの掛け合いに突入。この部分がミソだ。
女性版ジョン・ロードの面目躍如。
結果は・・・・想像を遥かに凌ぐほど鉄壁なる脳天直下の破壊力。
ジャーニーやパープルと同編成なので、臨機応変に対応する各パート。ミュージシャンとしていい仕事をこなしています。
照明もそれに呼応するかのごとく、点滅でアグレッシブな鬩ぎ合い。
それだけにとどまらず、ダメオシとばかりにメドレー形式で衝撃なる「ストーム・ブリンガー(邦題:嵐の使者)」炸裂ヘ。
立て続けに王道の第3期DPを楽しませてくれます。
ディープ・パープルの中でも極上なスピード・チューン。どこにこれをやるだけのスタミナが残っているの?
よりにもよって極上のキツイ曲を後半にもってくるとは恐るべしブラック・ドッグ!
それにしても70年代のブリティッシュ・ハード・ロックは、いつ聞いても堂々たる威厳を保っているね。再認識だ。
この時期のディープ・パープルはリッチー・ブラックモアがあまり評価していないんだけど、どうしてどうして永遠に誇れる名フレーズやテクニックがてんこ盛りだ。
これでもかあ!というほどにギター小僧達の参考になる技のデパートを豪華に披露。
またギター&ドラマーによるコーラス・ワークも絶品。
息をつく暇も与えないほどに、テンションの高いタフなナンバーが終了。
でもまだまだ熱気冷めやらないライブは続行されます。
「YEAH!今日は私たちのためのこんなにも大勢のお客様にお集まりいただきありがとうございます(笑)。次で最後です・・・スローな曲・・・・・シカゴで・・・・・・素直になれなくて・・・・・・」(リハでも演奏していたね)
ピアノによる荘厳なる導入部分から、しっとりとした情景の空気が会場全体を包み込んでムード満点。
マサはシカゴのコンサートを観たときに、この曲を体験して狂っちゃったという経験があります。あのデヴィッド・フォスター・プロデュースの甘美なまでの壮大なる音像一発ですっかりやられちゃった。
それにしてもモンマ嬢のキーボードが、ドツボにはまるほどに高度なテクニック目白押しで、腰を抜かしてしまいそうです。
一人でオーケストレーションも奏でています。
デジタル・シンセから、ノスタルジックなハモンドサウンド、そしてクラシカルなピアノによる旋律は絶品。
この人の許容範囲は無限大!?
一体全体どれほどの引き出しを所有しているのだろうか・・?
クラシカルな弦楽器パートはベースが兼任。まさにアレンジ力の妙味だね。
それに追随するロニーのヴォーカルも出色の完成度を誇っています。
ミリオンダラー・ヴォイスことピーターのハイトーンをバッチリとキープ。鬼気迫るほどに魂の熱唱。
感動に満ち溢れた終盤への雪崩れ込みが聴き所。
まずよほどの自信と実力がなければ、無謀にもこの難曲にチャレンジすることはありえない。
「ゲッタウェイ」には繋がらなかったけど(STAと逆だね。両バンドが合体すればパーフェクトだ)。
スティーブ・ルカサー直伝による珠玉のギター・フレーズで幕を閉じました。
このAORの金字塔はロニーたってのリクエストなんだとか。
まあ、パープルも他の曲もほとんどがそうでないかい!?(笑)
エンドウさん、ムラタくんはもうあまりハードなロックはやりたくないんだとか。
今後はカバーではなく、オリジナルを中心に活動していくそうです。
それはそれで今後が楽しみだね。
****ライブレポートPART,1はここまで。続編も面白いよ!よろしく!!****