THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

冷え込みが厳しく、積雪も本格的に・・・・・

2019-12-05 20:29:17 | リハーサル

早いもので、今年も30日を切ってしまった。

ドタバタしていたら、いつの間にか年末。

インフルエンザ予防接種も済ませ、車も完全に冬装備が完了。

コンスタントに月1STAライブをこなしてきましたが、無事に2019年も終えられそうですよ。

なんたってトータルで170回だ!!

よく頑張ってきたものだ。

自分でも褒めてあげたいくらいだ。(

皆勤賞はマサのみだけど)

170回と簡単にいうけれど、その数字1つ1つに血と汗と涙が滲み込んでいるのだからね。

これも心強きメンバーらが、一致団結協力してくれたおかげさ。

相変わらず毎月メンバーの変動はあれども、なんとかかんとか器用にこなしてきました。

さてさて、今月15日の日曜日ライブが本年度の締めくくりだ。

場所はご存知ススキノのど真ん中に位置するライブハウス「ホットタイム」

ここは初夏に企画したばかりですが、大好評につき早くもブッキング。

STA「リブレーション」に相応しきハコ。

前回はあれよあれよと言う間に15バンドが大集結。

ヤリクリに大変な思いをしたので(本当はまだ出演希望をしているバンドがいたんだけど)、今回は早めに募集を締め切った。

それでも11バンド。1つが都合によりキャンセルとなり結局10バンドという区切りのいい数字で収まった。

タイムテーブル、フライヤー、その他諸々の調整も済ませてあとは本番を待つのみ。相変わらず気心の知れたバンド達が参加するよ。

そのためSTAは今月に入って2度のスタジオリハ。その初回が先日行われました。

ジワジワと外気温も下がり、チラホラと雪も降ってきて路面ツルツル状態。

それでも元気一杯に皆が、3週間ぶりに集合(夕張以来)。

例によってメンバーの入れ替わりあり。

景気よく10人編成。

内訳はといいますと・・・・マサ、クル、ヤス、ミキティ、ジュン、ニシヤン、キムキム、ファニー、クニ、そしてタク。

今年ラストということもあり、ちょっとセットリストにもひねりを加えてみました。

若干マンネリ気味の傾向にもあったもので(それ、わかる、わかる!と納得しているメンバーもいたよ)。

このメンツならではの曲目だ。

おかげさまで、各自、けっこう曲ごとに頭を抱える内容だったみたい。

それはある程度、予想がついていたけどね。

超がつくほどに久し振りな曲も追加されているよ。

早々とロビーに集まったツワモノ達。

ミキティにはその場で初プレイだという曲のアルトサックススコアの原紙をマサが手渡す。

他のメンバーにもファクス済み。

準備万端整ったところでスタジオ入り。

残念なことにキムキムは風邪により欠席。

9人編成。

鍵盤パートは、臨機応変に各自でカバーして進行。

1曲目に突入した途端、分厚い迫力のサウンドにプレイヤー自身が圧倒されちゃった。

なんたって10人中、半分の5人がホーンセクションだ。

これは愉快痛快。

トランペット2人、サックスが2人だもんね。

やはりブラスロックはこうでなくっちゃあね。これで勢いにのり突っ走っていこう!

タクは久し振りの合流で燃えています。

8月以来のクニも新鮮でしょう。

ピアノがいないからマサからヤスへとアイコンタクトを送って連結。

エンディングのベルトーンも打ち合わせ。

まずはこれにてウオーミング・アップは完了。

次いで今回唯一のインスト。これはミキティにスポットを当てるべく組み込んだもの。

まあ、トリビュート的意味合いも含んでいるんだけど。

だから期間限定で、ミキティ改め「キャンディ」と呼ばせていただきます。

それを意識してかミキティは豹柄ファッションでバッチリとめかしこんできた。

ミキティはほとんどをこの曲にかけている。

「難しい・・・・」と悩んでいるけど。

でもYOU TUBEを見て相当研究してきたようで「かっこいい!いい曲だあ!!」と益々ぞっこんの様子。

ソロも頑張ってね。

ところで、淡々と絡むバッキングなんだけど、ちょっと油断していると足元をすくわれちゃう。

おかしいなあ・・・マサがストップしてやり直し。

オリジナル音源とSTAによるグルーブに違和感があって中々噛みあわない。

ヤスもこの曲は初トライ。でもさすがだ。

ビックリするくらいに己のものとして吸収している。

西やんも遊び心を加えつつ、試行錯誤の繰り返し。

ホーン隊は全体をファニーがまとめ役をかってでてくれているから安心。

ブラススコアをおこしたのも彼だから信頼度も高い。

3曲目はご機嫌なシカゴの曲がエディットバージョンだけど復活。

マサ、西やん、ヤスは特に思い入れが絶大。

綿密なるボーカル、コーラスの役割分担は事前にマサがクニに送っていた。でもやはり不安要素があるらしく、スタジオ入り直前までクニは質問攻め。

おかげさまで細かな部分まで突詰められた。

クル氏はコード、構成、リズムに戸惑いがあるらしく、珍しく悩んでいる。

「シカゴの曲って複雑・・・・」

原題の長さにも驚いていたよ。

でも一度でもはまったら快感だよ。

ファニーいわく「これは吹きっぱなしで休めないからキツイ」とのこと。そうなんだあ・・・・。

マサはこの曲に関するウンチクを披露。

「これは単純なラブソングではなく、時間軸に対する哲学的定義を投げかけている」

と述べる。

クニやミキティ「なるほど・・・奥が深い」と唸る。

イントロはトランペット、エンディングではタクのトロンボーンソロが聞かせどころ。忠実に音符をなぞって再現してくれたよ。

これでピアノが入っていたら完璧。

そのピアノが牽引役の曲は例によってクル氏によるフュージョン風ギターで開始。

ひねりを加えたイントロのリズムセクションが入り口を見失い混乱。

西やん、それを聞いていて大爆笑。

噛み締めるように聞き耳立ててなんとかスムーズに合流。

メンバーによっては原題、邦題で憶えているので一瞬「あれ!?それってどんな曲?」とクル氏。

マサが口でリフを歌って説明。

ここでもオルガン・ソロ・パートをギターソロで引継ぎ。

去年の11月、小樽ゴールドストーン以来の曲が2曲、この度、セットリストに加わっています。

1分ほどの曲は当初クル氏は「EW&Fの曲?」と勘違い(笑)

「シカゴだよ。前にも演奏してるよ」

この曲がホーン隊にとっては引き攣るほどの難曲。

まずピアノがいないから、イメージ膨らませてファニーがトランペットで導入部分を吹く。

ミキティ、タクの「これは大変な曲だ」と深刻な表情。

そして追い討ちをかけるように予備の曲。

これはジュンが初のボーカル。キーは範囲内。

韻を踏んでいるので歌詞も問題なし。ただ構成に手を焼いている。

ものにできれば快感なんだけどね。

まあ、他のメンバー達もテンション・マックス。

「4の6で入るよ」とマサ。

的確なヤスのカウントでぎこちなくも取り組み作業。

どの曲も皆、納得のいくような出来ではないけれども、従来のSTAと比較しても十分に及第点。

完璧主義者が殆どを占めているから崇高なるものを求めすぎちゃう。

小休止を挟んで、反復。

最初の演奏曲目で問題点が発覚したところを重点的に。

7割がたは修正できたかな。

とにかく今回のセットリストは先述のとおり、あえて過酷な曲ばかりをズラリと並べてみました。

たまにはこうやって喝を入れるのも一興かと。

刺激的だしね。

今のメンバー達ならば克服できるでしょう。

責任感が人一倍強いからね。

メンバーごとに課題が山積してるだけに真剣勝負だ。

ゆえに見逃し厳禁だ。

いろいろと趣向を凝らしてもいますよ。

とりあえずは、次回のスタジオリハでバッチリとまとめちゃおう。

・・・・あ!?2人が欠席するんだった・・・・でも事前に予備対策を練っておきましたから大丈夫!!。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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