THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL.171 SUSUKINO LIVE HOUSE[HOT TIME](PART,4)

2019-12-22 23:37:52 | Live Set List

****さあ、早くもここからは折り返し点でございます。益々、白熱するライブイベントの模様をゆっくりとご堪能くださいませ!!****

6、18:00~18:30

「ABEngers」

男性ばかりの4人組。

嬉しい事に往年の70、80、90年代の洋楽スタンダード・ロックを思う存分に披露してくれました。

本番ギリギリまでセットリストに関しては相当にこだわりぬいて決定したようですよ。力の入れ具合がハンパではないね。

美味しいところどり満載で、最初からラストソングに至るまでエネルギー全開でノリノリのパフォーマンス。

後半の2曲は半音下げチューニング。

メンバーの紹介をば・・・・・・ボーカルはMR,JON、ギター&コーラスはMINORYくん(フェンダーストラトキャスター、ラージヘッド、タバコサンヴァーストのボディカラー、メイプル指板。ストラップも布製のフェンダー黒を着用)、ベース&コーラスはIKUMAくん(目にも鮮やかなメタリックブルーのボディカラー・ジャズベース。ローズ指板)、ドラム&コーラスはABEくん!!

この非常にかっこいいバンド名は企画発起人のアベくんの名をもじって、ちょうどその時にヒットしていた映画から「アベンジャーズ」

だからABEのみ大文字スペルで「ABEngers」

それ以外には大した深い意味はないとのこと(笑)

フィーリングでの命名。なるほどロックっぽい響きで中々いいんでないかいな。

そして、な、な、なんと全員が胸に星条旗と日の丸が合体したデザインの黒Tシャツ姿。

背中には各メンバーの愛称入り。

但しギターのミノリー君のみ、艶やかなるレディースサンタクロース・ファッションで決めていました。

金髪のロンゲをなびかせ見栄えも抜群に自己主張。

で、なんでこの国旗合体シャツなのかといいますと、ボーカルのジョンくんはアメリカ人なのですよ。

JONのスペルに「H」は入らないジョンくん(ジョナサン)。

日本語はほとんど話せないイタリア系(お父さんが)なんだそうです。

マサもオフの時に「ハイ!ジョナサン!!」と声をかけたら、満面の笑みでハイタッチしてくれたよ。ナイスガイ・ジョン!!

本来ならばロシア人のキーボード奏者も在籍しているんだそうですが、残念なことにお母さんがお亡くなりになったそうで急遽帰国されたそうです・・・・心よりお悔やみ申し上げます・・・・・・。

キーボード奏者の分まで、白熱したワイルドなサウンドを展開していきしょう!!

それでは早速、オープニングナンバーの解説からいってみよう!

「EYE OF THE TIGER(SURVIVOR)」

いきなりこれで攻めてきましたか!?

ドラマチックでジワジワと興奮を煽るイントロの小刻みギターによるカッティング。

そこから突然に爆発して本編へ。

毎度おなじみ完成度がすこぶる高い、究極の大ヒット曲。

産業ロックと散々揶揄されもしたけれど、下手な理屈をこねくり回すよりも楽曲の完成度を思う存分に楽しんでくれたまえよ。

もちろん映画「ロッキーⅢ」に挿入されたのは有名。

あの映画の舞台はフィラデルフィア。

ボーカルのジョンはそのフィラデルフィア出身なんだよ。

なるほど芸が細かいなあ。

MCはアベくんが中心になって進行。

熱いプレイとアットホームなトークとのギャップも、このバンドの魅力のひとつだ。

「ANY WAY YOU WANT IT(JOURNEY)」

これまた産業ロックの代名詞のような曲。邦題は「お気に召すまま」

朝のワイドショーなんかでもテーマソングに起用されていたのは、記憶に新しいところ。

まだまだバリバリにいきますよ!

身震いするほどに歌メロディがグッとくるね。琴線を震わされっぱなしだよ。

古き良き時代のアメリカンロックはやっぱり永遠に不滅だ。あの時代に青春を送っていた人達はついつい目頭を潤ませちゃうんだろうなあ。

彼らの基本的なコンセプトは「誰もが知っているロックを一人でも多くの人達に届けられるように頑張ろう!」というもの。

泣かせるね。ドンドンと泣かせてよん。

ここで懇切丁寧なるメンバー紹介。

一人一人を愛情込めて猛アピールだ。

仲の良さがホンワカと会場全体にまで伝わってきます。

時折ジョンと英語で会話している。いいなあ・・・・もっと英語を勉強しておけばよかったなあ。コミュニケーションもバッチリとれたのに。

後悔先に立たずだ・・・・(泣)

「I WANNA ROCK(TWISTED SISTER)」

おお!遂に飛び出した、メガトン級のヘビーメタル決定版。

これをぶちかまされたら黙ってなんかいられないぞ!

激しいコール&レスポンスが延々と展開されて皆汗まみれ。

喉が張り裂けんばかりに猛然とシャウト!

このやりとりは気持ちいいくらいにバッチリとはまった。

まさにライブにうってつけの楽曲。

ジョンはやっぱり日本人とは比べ物にならないほどにパフォーマンスが上手い。

本場仕込は俄然強いなあ。

しかも長身でガッシリとした体格(写真参照)でスキンヘッド。

見るからに堂々たるロックンローラーだ。

筋金入りのカリスマをまた発見したような気分に浸らせてくれたよ。

声量、声域も凄そうだなあ・・・と思っていたら、想像以上の迫力に圧倒されっぱなし。

マイクスタンドを斜に構えて握るスタイルもはまってるし。でも大きな瞳の笑顔は飛びっきりに優しそうで魅力的だったよ。

人気者のミノリー君によるエモーショナルかつトリッキーなギターソロも効果テキメン。

観客のトッシーは「リッチー・ブラックモアが大好きなんだなあ」とポツリ呟いていたさ。

実はこの曲「万事屋」が前回のライブでオープニングにプレイしていて一気に観客を鷲掴みにしたのだ。

ミノリーいわく、それに対するオマージュだったらしいんだけど「万事屋」は今回10FEETを採用したので結局被らなくて良かったんでないかいな。

そろそろ体も温まってきて気分もほぐれてきたね。

情け容赦なくグイグイ存在感を示して、ステージ上は独壇場。

「胸いっぱいの愛を(レッド・ツエッペリン)」

定番中の定番が満を持して唸りをあげた。

中盤にブリティッシュの大御所を持ってくるなんて憎い配慮。

完璧にオーディエンスの魂を手中に収めた感あり。

鉄壁なるバックの演奏に支えられて、ジョンがロバート・プラントになりきり陶酔ポーズ。

ハイトーンの厚みと安定感は抜群。

本家よりも全然いけてるさ。

観客達もギターリフやドラムフィルの細部までを熟知しているから、一緒に全身でエアプレイ。

そしてサビの大合唱開始。

ブレイク後はリズムセクションが不気味に控えめなバッキング。

中間のパートにおける官能的ボーカルも見事に演じたジョン。

次いでジミー・ペイジによるテルミンの出番。ここでは今風な機器がミノリー君の手によって駆使される。

秘密兵器のアイフォンをピックアップに近づけて、ノイジーでプログレッシブな擬音効果を演出。なるほどねえ・・・そういう手があったか。手がこんでるね。

何から何まで勉強になる。そして最大の聞かせどころともいえるハイポジションにおけるギター・ソロへと雪崩れ込み。

「ありがとうございます!!・・・・・・・BY THE WAY(RED HOT CHILI PEPPERS)」

レッドの次にもレッド。だけどLではなくR。

しかも再びアメリカンのファンキー・ロック。

新旧織り交ぜた進行でも全く違和感ないところなんかは絶好調でさすがだ。

静かなイントロのリムショットから強引なくらいの勢いにのってはじけまくる。

比較的若手のオーディエンス達から大歓迎されていたよ。

ジョンもすこぶるリラックスしてきたようで、大きな体でステージ狭しというくらいに元気一杯ピョンピョンと飛び跳ねている。

「アンソニー!」の声援があちこちから飛びかう。

特筆すべき点は、オリジナルの肝ともいえるフリーのチョッパー奏法を、ここではイクマくんがフラットピックにて器用に弾いていたこと。

でもしっかりと跳ねまくっていて、グルーブをしっかり醸し出していました。

「SONGS2(BLUR)」

ここからギターとベースは半音下げチューニング。

重たい独特のドラムフィルからはじまったものだから、一瞬ザ・ナックの「マイ・シャローナ」かと思っちゃったけど、こちらも比較的アベンジャーズの中では新し目の、疾走する驚愕のミディアムなレパートリー。

猛獣のごとき爆発力と雄叫びも込めて猛然と突入。

アメリカンとブリティッシュ、そして時代も行ったり来たりで飽きることなく新鮮だ。

世代的にみても彼等はオルタナティブ・ロックの洗礼を受けたクチなんだね。

若干マニアックなこだわりもチラホラと露呈していて思わずニンマリ。

「次の曲で最後となります!(えええ~!!??・・・・)ありがとうございます!(笑)

皆さん、一緒に地獄に落ちましょう!!・・・・・・HIGHWAY TO HELL(AC/DC)」

トドメとばかりに強烈なるカウンターパンチを浴びせにかかってきたな。

観客達はノックアウト。息の根を止められちゃった。

横ノリのごり押しブギーがご機嫌な響きを伴って雪崩込んできた。

王者の風格さえ漲らせて余力を振り絞るように畳み込んできたよ。

これこそライブならではの醍醐味。だから一度でもはまったら抜け出せほどにクセになる。

それも一興。

一体全体、このバンドにはいくつの隠し玉を潜ませているの!?

初アベンジャーズ体験はお得な気分にドップリと浸れてウキウキ浮かれちゃうよ。

俄然注目株のバンド。すぐにでもまた観たくなっちゃった。

今後益々の活躍にも大いに期待しちゃうよ。

ちなみに今度はヴァン・ヘイレンの「パナマ」も是非プレイしてね。

お疲れ様でした。

7、18:40~19:10

地元・札幌からの参加でBREZZA。

「ブレッツア」と読みます。

今となっては伝説と化したZARDのコピーバンド。7人組みの登場です。

ここまででは一番の大所帯。

といってもついこの間、STA企画「リブレーション」で白石ピグスティ&小樽・浅草橋「オールディズ・ナイト」に出演したばかりだから、私がこのバンドを観るのは今回で3回目だ。

もはやSTAとは常連組。

前半立て続けバンドのリミックス、チョーヤ、ミッドナイト・クライシスに負けないくらい、また違った魅力全開のミサトちゃん&トモちゃんもキュートでセクシーに迫る歌声を届けてくれましたよ。

というわけで再度、チャーミングな歌姫2人を擁するバンドの登場。

この日10バンド中、なんと6バンドに女性シンガー&コーラスが在籍なんですよね。後で気づいたんだけど、これはとってもいいことだ。

もっともっと女性がスポットライトを浴びる音楽シーンになってもらいたいものだ。バンドの活性化にも繋がるしね。

さてさて新メンバーを迎え入れての7人編成はといえば・・・・・ヴォーカルにそのミサト嬢。リードギターはサカエ君(前回までは愛器IBANEZ シースルーレッドボデイ、ローズ指板、PRESTIGE S540Q WCBおそらく7~8年くらい前のモデルを使用していましたが、今回からは新たな秘密兵器ミュージックマンのEVHブルーカラーボディにチェンジ。メイプル指板)。サイドギターは神玲氏(サンバースト・ボディのトーカイアコギとブラックボディのストラトキャスターをプレイ。ローズ指板)。キーボード(KORG N5)がハルキ氏。

ドラマーはモリタくん(備え付けのブラック・シェルのドラムセットを使用)。そしてべースは重鎮のシンジくんだあ(ブルーボディにメイプル指板のベルモアが復活。ウォッシュバーン系列のメーカーを使用。これを黙々と渋くフィンガー・ピッキングでプレイするのです。)

シンジ君とマサとは10年を軽く超えるほどの音楽仲間。

彼はあの泣く子も黙る札幌のチューリップ・コピーバンド「TAKE OFF」を長年率いるリーダーでもあるのです。

思い起こせば、練習スタジオが初対面でしたねえ。

ちょうどSTAと結成時が同じ。

もう彼とは、数え切れないほどにタイバンしました。札幌を手はじめに小樽から他の地方にまで・・・・。

そうやってお互いに刺激を与え合って励ましあい、紆余曲折を経て今日までずっと切磋琢磨してきたわけであります。

テイク・オフはSTAの「リブレーション」にも出演してくれましたよ。

だから酸いも甘いも噛み分けた同士でもあるわけです。

そんな彼が新たに結成したのがブレッツァ。

まだライブは10回にも満たないそうです。

そんな風には全く感じられなかったけどね。

ミサト嬢いわく「今回は新しいザードの曲を増やします」とのこと。

俄然注目だね。

「心を開いて」

ブレッツアではこれ、初めて聞くなあ。

1996年にリリースされた名アルバム「トウディ・イズ・アナザー・ディ」に収録。

いつもにも増して、ミサト嬢の初々しきステージングが好感度高し。

ちょっと声質が坂井泉水嬢と森高千里をブレンドしたように聞こえたのは私だけかなあ??

とにもかくにも、これを1曲目にもってくる大胆不敵な構成には脱帽。グッと成長した自信の表れか?

淡々とミディアムテンポで進行する、ちょっと大人っぽい異色の落ち着いたアレンジ。

打ち合わせの段階で、練りに練り上げられた結果なのでしょう。

もうこれで、掴みはオーケー。バッチリだよ。

それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね(作詞は坂井泉水さん)。

「はじめまして、ホットタイムは初ライブです(意外だ!)新メンバーのサイドギター神さんです(拍手!)よろしくお願いします。じゃあ次の曲へいきます・・・・・・君がいない」

モリタくんのスティック・カウントから、神氏のアコースティック・ギターによる、爽やかなコード・ストロークではじまるキャッチーなポップナンバー。この辺の流れは最早定番ですね。

決して外せないポジション。

メンバー達は黒を貴重とした比較的シックな装いなんだけど、中にはハンチングやストール姿でさりげなく自己主張。

フロント中央に位置するミサト嬢&トモちゃんを引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリも効いています。

これならばミサト嬢もトモちゃんも安心して、心おきなく歌に専念できるというもの。

一生懸命、誠心誠意心を込めての熱唱に次ぐ熱唱。

「トモちゃ~ん!」の熱烈なるラブ・コールも飛びかう。

サカエくんのトレードマークともいえる、スライド・ギターが唸りをあげて更なる抑揚を演出。

最前列にてアベさんとスバルちゃんが、ネオン・スティックをリズムに合わせて左右に振っているよ。

後方から見ていても綺麗な光景だ。

MCはミサト嬢が兼任。

「改めまして・・・・・ZARDのコピーをしているブレッツァです。去年の4月に結成して、今月で1年と8ヶ月を迎えました。

初め見る方達はこれを機会に、ブレッザという名前を覚えてくれたらとても嬉しいです。

もっともっとZARDの曲が歌い継がれるように頑張っていきます。

それではまだまだ最後までこの勢いでいきましょう!次の曲にいきたいと思います。いいですか・・・・・・・・・・DON’T YOU SEE!・・・・」

キーボードが先導する流れから、ツインギターの持ち味をフル稼働です。

アコとエレキによるコンビネーションが絶品。

特にここでもサカエ氏によるスライド・バー活用による奏法は益々効果絶大。

本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなるギター・サウンドを紡ぎ出していました。

故ローウエル・ジョージばりの、表情豊かなるピッチで豪快。

それでいて決してでしゃばり過ぎず、程好く溶け込んでいるところなんて憎い。

このスライドギター奏法も、ブレッツァの売りの一つ。だってこれって数多くあるギターテクニックの中でも究極に難しい部類なんだよね。それを涼しい顔してハイポジションで、次々にフレーズを奏でる男っぷりには、ただただ圧倒されっぱなしで惚れ惚れしちゃいます。

中間部でのドラマティックな導入部分には目を見張るものがあります。よくできた構成だ。勉強になるなあ・・・・。

今度は「ミサトちゃ~~ん!」と図太い声援がひたすらに送られています。

満面の笑顔で手を振り返すサーヴィスは忘れないミサト嬢。

「ここでライブの告知をさせてください。4つほど入っています。(売れっ子だね。方々のイベントから引っ張りダコさ)。中でも一番大変なのは雪祭りです・・・・・凍えるかも・・・・・2月6日の木曜日19:30~20:00に出演しますので、もし興味があれば応援に来てください(マサは何年も連続してここには出演したけど相当にきついよ。30分は根性入れて挑まないとね)・・・・・きっと忘れない!!」

1994年リリースのアルバム「オー・マイ・ラブ」に収録。

名曲目白押しだ。

天国の坂井泉水さんにも、ミサト嬢の歌声は間違いなく届いていることでしょう。

叙情的なピアノによる調べに乗せて、流麗で重厚なるボーカル・ハーモニーから入る壮大なナンバー。

女性陣の才能は、お見事の一語に尽きます。

それは万雷の拍手が全てを証明しているよ。

力強い極上のメロディ・チューンでは、堂々たるパフォーマンスを繰り広げています。

ここいらにきた段階でとてもリラックスしてきたのか、ノリノリで出色の完成度を誇っています。

元気を全身に一杯もらえるはじけたハード・ナンバー。緻密に組み立てられた無駄のないパーフェクトな楽曲。ザードの細部を十分に知り尽くしリスペクトしていないと、とてもじゃあないけれどもこのような選曲はできないよね。

神氏はアコギからテレキャスターに持ち替え。

この辺のパートに対するコダワリ感覚が、音の随所にも反映されています。

琴線震わせっぱなし。心の奥底から振り絞るような荘厳なる音絵巻にはゾクゾクしてきちゃうなあ。

アップテンポでパワフルなバックビートにのせて頑張っています。

ドンドンと加速して厚みを増していく音壁の底辺を、ドラムアクセントのリズム刻みが正確無比なところも感心しきり。

ここでも縦横無尽にギター・ソロが「ギュウイーン!!」と歌メロの間を駆け巡る。

「今回は新しいザードの曲を取り入れてみました。

これも新しいレパートリーです・・・・あの微笑みを忘れないで」

1992年リリースのアルバム「ホールド・ミー」に収録。

タイミングを見計らっての軽快なるステック・カウントから。

何故だか切なくなってきて涙腺が緩んできそうだ。

本当に誰からも永遠に愛される光り輝くほどの金字塔が目白押し。

手拍子が最初から最後まで鳴り止まない。

エンディングにおけるサカエ君のギター・ソロも、心なしか叙情的に訴えかけてくる。

「え~それでは最後の曲となりましたので、メンバー紹介をしたいと思います」

ミサト嬢が一人一人を、懇切丁寧愛情タップリに心込めて紹介。

彼女の秘めたる優しさが滲み出ています。

「ありがとうございました!今日のブレッツァを見て気に入ってもらえたなら、是非これからも私達のライブに足を運んでください。ブレッツァでした!はい、それでは盛り上がっていきましょう!・・・負けないで!!」

やはりラストを飾るのは、このJ-POPアンセムしかないですよね。

会場全員が総立ちで一体となっての大合唱。心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ。

幸せと喜びと笑顔のエキスを、楽曲から大量に注入していただきました。

前向きでリフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう。大いなる励みの讃歌となって・・・・。

沈着冷静なる燻し銀のシンジ氏ベースライン・セクションは、常にボトムを貫禄タップリに支えています。

「ありがとうございました。また会いましょう!」

あっという間に、夢のような30分が過ぎ去ってしまいました。

心残りだけど、格別なる楽しみは次回のためにとっておきましょうよ。

アベさんもシンジ氏のもとへと駆け寄って握手を求めていました。

BGMはシカゴの「クリスマス・アルバム」

 

****はい!ライブ・レポートpart,4はこれにて終了。なに!?続きを早く読みたい?

まだまだ威勢の良い残り3バンドが登場しますからね~。part,5へと続きますよ!!****

 

 

 

 

 

 

 

 

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