オフィシャルのライブ盤を集め尽くしたファン心理を狙ったかのように続々とリリースされたのが…
「king biscuit flower hour」
伝説のバンド達の激レアなライブ音源が高音質で登場。
これには狂喜乱舞したものです。
あのバンドもこのバンドもある!
中には2枚組みなんて贅沢な仕様もあり。
これは当時ラジオ放送用に収録されていたもの。だからハイクオリティなのは当たり前なのだ。
でもオンエアされたのみでほとんど正式には発表されなかったはず。だから当然のごとくブート業界が私腹を肥やす格好の材料になった。
まあ、契約とか色々な事情があったのだろうけど、なんとある時期からドバッと登場!
カタログをみたらどれもこれも垂涎もの。
コレクター狂喜乱舞。嬉しい悲鳴の連続。
それまでは泣く泣く高値で入手するしかなかったのだからねー。
マウンテンのライブ盤も過激で熱い記録がギュー詰めだあ!
1974年キャピトルシアターでのもの。
名プロデューサーのフェリックスパパラルディが画策したバンドだけに第二のクリームと鳴り物入りでデビューしたバンド。
ウッドストックでのパフォーマンスも語り草。
この盤ではキーボード無しのトリオ編成ゆえによりワイルドでストレートなハードサウンドを披露。
インプロもスリリングだ。
クリームよりもアグレッシブで攻撃的なのがご機嫌。
フェリックスが発掘してきた巨漢レスリーウエストのカリスマ性が存分に発揮されている。
情け容赦ないど迫力のギターワークとメガトンボーカル。
さすがリッチーやマイケルシェンカーやランディローズらに影響を与えただけあるね。
この後バンドは解散。
クリームとマウンテンの合体バンド、ウエストブルース&レイングもいかしてたなあ。
フェリックスは札幌にも来てくれてクリエイションとコラボしたけど奥さんにある件で揉めて射殺されてしまった…訃報を聞いた時はひたすらにショックだった。
あのマウンテンのミステリアでかっこいいロゴマークをデザインしていたのもその奥さん。
フェリックスのベースボディにも彼女がペイントしていたね。
バイオリンシェイプなんだけどソリッドボディ。ヘフナーではなくギブソン製。
ジャックブルースを意識した?しかもちょい捻りを加えて。
あれは下からバーが出てきてチェロみたいに弾く事もできるそうです。
東京の楽器店で中古の現物を発見して感激した。
レスリーはソロ活動に専念しつつ幾度もマウンテンを再結成。
糖尿病になって激痩せしたね。
でもギタースタイルはいまだに健在だ。