THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

シカゴ18 カセットテープ3本!

2020-07-18 21:19:08 | CHICAGO

CDの売り上げ低迷、MDは残念な結果に。で、レコード人気復活に次いで、最近はカセットテープが若者たちの間で静かなブームなんだってねー。
これは非常に嬉しいことです。ずっとしまい込んだままにしていたカセットテープをここのところ、ちょくちょく聴いているんだけど、とても暖かくマイルドで新鮮なサウンドを再認識した。
アナログの極致。原点回帰。

「シカゴ18」はピーターセテラ脱退後、元キーンの若き新人ジェイソンシェフを迎えて1986年にリリース。
10曲入り。
ファーストシングルとしてカットされたのは彼ら初期の代表作「長い夜」のリメイクだあ!これは、話題になったよね。
トロンボーンのジェームズパンコウが、自作曲のデモを皆にスタジオで聞かせていたら、ロバートラムが、それに合わせていきなり「長い夜」を歌い出した。
プロデューサーのデビッドフォスターが「それはいいねー」と一言。
アレンジし直してレコーディング。
だからクレジットはロバートとジミー。
この曲のプロモーションビデオも「ブレードランナー」風で凝ってます。
この後の来日コンサートは二部制。
長い夜のリメイクと、オリジナルバージョンの2種を演奏してくれました。
さあ、君はどっちのテイクが好みかなあ?…

コメント (2)
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古井戸  さなえちゃん EP

2020-07-18 17:27:07 | free form space

「大学ノートの裏表紙に〜♫」
道産子の加奈崎さんが結成したフォークデュオ「fluid」こと「古井戸」だ。
「さなえちゃん」は彼ら一番のヒット曲。
毛糸の帽子がトレードマークの相棒チャボはケメと並ぶフォーク界のアイドル的な存在。
このさなえちゃんはライブ録音なんだけど、あちこちから女性達の黄色い声援が飛びかっている。

時は流れ、古井戸の盟友でもあったRCサクセションが、驚いた事にかっこいいロックバンドに変身していた!
名盤「ラプソディ」のアルバムジャケットを見たらば、何とあのチャボが鋭い眼光を放ちながらポーズしているではないかあ?!
古井戸解散後、RCに正式加入していたんだ!
清志郎がミックでチャボはキースのスタンスだ!一目瞭然‼️
ここから伝説の快進撃が始まる。

中学生の頃、後方座席だったのをいい事に授業中はほとんど居眠りしていたか、給食を待ち焦がれて腹を減らしていたか、ロック雑誌読みながらシカゴロゴをノートに書く練習ばかりしていた…(^◇^;)。
隣りの席に座っていたのがおさげ髪のさなえちゃん!
彼女は才媛でして、常に教科書と教壇を交互に見ながら脇目も振らずずっとペンを走らせている。
で、先生もちょくちょく「村上、これを答えろ!」と指名する。当然何が何やらちんぷんかんなんだけど、隣りのさなえちゃんが間髪入れずサッとメモ書きを手渡してくれる。そこには正解がわかりやすく簡単明瞭に記入されているわけだ!
これで毎回ピンチを救われたものさ。
社会人になってクラス界で彼女と再会した際、そのお礼を言うとにっこりと微笑んでいたね!
ちなみにさなえちゃんはデビューして間もない五輪真弓のファンだったなあ…。

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爆風スランプ ランナー CDS

2020-07-18 16:40:36 | free form space

爆風銃とスーパースランプが合体したバンド「爆風スランプ」
デビュー時はメンバー4人のルックス、パフォーマンス、曲調、メンバー名などからコミカルなイメージが強かった。
実際に同じレコード会社に所属していた米米クラブ、聖餓魔IIと共に「色物三大バンド」と呼ばれていたし…。
でもオリジナリティやテクニックはずば抜けていた。
特にリズムセクション。
ベースの江川ほーじんはピカイチ!
小柄な身体から弾きだされるマシンガンスラップには驚愕したものだ。
教則ビデオも懇切丁寧でわかりやすくて凄かったなあ。
その後、スペクトラムの新田よろしく一郎さんをプロデュースに迎えるも、新田さんの売れ線志向に反発した江川ほーじんは脱退を表明。
そんな彼に捧げられたのが彼ら最大のヒット曲「ランナー」だ!
血沸き肉踊る圧倒的なパワーソング。
その後、爆風スランプの弟バンドTOPS(こちらの仕掛け人も新田さん。やはりコミックバンドなんだけど、本格派ブラスロックだった)のバーベQ和佐田をベースに迎えるも、やはり江川ほーじん時代が人気のピークだったね。

その昔、私が東京でバンド活動していた時、目黒の有名なライブハウスでイベント出演があったんだけど、勝手にライブ日を変更されてしまった。
44マグナムと爆風スランプのテレビ番組用ライブ収録があるからとのこと。何の謝罪もなかったけど、腹立ちながらも一応その番組は見てしまった…。

江川ほーじんは脱退後、その44マグナムのボーカルとライナセロスを結成!
しかし、悲しいことに江川ほーじんは数年前、交通事故にあって今も意識不明状態なのだとか。
またあの超絶技巧な技をビシバシと披露して欲しいなあ…。
元気に回復する事を心から祈っています。

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