THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

GARY MOORE/blues for greeny(CD)

2020-07-26 15:48:33 | free form space

孤高のギタリスト、アイルランド出身のゲイリームーアのデビューは「スキッドロウ」
このバンドは「キングクリムゾンに対するアイルランドからの回答」というキャッチコピーにて登場するも大した成功は得られなかったね!
その後、故郷の盟友フィルライノット率いるシンリジーへと合流。
ここから一気にゲイリームーアの名がロック界に広まる!
この頃、ハード系、フュージョン系がロック界隈で吹き荒れていただけに、ゲイリームーアに対して熱い視線が注がれたのでしょう。
第二のジェフベックなんて言われていた。
私もそれがきっかけで一気にゲイリーへ興味を持ち始めた。
そして当然の如くゲイリームーア人気は沸騰!
アルバムをコンスタントに発表、コンサートツアーと順調に活動後、長年の夢でもあったブルースフィールドに着手。
そうそう、ゲイリームーアが影響を受けた数多くのギタリスト中、その際たる人物こそピーターグリーン。
スキッドロウ時代にツアー同行したフリートウッドマックでピーターグリーンにいたく気に入られたそうで、ゲイリームーア自身もピーターの奏でるブルースフィーリング溢れるギターサウンドに多大なる感銘を受けたそう。
その際にピーターの愛機レスポールをタダ同然で譲り受けたとの事。
その後、ドラッグによる健康問題で引退同然だったピーターに捧げるアルバムまで制作して話題になったね。
これをきっかけにピーターも奇跡の復活を果たす!
素晴らしき師弟愛だ。
ゲイリームーア初来日時、新宿厚生年金会館でライブ観戦したんだけど涙無しには聞けない名曲「パリの散歩道」でピーターから授かったレスポールを使用。
例のエモーショナルな泣きのフレーズから究極のサスディーンをふんだんに盛り込んで聞かせてくれました。

ピーターも今頃は愛弟子との久しぶりの再会を喜んでいるかな?

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PETER GREEN blues guitarist死去…73歳

2020-07-26 14:54:35 | free form space

サンタナ初期の代表曲と言えば、ほとんど誰もが「ブラックマジックウーマン」と答えるでしょう。
この曲、結構サンタナのオリジナルだと思っている人が多い。まあ、そのくらいにハマっているんだけどね。
で、オリジナルはフリートウッドマック初期のナンバー。
作者はピーターグリーン。
本格派ブルースロックギタリストの元祖だ!
なんたってクラプトンの後をついでブルースブレイカーズに加入したという実力の持ち主。
そこで知り合ったメンバー達と組んだのがかのフリートウッドマック。
「噂」のビッグヒットで思い切りポップ化したマックを知っている人達にとっては違和感たっぷりにビックリするくらいなブルースロックバンドだった。
ドラッグ問題でピーターは残念なことに脱退を余儀なくされるんだけど、その後も数多くのミュージシャン達に影響を与え崇拝されていた。
エアロスミスとか。
ヘビーメタルのジューダスプリーストもマックの「グリーンマナリシ」をレパートリーに取り上げている。

ピーターは長年のブランクを経て奇跡の復活を果たすも先日、亡くなったそうです。
73歳かあ…もっと年齢は上だと思っていた。
ピーターの来日公演は観た事はないけど、彼愛用のレスポールギターは見た事があります!

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