THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

VOL,215 夏の終わりの北運河サウンドエナジー13(40高中 編)

2024-09-02 06:45:09 | Live Set List
****このライブレポートって、意外にも根強いファンがいるのですよ。
チェックも中々に手厳しく、叱咤激励を日々受けております。
今後とも、どうぞお手柔らかに
( `・∀・´)ノヨロシク・・・・****

日差しもギラギラで日焼け止めが必要なほど
グッと冷えたビールが美味しくって何杯でもいけちゃうぞ
(俺は下戸だけどね((´∀`))
まあ何はともあれ、いやが上にも、グッとくるなあ・・・・・・。

まずはステージ上にセットされている機材類のご紹介をします。
キーボード用のアンプにローランドのJC-40。
ベース・アンプはご存じのハートキーシステムで、
410BASS module-2。
HEAD HA7000。
ドラムセットはご存知、茶色い光沢のシェルが美しいパール。
ギターアンプはマーシャルJCM-900とJC120の2台が用意されている。

早くも熱気を帯びはじめた会場内に絶えず流れ続けているノリノリの素敵なBGM
めっちゃムード満点。
会場内に流れるBGMはザ・ビートルズの「ヘルプ」&「ペーパー・バック・ライター」。
ビージーズ「イン・ザ・モーニング」
グラス・ルーツ「今日を生きよう」
ストローブス「パート・オブ・ザ・ユニオン」(あのリック・ウェイクマンもメンバーだった・・・でもこの1年前にイエスへ加入してしまったからここでは演奏していない)
ダイアナ・ロス「イフ・ウィ・ホールド・オン・トゥゲザー」
ジョー・コッカー&ジェニファー・ウォーンズ「愛と青春の旅立ち」(究極の名バラード)
レインボウ「シンス・ユー・ビーン・ゴーン」
オリヴィア・ニュートン・ジョン「レット・ミー・ビー・ゼア」
ニール・セダカ「オー❕キャロル」
ザ・ヴェンチャーズ「急がば回れ」
スリー・ドッグ・ナイト「喜びの世界」
ジョー・ウォルシュ「ロッキー・マウンテン・ウェイ」
ランナウェイズ「チェリーボム」
「ゲット・イット・オン」(T-REX)
「ミスター・ロボット」(スティクス)
「遥かなる影」「スーパースター」「イエスタディ・ワンス・モア」(カーペンターズ)
「ひとりぼっちのあいつ」「ドント・レット・ミー・ダウン」(ザ・ビートルズ)
エルトン・ジョン「ユア・ソング」
そして、ハミルトン・ジョン・フランク&レイノルズで「恋のかけひき」
アキはボーカルや曲の雰囲気が布施明か尾崎紀世彦みたいだなあ、とほざいていたさ((´∀`*))
もっと勉強しなさいな!
もうこれだけで、気分は高揚するんだからねえ。


それでは景気よくライブレポートに突入と参りましょうか!
心行くまで楽しんじゃおう。
下手な屁理屈抜きにして、それっきゃない!!

皆さま、お次の番だよ。
時間の方は相変わらず多少巻き気味での進行
****このライブ・レポートももちろん果てしなく書き進めていくよん!!
我らがSTAは、このブログの主役故最後にタップリとお届けしますよ。
というわけでして、それでは皆さん、目いっぱいにゾクゾクと陶酔してね~~!!
覚悟のほうはいいかな!?****

中盤戦へ勢いにのって突入
ここからはちょうど折り返し点
それにしてもこんな素晴らしいバンドが9番手だなんて勿体ないくらい・・・・

15:00~15:25
「40高中」
アダルティーなフュージョンサウンドを奏でてくれるバンドが現れましたよ。
日本が誇るギター界のヒーロー高中正義を再現。
もちろんオールインストウルメンタル。
札幌から、な、な、何と6年ぶり2回目の出演だ!
実は私がこのバンドを観るのは3回目
噂は以前から聞いていたのですが、7年前の4月23日STA企画イベントにて遂にその神秘のヴェールを脱いだのでした(もうなくなってしまったヴィニーズバーにて
その時にはディア・フレンズのセッキー&ミキミキ、そして現STAのチャーミングなレディ・アッキーが在籍していた!)
かくいう私も彼等の姿を拝見するのはそれ以来
といっても他のバンドでは数えきれないくらいに対バンを組んではいるけれどもね・・・(実際の話、この中の数人はこれまた渋いスクエアのカヴァーバンド、ミラージュで3番目にプレイしていた(´∀`))
つまりは皆が皆、お馴染みの連中ばかり。
残念ながらも、忌まわしきコロナ騒動に巻き込まれてそうとうにご無沙汰気味だった
根強いファンは膨大に存在するんだけど
それだけに期待度は別格扱い
季節柄、この日の中でも一番ふさわしきサウンドを展開してくれた
やっぱりこうでなきゃあねえ
キンキンに琴線を震わせるフレーズが随所に響き渡った
もうそれだけでコアなオーディエンスは古き良き熱い青春時代へとタイムスリップ
各自、口づさんだり、踊ったり、ギターを弾く真似をしたりと目いっぱいにエンジョイしていたさあ

だって日本のフュージョン御三家の一つだもんなあ
カシオペア、スクエア、そしてこの高中


メドレーを含んでの全4曲でしたが、もっともっとやって欲しかったよお!
ぐわあっと盛り上がってきた美味しいところでお開きとなった次第さ・・・

このバンド名をみてピンときた方は相当な通です。
高中ソロアルバム第3弾「AN INSATIABLE HIGH」のジャケットデザインは、ジョギング姿の高中が写っているのですが、その足元に描かれているのが今では廃止となってしまった交通表示「40高中」!
決してロックっぽく「フォーティータカナカ」と読むのではなく「ヨンジュウコウチュウ」と読みます。
この辺のウイットとユーモアに富んだお洒落なセンスがナイスですね

余談ながら・・・・名物男のヒコちゃんも「ブルー・ラグーン」という高中バンドを結成して数年前に小樽浅草橋サウンドエナジーへ出演していたなあ

6人編成の内訳は・・・・・まったくタイプの異なるツインギター、ツインキーボードにベース&ドラム。
この日の出演バンドは掛け持ちが多いのですが、ここにも数人いましたよ
(先述のミラージュ)

ギターは眼鏡姿の石やん
先月までSTAでも弾きまくっていたスーパーテクニシャン
(フェンダーのストラトキャスター。
白いTシャツの胸には神々しくフェンダー・スパゲッティ・ロゴが輝く
その上に青いシャツを粋に着こなす
ピックアップはこだわりのSSH。
渋いブルーのボディカラー。
ローズ指板。
ワイヤレスを使用。
黒いジーンズが渋い!)。

もう一人のギターはアミちゃん
(ご本家同様にヤマハのSG-1000を使用。
黒のボディカラー仕様。
shirtも眩いほどの柄物で決めているところが心憎い。
バランスセンスがナイス!
サングラスと白いスニーカー&パンツ姿が爽やか過ぎる)。

売れっ子のドラムにアキちゃん
(帽子とshirtは黒で自己主張!
誕生日が目前・・・・一足先に、おめでとう!)
あちこちで引っ張りだこの超絶に人気者
麗しの奥様キヨミサンも愛犬(メス)と一緒に熱いエールを常に送り続けていたよ
この日に知ったんだけどパープル・ブリンガーのオカちゃんとは知り合いなんだとか
共に自宅スタジオを制作する際に見学をしたそうだ
愛犬のお世話をしているのがサーヤ&マオ夫妻という縁でのこと
びっくりしたよ((´∀`))

ベースは毎度おなじみのテクニシャン、ヒロくん
ヤマハの5弦でプレイ
パール・ホワイトのボディカラーが目に鮮やか過ぎる
ローズ指板
しかもゴールド・パーツが光り輝くのだ

そして下手のキーボードはハルちゃん
椅子に座ってのプレイ・スタイル
清楚な衣装が、とってもチャーミングでお似合いさ。
あちこちから、いつでも引っ張りだこの彼女。
この日も愛器ローランド06とスタンド共に、かわいらしい白で統一
これがとてもステージ映えしていた

もう一人のキーボード、トモ嬢は上手に鎮座
ヤマハのD-DECKを使用
機材のバリエーションもゴージャスこの上ないねえ

どうです!
エグイでしょう((´∀`))
皆さんも彼らのプレイは、絶対にどこかしらで見たことがあるはず。
そのぐらいにあちこちで、アグレッシブに活躍しているミュージシャンばかりです。
特にアミちゃんは
ミキミキちゃん率いるDEAR FRIENDS、ミラージュ、マジックカプセル、・・・他にも膨大なプロジェクトに所属している男だ。
いつでもどこでも注目を浴びているのだ。
この日も相変わらずの超絶技巧なプレイを、クールにこなしまくっていたよ。
AXIAにも最近復帰したしね
そのバンド・リーダー、クル氏も応援に駆けつけていた

石やんも、ブレイクスルーを経て、才色兼備のモデル並みな女性シンガーをフューチャーしたバンドを率いて、近年はすこぶる気を吐いている

人脈も豊富なナイスガイ・アキちゃんもジャンルの壁を軽く超越して、方々でスティックを振り回しながら叩きまくっているよん

ハルちゃんについては、もはや野暮な説明なんて皆無
数えきれないくらいに、多方面で対バンを組んできた仲です

ちなみにヘッドとスピーカーの間には黒い高中正義のロゴ入りタオルを挟みこむという念の入れよう

最前列では、すでに元気一杯のクドウさんや、アベさん達が絶えず声援を送り続けています

それでは前置きが大変長くなりました。
以前に見た時から、ほとんどの曲を入れ替えてきましたよ。
見事なくらいのライブ・セットリストに対する妥協なき徹底ぶりに拍手喝采
やる気満々の意気込みがヒシヒシと伝わってくる采配
期待感にワクワクときめきながらの観戦

ここいらで本編に入りますよ!

ステージの入れ替えには10分が用意されている
・・・・(-_-;)
サウンドチェックをとうに終えてセッティングは完了しているので十分に余裕があります。

若きヒカルちゃんはステージ上で俄然スタッフに徹している
斎藤さんがからかう
「メンバー達から声がかかっているよ
ちゃんと働いてください((´∀`))」

皆さま、準備万端整いました
さあ、そろそろ参りましょうか!!
満を持して華麗なるショーの幕開け。
詳細なるライブレポートをお送りしていきたいと思います((´∀`))

賑やかなBGMに誘われてワイヤレスマイクを手にした斎藤氏がバンドを声高らかに紹介する
((´∀`)ステージ後方のテント内から)

「お待たせしました!
小樽北運河サウンド・エナジーはおかげさまで順調ですよ
今日はあちこちでライブイベントが開催されている中、こちらを選んでご来場いただきありがとうございます
先ほどまでの雲はどこかに行ってしまいました
昨日に引き続きピーカン
暑いのも考えものですが・・・・
まだまだ素敵なバンドがいっぱい出演しますよ
私は司会進行があるのでバタバタですが・・・(-_-;)
1人でMCを担当させていただきます
私もボーカルなんですけど、今日はスタッフに徹して1曲も歌いません((´∀`))
演奏に先駆けてちょっと説明させてください
会場内キッチンカーでフード&ドリンク類を各種揃えていますのでドンドンと注文してくださいね
ただし、熱中症にはご用心
それでも具合が悪くなった方がいらっしゃいましたら、必ず救急車を呼びますのでご安心ください
水分の補給と日傘は必須アイテム
お次に控えしバンド、力強いサウンド展開で凄い楽しみですよ。
興味津々のジャンルは高中正義のカバーが中心。
ジャパニーズ・フュージョン系
7年前に結成
メンバーを刷新して更にパワーアップしました
これからもドンドンと活躍の場を広めていきたいそうです。
応援のほどよろしくお願いいたします!
それでは40高中の皆さんです。
どうぞよろしくお願いいたします!!」

なんまら力が漲ってきたぞ。
ARE YOU READY!?
OH!YEAH,
HEY!
LET'S GO!

バンドは万雷の拍手によって迎えられた
かなり、緊張感もほぐれてきたようでノリノリのご様子だ。
写真で見てもおわかりでしょう
いよっ、待ってました
オーラが半端ない
息つく島もあたえてくれない
悪しからず・・・(-_-;)


MCも兼任するアミちゃん
「真夏に相応しい曲の数々をお送りします!」

いきなりかっこいいドラマティックなSEが流れる中で、イントロがはじまった。
それに導かれてハイハットカウントから激しいビートがいきなり炸裂
オープニングナンバーに相応しいポップな
「フィンガー・ダンシン」
おお!いきなり初っ端からこれですかあ!
衝撃ですな
1980年9月1日リリースのミニアルバム「フィンガー・ダンシン」3曲目に収録
タイトル通り、正に指が踊りながらフィンガーボードをなめらかに、駆け抜けているかのよう
情け容赦なき掟破りの波状攻撃が火を噴いた
開始の狼煙はこれ。
出し惜しみしないで王道のナンバーを叩き付けてられて、いきなりノックアウトされちゃいました。
安定感も抜群なタイトでシンプルなドラミングと流麗なるタイトなシンセサイザーの響きに導かれて、お馴染みのギターフレーズが弾きだされた。
柔らかいベースラインも、ものすごくカッコいい
メインを司るアミちゃんに対し、石やんのバッキングワークも鋭い仕事をこなしているのだよ
それも極力控えめにね
これこそいぶし銀の極致
ふやけきったミュージシャンならば俺が俺がとくだらない主張に突っ走るところを全体像に照らし合わせたバランス感覚で進行していく
感動的なる瞬間
絶妙なるアンサンブルを繰り広げてた
特筆すべき重要なる点
努力は決して裏切らない・・・を身をもって証明してくれている
最早オーディエンスのハートは鷲掴みだ
4高中ワールドへのいざないには大成功
既に金縛りの方もチラホラと散見
各メンバーの自己アピールする度合いも、快感がほとばしるほどに効果絶大
更に興奮を煽ってくる憎い奴
そうこうしている内、あっという間にエンディングを迎えた
今の季節にピッタリとフィットする心憎い選曲だ。
もう雨雲なんか遥か宇宙の彼方に吹き飛ばして、スッキリ気分で天高く突き抜けるほどに青空を呼び込みましょう

「皆さん、こんにちは
昨日は雨が心配されましたが、かなり盛り上がったようですね。
7年前に結成したバンド、40高中です。
先ほど、司会者の斉藤さんからバンドの40高中のことを紹介していただきましたが、今は廃止になった道路上に描かれていた文字から命名させていただきました。
1曲目は高中といえばこれ!と言われるくらいに有名なソロ初期のフィンガー・ダンシンでした。
次は2曲目
・・・まずは・・・オーシャン・ブリーズ(笑)」
これは1982年6月1日にリリースした2枚目のアルバムタイトル
そこのトップに初期作品群をメドレー形式で収録している
これまたよく練り上げられた構成
楽曲はというと・・・・・「BELEZA PULA」「トーキョーレギー」「アイ・リメンバー・ユー」「ラジオ・リオ」「タジマハール」「サマー・ブリーズ」「伊豆甘夏納豆売り」「セクシー・ダンス」「憧れのセイシェル諸島」「スイート・アグネス」「エクスプロージョン」「OH!TENGO SUERTE」「マンボ・ナンバー5」「M5」「ブラジルの水彩画」以上・・・・・
まずはアミちゃんによる繊細なボリューム奏法が静かに流れる
(スライド・バーは使用せず・・・・)
ムードも満点
身震いするほど
お見事の一語に尽きる
アキちゃんによるスティック・カウントから怒涛の音像へと雪崩込み
第一音から一挙に総立ち
トリッキーに爽やかに伸びやかなる楽曲が、リズム全開でほとばしり出てきました。
皆両手を高々と掲げて手拍子。
ギターソロからキーボードソロへの連係プレイもメロディアスで、琴線を震わせてくれます。
アミさんは複雑極まりない速弾きも顔色ひとつ変えず、クールに爪弾きだします。
それでもまだ物足りないのか全員一丸となってノリノリのユニゾン
その音の配列がドンドンと入り組んでいって目にも止まらぬインタープレイに発展
変拍子から「HEY!」の掛け声
凄まじき光景に鳥肌ゾクゾクで目が点になっちゃいました。
テクニカル集団の極みにおもわず息を呑む
これほどまでに演じきれたらさぞかし気持ちいんだろうなあ
快感という言葉でしか表現できない・・・・
一瞬たりともその美しい旋律から目が離せない。
瞬き厳禁
そしてステージ左右に佇んでいる麗しきキーボード・レディ達(トモちゃんは日光でぎらつく操作パネルが見づらそう・・・)。
両手に華のライブを観ていてマサは羨む・・・ああ・・・何という贅沢な空間
もう大評判
会場のあちこちから感嘆の声が漏れ聞こえてきましたよ

ここで・・・・一息入れてのアミちゃんによるユニークなメンバー紹介
懇切丁寧に一人一人を指さしてのアナウンス
((´∀`))
ほっこりとした仲良しムードが伝わってくるシーン


「はい!
ありがとうございます
ちょっと落ち着いた感じの曲です・・・・・ムーン・ローズ」
1981年3月10日にリリースした7枚目、伝説の超絶なる大作2枚組オリジナルコンセプト・アルバム「虹伝説(続編もある)」5曲目に収録(以前に40高中を見た時もここから別の曲をプレイしていた)
イントロのエレピが心に果てしなく染み入る
でもメーカーはローズではない・・・((´∀`))
高中円熟期において決して外すことのできないライブの定番曲。
哀愁のラテン系なスローロック。
まことに心滲み入るバラードによる配列
ここではギタリスト、イシやんを大きくフューチャー
とにもかくにも聞かせどころ
硬軟織り交ぜたセットリスト
起承転結・・・・なるほどなあ
・・・万人受けするわけだ
北海道はフュージョンバンドがいっぱいいるけど、このバンドは別格だね
勉強になる
雰囲気たっぷりなギターの生音フレーズがほろ苦く迫ってきて泣かせるのです
でもアキちゃんはここでもニコヤカにスティックを捌いております。
イキイキと叩きまくるアキちゃんを横目に、縦横無尽軽々とクールにリズム・カッティングを弾きまくるイシやん。
細部にわたる微妙なるニュアンスまでも、見事なまでにギターエフェクター操作絡めてサウンドを忠実に再現。
ただ一言「美味しいトコ独占体制」
そして痒いところに手が届くほどに、エクスタシーの頂点まで登りつめさせてくれます。
ハイポジションによるシャープな刻みアタックも秀逸。
これによってグッと妖艶なムードに・・・

アミさんはMCも兼任
「ありがとうございます!
早いものであっという間にラストソング・・・・・・締めくくりはあの曲です・・・・高中といえば・・・・・READY TO FLY」
1977年3月5日発売のセカンドアルバム「タカナカ」の7曲目に収録
超有名なる高中ブレイクのキッカケにもなった1曲
シングルカットもされた
迫り来る秋を押しのけて再びワクワクするほどの真夏を引き戻すつもりかいなあ。
もう気分はギラギラ太陽です!
日焼けしそうに熱い!
暑い!!
けたたましきカウベル・サウンドが爆発っで絶好調。
あえて、この曲を最後にセレクトするところなんてコダワリどころのツボを刺激してくれます
ここでも澄み切ったサスティーン効果を伴って、アミさんはマイクスタンドよりもフロントギリギリにまでせり出してソロを連射。
おお!
アキちゃん十八番の雷鳴轟くドラムソロまで地鳴りをあげた。
ツインギターによるアクロバティックなアドリブ合戦の妙技に拍手喝采。
見応え、聞き応え満点のテンション高きギターバトル。
アミさん、さっきはベースでバッキンバッキンにチョッパー奏法をマシンガンのごとく弾き倒していたのに、ギターでもスムーズな指運びを見せつけてくれました。
ここまで完璧にこなせる二刀流ミュージシャンって、札幌広しといえどもそうなかなかいないでしょう。

ダメ押しとばかりに「ブルーラグーン」
1979年12月1日にリリースされた5枚目のオリジナルアルバム「ジョリージャイブ」トップに収録
もう勘弁してくれい
息も絶え絶えさあ・・・
1980年にリリースした5枚目の大ヒットシングルで代表作
オリコンチャートでは最高ランキング60位を記録
これで一大センセーションを巻き起こした金字塔
パイオニアのステレオ・コマーシャルにも頻繁に流れいたよね
レッドゾーンは振り切れ寸前。
余力を振り絞っての熱演。
曲者ら全員が汗だくなんだけど、不敵な笑みは絶やさない。
あらら・・・・?
どこからか現れたおじさんがシャボン玉を次々と飛ばしてステージに彩を添えてくれる。
フワフワと漂う数多くの綺麗なシャボン玉を見ていると、童心に戻っってしまうね。
がブレイクのタイミングから待ってました、とばかりに手数王の如きドラムソロへ連結
千手観音のようだ
チャイナシンバルの連打を目印にハルちゃがソロを受け継ぐ
そのバトンはアミちゃんがタッチ
次いで石やんがお手本ともいえるフィンガリングで滑らか且つ華麗にまくし立ててくる
アイコンタクトを得たトモちゃんも男顔負けな鍵盤さばきで対応
締め括りはやはり伊達男アミちゃんのバトルで決まりさ
ラストにふさわしき全員によるせめぎ合い。
そこからスネアロールでタム回しを迎える
完全燃焼!
会場全体が一体となっての凄まじきダンス大会。
お祭り騒ぎ。
ライブならではの醍醐味だね。
だからこそ、やめられないライブイベント出演。
「どうも今日はありがとうございました、40高中でした!!」

フィナーレを迎えた40高中は、汗びっしょりで達成感に満たされて満足そう。
観客席のあちこちからは「凄い!!」の声が漏れ聞こえてきた。
それも致し方ないだろうね。
正直な感想なんだもん。
完全燃焼でライブは終了。
心地良い疲労感にまみれて、メンバー達はステージを後にしました。

当たり前だけど、今さらながら上手いなあ・・・・
絶賛の嵐が吹き荒れる


会場後方テント内に陣取る司会進行役の斉藤さんも興奮したままでワイヤレスマイクを手に豪快なるアナウンス。
「ありがとうございました。
4高中の皆さんにもう一度盛大なる拍手をおねがいします!」
惜しみない歓声があちこちから飛び交う

真っ白な灰になって燃え果てた。
やれるだけのことはやりつくした。
満足感に溢れたメンバーらの表情を見れば、それも一目瞭然。
熱気ムンムンに心地よい汗を流せたね。
すぐにでもまた、ステージに戻ってきたいなあ、という表情を浮かべていた。
ひじょうに器用な連中だけに、まだまだ隠し玉を忍ばせているのでしょう。
まあ、それは次回のお楽しみとして取っておきましょう!((´∀`*))
もう一度、ぜひとも見てみたいバンドでした。

****本当にお疲れ様でした!!!
今回のライブも大団円!!
ステージ後、方々からメンバー達は称賛を受けていました。
賛辞をたまわりつつ上機嫌。
あまりにも熱狂し過ぎて、世の憂さもあっさりと吹き飛んじゃいそうだ。
6人も後のイベントライブを堪能していましたよ。
とっても熱心で、研究に没頭していたところは感心だ。
そうなんだよねえ・・・・この日のライブは何から何までもが大収穫だよ。
豪華な凄腕が目白押しだしねえ・・・・((´∀`*))

さて、様々なロック、ポップにと多彩なるジャンルのバンドが目白押しで、これからの長丁場、入れ替わり立ち代わりにエネルギッシュなプレイを披露してくれますよ。
それぞれに目指す音楽は違えど、拘り抜かれたポリシーは誠実に貫かれています。
トンボたちもたくさん青空を飛んでいて、秋の気配は、もうすぐそこにまでやってきていますね。
皆さん、ぜひとも最後の瞬間まで、このひと時をリラックスしながら満喫していってください!!


追記:
****この熱量そのままにお次も負けてはいられません。
さあ、また違った意味で泣いても笑っても、大御所勢の彼らだあ~~・・・・・・!!!!
こいつらもクセモノ連中故に、ゾクゾクとしちゃうね((´∀`*))
AOR大御所のカバー・プロジェクトだもん!
これまた異色のバンドで参上しますよ!!
いってみよう!!****
・・・・((´∀`))

会場に流れるBGMは・・・・
トム・ジョーンズ「デライラ」
スプリームス「ストップ・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ」




「ありがとうございました!!」
最初に「4曲では物足りない・・・」なんてほざいてしまいましたが撤回します。
曲数ではないね。
中身は十分に濃厚でエキサイティングでした
最大級の賛辞が絶え間なく送られていました

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