スタジオ練習に向かう途中、久しぶりにSTA・VOL,2のライブを行なった巨大ショッピングモールに寄って行きました。
やっぱり今回も駐車場や目的の店近辺で不覚にも迷ってしまった・・・。
相変わらず中はだだっ広い!!。
Tレコードショップを訪れブラブラしてみたら「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」の視聴コーナーはもちろんのこと、ディスプレイ棚にもずらっと陳列されていて手書きのポップが微笑ましい。
でも内地の方の大型輸入店舗では大きなジャケットパネルがドーンと立てかけられているそうですよ。
某有名CDショップでは「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」が2枚組にも関わらず週間ランキング第1位に輝きました。
とにかくこのアルバムはどこのショップや音楽専門雑誌記事でもとても好意的扱いを受けています。
Tレコード店専門無料冊子にも「シカゴ・ライブ・イン・ジャパン」がほぼ1ページにわたって取り上げられていました(TOP,BS&Tとの比較論あり)。
気分良くなったので思わずジョニー・ウィンター1968年発表のデビューCDを購入。
すぐそばに並べられていたサンタナの新譜は久々のインストものだそうです。
こちらも頑張っていますね。
さあ、9人が集結してのリハーサル。
日本の南方面では早くも梅雨入りだそうですが、札幌も暑くなってきました。
マサとノブはシャツを一枚脱いでスタンバイ。
ブラスは今回、4管編成なのですがサックス、トランペットが一人ずつなのにトロンボーンが2人(ミツ&タク)という面白さ。
こういうのもなかなか独特な響きで新鮮。
チューニングとセッティングに20分をかけて、演奏開始。
ヤスの力強いイントロから本編スタート。
2人のボーカル&コーラスのボリュームをケンジがマサの要望でちょっと強めに。
お次の曲のイントロはノブからケンジが被さりご無沙汰気味だったミツ&ケンイチによるソロバトル。
相変わらずケンジは歌にコーラス、パーカッション、ギターに録音担当と大忙し。
この曲でもギター弾きつつもリードボーカル、更に後半に突入したらカウベル2個をフューチャーして「ちゃかぽこちゃかぽこ♬」。
ヤスとケンジのオリジナルソングに対するこだわりがとても良い方向に作用しています。
ケンジ曰く「パーカッションは数が多ければいいわけじゃない。要するにセンス。量よりも質さ」(納得)
シンちゃんが合流して鍵盤の響きがとても心地いい。
STA史上ここまで鍵盤が延々と本格的に鳴り響いたことがないので嬉しいねえ。
「クエスチョンズ67&68」では例のボビー4つ打ちピアノを再現。
感動的です。
(ケンジはキーボード用のモニターとしてアンプをシンちゃんの横に独自に設置)
続いてもシンちゃんお気に入りの曲を披露。
イントロ部ではオリジナルにはないボンゴの連打を叩き出すケンジ。
雰囲気満点の効果を醸し出しているよ。
「一体、現実を・・・」もシンちゃんチャレンジ。
けっこう早いパッセージには苦労しちゃうけどものにできるのも時間の問題だね。
ケンジとマサの交互に入れ替わるボーカルワークにナレーションもけっこう板についてきた?
タクもミツと肩を並べてトロンボーンを吹ける喜びに浸っています。
前回のギターソロでは別人とも思えるような超速弾きを展開したノブを横から食い入るように見入っていたケンスケは「今年1番の出来ですね」と一言(´∀`*)
この日は結局全てがシカゴの曲だったんだけど皆、とても満足そう。
さてさて、ここからは未だ非公開のシカゴナンバーに立て続けで取り組みます。
「イントロダクション」を終えてみて相当に進歩した現実に驚いたよ。
まあ結構な数こなしてきたけれどもフルメンバーでの演奏はほとんどなかったのでノリが俄然違ったね。
ミツ「ドラムがしっかりとリードしてくれるからかっちりと皆が安心して絡んでいけるんだよね」
コード展開がクルクルとめまぐるしい部「サムディ」でノブはコード譜とにらめっこ。
ケンジはシュプレヒコール効果まで演出。
次から次へとマサが提示する曲に真剣に取り組むメンバー達。
ホーンセクションのスタミナ温存や難解なフレーズやハイトーンで延々と吹き続ける旋律と課題も多いけど確実に光は見えてきているね。
時間も来たのでラストは「サタディ・イン・ザ・パーク」で綺麗にまとめあげ。
ケンジとマサのヴォーカル&コーラスの絡みも1ステップアップしたようです。
片付け後はタクにビークルズの近況などを聞きながらミツからのハワイ土産のチョコレートを皆で美味しくいただきました。
御馳走様!!!
帰り際にはマサとオカチャンとヤスとで恒例のウルトラシリーズ、アメコミ、ルパン3世、バック・トウ・ザ・フューチャー、ガンダム話しで盛り上がり。
実はここらの会話の内容だけでこのコーナーがびっしりと埋まっちゃうくらいの濃さなので極力割愛させていただきます。
シカゴからパーカッション担当、ドリュー・ヘスターが脱退しました。
プレイもテクニカルでしたがオフにおける姿もナイスガイで人なつっこい笑顔が魅力的だったドリュー、本当にありがとう!!
これからの活躍にも期待しちゃうし、ずっと応援するよ、頑張ってね。
そしてシカゴの新パーカッション・プレイヤーにはウォルフレド・レイエスが加入してもうすでにツアーに合流しています。
スティーヴィー・ウィンウッドのもとでドラムを担当していた人でキューバ生まれ、プエルトリコ育ちの彼のシカゴにおける今後が楽しみです。
さっそく来日してもらって演奏する姿をナマで拝見してみたいなあ。