アメリカ大統領選でトランプ氏が劇的大勝利に沸く中、本日のサッポロは静かに冷え込んでおります。
あ!写真のカトパンには深い意味はありませんよ(笑)。
S・T・Aメンバーに彼女のファンがいるので1枚サーヴィス添付!!
さて、今月の13日、白石ライブハウス「ピグスティ」にて開催されるイベントのための最終スタジオリハーサルが行われました。
今回も8人が集結。
最近、スタジオ入りの回数を減らして量よりも質に重点を置いた結果、参加率がグッと向上しました。
スケジュールの都合でエビちゃんが欠席しましたが、カツがひょっこりと表敬訪問。
トロンボーンは持ってきていなかったけど・・・・・。
早々にチューニングとマイクなどのセッティングを終えて、いざ!!と思った瞬間、マサのベースから小さなノイズ発生、そしてボリュームダウン・・・。
「ああ!!EMGピックアップのバッテリー切れだ!」
即座にカウンターに走っていきアルカリ9ボルト電池一個購入、そしてプラスドラーヴァーを借りてロビーにて入れ替え作業。
気を入れなおして、再度!!と思ったら今度はノブのギターのバッテリー切れ!!
こんなことってある??とっても珍しい事態にビックリ。
よりにもよって弦楽器奏者2人のバッテリーが立て続けに切れるなんて。
ノブはせっかくフレット交換を終えたフェンダーUSAストラトキャスター・エリック・クラプトン・ブラッキー・モデルを気持ちよく弾こうと思っていた矢先の出来事。
彼のP・Uレースセンサーはパッシブ回路ですが、アンプ内臓なので、そちら用バッテリーでした。
ハイ!ニュー・フェイスのセッキーを軸に練習を開始。セッキーは今回グッとクオリテイーをあげてきましたよ。
初ライブはご挨拶程度の内容でしたが、2度目ともなると気合いの入り方が半端ではない。
音の一発一発に自信と余裕が漲っております。
俄然パワーと小技も増してきて貫禄タップリ。
本人いわく「まだまだ」とご謙遜ですが、こりゃあ13日が楽しみだ。
鬼門ともいえた箇所を次々とクリアして進行。テンポにも安定感が増してきました。
面白いものでリズムセクションが安定感を増してくると、他のパート連中も俄然ノリノリになってくる。
単純なものですな。
若干不安定な部分にもテコ入れして研究。
ノブもギター・ソロのバックについて注文。聞かせどころですから、心ゆくまでジミヘンに傾倒していきたいのでしょう!!
クニもふんだんにパーカッションとコーラースで応戦。
もちろんファニーとのツイン・トランペットで迫力倍増。
よく考え抜かれています。
よけいな厄介事に惑わされる事もなく、全員がサウンド・メイキングに集中して取り組んでいるのですから生き生きしてますよ。
ファスト・ジャズ・ワルツのイントロもセッキーがジャストなタイミングでキープ。
100%濃厚なシカゴ風ジャズ・ロック。
カッコイイ曲。めちゃくちゃに難しいけどやりがいはあります。
ジュンも事あるごとにセッキーを気にかけていて、アイコンタクトを送り続けているので大助かり。セッキーもひたすら感謝で、それに応えてもくれます。
メキメキ上達するのが一番の恩返しだもんね。
マサは気になる箇所をシン&ノブとリフやソロのバックも交えて反復。
なんまらきつい箇所山盛りのシカゴだけど、日本語バージョンも絡めて続行。
自宅で個人トレーニングを克服して、スタジオでバンドまとめ。でもライブ本番では全くの別物。
ここいらあたりからは、ただひたすらに場数を経験するしかないんだよね。
オリジナル音源のシカゴを完璧にコピーしていても、STAのメンバー達で演じてみると感覚のギャップに頭を抱え込んじゃうし。
入り込んじゃうと古参メンバーはあまりわからないんだけど、新加入メンバーはSTAグルーブに最初は戸惑いをおぼえるそうです。
一種独特のバンドそれぞれにあるノリ。
ここまではスコアでは表現できません。回数を積んで馴染んでもらうしかないのですなあ・・・・・。
セッキーはジュンから強弱のアドバイスをもらって、中盤のシカゴ・ナンバーに突入。
セッキーは慎重にクリック・マシーンの数字やオリジナル音源を繰り返しチェックしてトライ。
約束事の多い曲ばっかりだから、数倍の負担があるんです。
ヤワな能書きたれている輩ならば、即座に足元を救われて逃げ出していっちゃいます!
ある程度馴れてきて「余裕だねえ!」なんて言ってる奴も、火傷しちゃいます。
だからいつまでたっても油断も隙もありゃあしない。いつでも真剣勝負。崖っぷちプレイ。
スリリングだけどもそこがたまらない一番の魅力。
一度でも味をしめちゃったら抜け出せない世界なのです。
そういう仲間ばかりが在籍しているのがSTA。
単なる馴れ合い集団とはそこが大きな違い。
ジュンがかねてより熱烈リクエストしていたインストウルメンタル曲は、セッキーにとって最も得意なジャンルだそうです。
だって全然ドラミングが違う。
ファンキーでテクニカルなノリが持ち味なんだね。
諸事情によってしばらくお蔵入りしていたけど、このたび目出度く復活。
で、ジュンが熱望していたんだからソロも吹け!と皆がいうと、本人は断固拒否。でもそんなことは許されません。
速攻でやってみると、どうしてどうして、かなりのハイ・レベルで気持ち良さげに決めてくれていましたよ!
「残り時間1曲分だ」、セッキーにリクエストを募ったら、王道路線の曲名が間髪入れずにかえってきた。
やっぱり締めくくりはこいつで豪快に弾けちゃいますか!
それでは皆さん、13日のライブ会場で待っています。ここ以前は「白石会館」という映画館だったところなので、「ニュー・シネマ・パラダイス」の空間に浸ることができますよ!
よろしくね!!