今月亡くなったチャックベリーを偲んで…
やはりチャックと言えば、永遠のスタンダードナンバー「ジョニーBグッド」が極め付け。
ロックンロールと聞いて
一曲あげよ!と言われたらほとんどの方がこれをあげるはず(ツェッペリンにはハードロックの範疇として除外(^ ^)!)。
白黒画像が時代を物語っていますが、若き日のパワー溢れるチャックベリーの姿がオープニングに収録されている写真の映像ソフトは
「ビートクラブ黄金のロック伝説ゴールデンビッグヒッツ」。収録時間は42分。
他のバンドも激レアな映像ばかりで、マニア垂涎もの。
シカゴもデビュー直後の初々しきプレイを披露していますが、まだthe chicago transit authorityと名乗っていた頃。
皆、当然だけど若い!!!しかしさすが故テリーキャスは全てに於いて圧倒的存在感で、群を抜いてますなあ。
あまりにも有名なエピソードだけど、チャックベリーを偲んで…!
大ヒット映画「バック トウ ザ フューチャー」
1955年のダンスパーティで、
生バンドのギタリストが準備中に指を負傷。急遽、主演のマーティがギタリストとして登場!
そこで愉快痛快なるライブパフォーマンスをやらかします。
「ジョニーBグッド」が時空を超越して世に現れた瞬間!興奮した指負傷のギタリストがステージサイドから従兄弟に電話します。
「前からおまえが探していたご機嫌な音楽を見つけたよ!ほら、聴いてよ!」と受話器を白熱ステージに向けます。
もちろん電話口向こうの人は、まだ無名の若手ミュージシャン、チャックベリー。彼がこれをヒントに後々ロックンロールを生み出すという設定。
で、マーティの方は御構い無しに益々エキサイト。ピートタウンジェントばりのウィンドミル奏法、ベンチャーズばりのテケテケサウンド、ジミヘンばりの背中弾き、エディヴァンヘイレンばりのライトハンド奏法、ジャンプしてアンプを蹴飛ばします。
凍りついてドン引きのオーディエンス。
ハッと我に返ったマーティ。「君達にはまだ早いけど、君達の子供達には受けると思うよ!」
最高だね〜(^ ^)。
当のチャックベリーはこのシーンを見て、どんなコメントを述べたのかなあ。
改めて偉大なり、ロックンロール キング。
masa's art chicago logo respect gallery
アメリカン ロックの重要なる鍵を握るのは、もちろんシカゴ!
これからもね!
ロックの殿堂入りだって
何十年も前に受賞していて当たり前。
色々なシガラミがあったらしいですが、
まあとりあえずは良かったです。
快進撃はまだまだ続きますよ!
ずっとファンの自分にとっても誇りです。
これからも応援していきますよ。
微力ながらブラスロック普及活動も北国を中心に
行っていきます。
ビートクラブ黄金のロック伝説シリーズ
ギターヒーローズ編には、もちろんチャックベリーが名を連ねています(^ ^)!
48分収録。全12組のうち既に半分のギタリストが故人です…。
チャックベリーはヒットナンバー「レット イット ロック」をあのいつもの名調子で、スタジオ所狭しと独壇場。
この時代でこのパフォーマンスはかなり突飛だったのでは?!
アクション、コードワークにソングライターと、その後のギタリスト達は大きな影響を受けました。
もちろん他の収録ギタリスト達も必見!見応えたっぷり、神がかった貴重なテクニック満載であっという間にエンドロール。
masa's art chicago logo respect gallery
曰く付きのアルバム「シカゴ13」ジャケットに
更なる捻りをくわえてゴージャスに。
ここ数年のサッポロ雪祭りなんかでも、派手な演出効果として
人気のプロジェクションマッピング!
BGMはリズミカルなストリートプレイヤーか、
正統派ブラスロックのウィンドウドリーミンを断然リクエストします(^ ^)!!!
何十年も前にテレビで観た記憶があるんです「真夏の夜のジャズ」
1958年に開催された第5回ニューポートジャズフェスティバルの88分にも及ぶドキュメンタリー映画。
今でも評価の高い傑作と謳われている一本。
カメラワークも編集も丁寧で見応え満点。出演する伝説のアーティスト達も自信に満ち溢れています。
3月18日に亡くなったロックンロールの創始者チャックベリーも若々しき姿で(当たり前(^ ^)スィートリルシックスティーンを演奏。
超一流のジャズプレイヤーの面々の中でも、万雷の拍手を浴びています。
なんとドラムをジョージョーンズが担当。夢のような取り合わせ。
写真はリバイバル上映の際に発売されたパンフ。
DVDにも、もちろんなっていますね!
masa's art chicago logo respect gallery
真っ赤な着物の肩から背中をはだけた
エキゾチックでセクシーな黒髪の女性が1人…。
手にしているのは毛筆。
シカゴロゴ刺青の周りに何やら描き込まれていますね。
3月18日に亡くなったロックンロールの創始者チャックベリー!
数多くの永遠の名曲と共に伝説を残してくれました。
ストーンズやビートルズをはじめ皆、チャックの影響を受けて時代や流行は変われど、これからもロックンロールの歴史は流れてゆくのですね。
ジョンレノンはビートルズのアルバム「アビーロード」に「カムトウギャザー」を収録すると、チャックから盗作の訴えを起こされます。
ジョンのソロカバーアルバム「ロックンロール」にチャックのその曲を収録することで話しはまとまりましたが…。
そんな2人が同じステージに1969年9月、立っています。
場所はカナダ、トロント バーシティスタジアム!
プラスティック オノ バンドのデビューコンサートでもあり、ライブアルバムも発表されていますね。
なんとギタリストはエリッククラプトン!中身のほうはというと、ちょっとあれですがね…(^◇^;)。
大トリのプラスティックオノバンドの前に先のチャックベリーはじめ、大御所達がズラリと登場しています。
ボディドリー、ジェリーリールイス、リトルリチャード。
もの凄いメンツですね。
そして、デビュー直後のシカゴも出演しています。まだ、バンド名もシカゴ トランジット オーソリティ。
代表曲「長い夜」はまだ未発表作品ながらも、若さ溢れた鬼気迫る熱演で披露しています。
シカゴのこのステージ音源は膨大な数でリリースされていますが、映像はないのだろうか?