連休中、本日が一番北海道は快晴なのかも。
この辺に出没した熊がまだうろついているようです。はやく故郷の山に帰って欲しいなあ^_^
昨夜は震度3の地震があったのです。また棚から本が落ちてしまった…!
昨日の試合は千賀君にキリキリ舞いでした。中田君のホームランのみ。
コンちゃん1人で気を吐いてましたね。まあ、そんな日もあるさ…。
今日は有原君だからそういう訳にはいきません。彼はのってるからね。
期待しましょう!
連休中、本日が一番北海道は快晴なのかも。
この辺に出没した熊がまだうろついているようです。はやく故郷の山に帰って欲しいなあ^_^
昨夜は震度3の地震があったのです。また棚から本が落ちてしまった…!
昨日の試合は千賀君にキリキリ舞いでした。中田君のホームランのみ。
コンちゃん1人で気を吐いてましたね。まあ、そんな日もあるさ…。
今日は有原君だからそういう訳にはいきません。彼はのってるからね。
期待しましょう!
はい、勢いにのってPART,3ライブレポートに突入しますよ!!
はじまり、はじまり!!
6、19:30~20:00
BGM「パラダイス・シティ」(ガンズ&ローゼス)に導かれて現れたのは・・・・「W」
この日一番の男気溢れる貴重なるバンドです。
濃厚なるメッセージが、強烈にこちらへ獰猛に襲ってくるほどの迫力。
このバンドとSTAは小樽などのライブ・イベントでタイバンを組んだ事があります。
一部のメンバーは入れ替わっていますが。
そして一昨年の9月16日(土)に、クラップスホールでご一緒したのが縁で、マサとWのメンバー達とで楽屋にて本格的に意気投合。
結果STA企画ライブにての、ピグスティ連続出演と相成ったわけです。
で、このバンド名からピンときた方はかなり鋭い!
そうです、伝説のバンド、ARB1982年発表の5作目傑作アルバム・タイトルから命名されています。
もちろん編成も、ご本家同様に男性4人組みという徹底振り。
内訳はといいますと・・・・ギターにツッチー。使用ギターが以前はユニークなグレコ・ブラック・レスポール・カスタム3ピックアップ。もちろんピーター・フランプトン・モデル!驚愕のデタッチャブル・ネック・ジョイント方式。しかもホロウ・ボディ仕様でしたが、今回は白のストラトキャスター(ローズ指板)にチェンジ。
以前は黒サングラスに白いグレッチTシャツを着込んでいましたが、今回はさりげなく白のTシャツと白縁のサングラス姿で白統一。
彼の足元から発せられるワウペダル奏法が、もろにジミ・ヘンドリクスを彷彿とさせてゾクゾクしてきます。
会場に設置されているギターアンプはローランドJC120とマーシャルJCM。さてさて、そのどちらをセレクトするのかなあ?・・・と思っていたら、なんと持ち込みアンプでした!
ブランド名は「BUGERA」
一種独特で個性的なウネリを演出していましたよ。ここいらヘンへのこだわりが、このバンドサウンドの渋い肝でもあります。
前回はレッド・ホット・チリ・ペッパーズの白Tシャツと首に白いタオルを巻いていたドラマーはマサとよくスタジオで遭遇する眼鏡がよくお似合いのケイちゃん。今回は黒のTシャツをラフに着込んでいます。
ガッシリした体格のゲッチュー君は見るからにメガトンヴォイスだろうなあ・・・と思わせちゃうボーカリスト(右手には赤いリストバンド装着)。
ベースはジョニー・ワジマくん。
彼の愛器はトレードマークとも言える、毎度お馴染み日本製のブランド不明な3トーン・サンバースト・プレシジョン・ベース(ローズ・ネック)
これがいかにも見るからに、良い音を発しそうなフォルムなんだよね。
わざわざ見せてくれたヘッド部分のブランドロゴはノッペラボウでした。ボディもほどよく塗装が剥げているんだけど、それは製作段階から年季を出す為そのようにわざと仕込んだのだそうです。
オープニングから脳天直撃のハード・チューン「イカレちまったぜ!」。
専属のカメラマンが会場のあちこちを駆け回りながらも、ベスト・ショットを狙い続けています。
上半身を黒いTシャツ・ファッションで統一したゲッチュー、無骨なまでのストロング・スクリーム。
個性派キース直伝のケイ君ドラミングも歯切れがよくて痺れてきます。そしてジョニーも迫力満点のコーラスで吠えまくる。
ゲッチューはドリンクを一飲みしてからMC「え~こんばんは!!改めましてWといいます。ちょっとの間お付き合いください。
よろしくお願いします・・・今年はこれが初ライブ。
まあ、さっきもお話しましたが、久し振りに何をやろうかと話し合ったりね。新鮮で緊張感いっぱいです。・・・・・・かなり出番前にですね、飲んでしまいました~酔っ払ってます(笑)このピグスティはWとして3回目になるんですが、お誘いくださったムラカミさんに感謝です(拍手喝采)。平成最後のWです!じゃあ次の曲、いくよ~・・・・・YEAH!OK!OK!!(バッド・ニュースに収録)」
ドッシリとした完璧なるリズムで、纏め上げられた燻し銀ナンバー。
まさにライブでの熱狂を想定して制作されたのであろう、したたかさほとばしる意図が汲み取れるような楽曲。
ゲッチューくんはカリスマ石橋凌の独特なる節回しや息使いまで心憎いほどにそっくり。ワイルドなる声質で迫ってきます。
コール&レスポンスのダイナミズム。まるでゲッチューに凌が乗り移ったかのような錯覚に陥ってしまいそう。
ジョニーは両手を挙げて手拍子を要求。
ライブを終えたヂョーが最前列で猛烈なるエールを送り続けています。
美しきバンド仲間の友情にもカンパイだね。
目の前で猛り狂っているヂョーに向って、まずはジョニーがドスの効いた歌声で「風呂入って~!!」、ゲッチューも「ヨコズナ~!!」(これは万事屋お得意レパートリーの一節)
このタイミングピッタリなやりとりにヂョーも応戦だ。
「ありがとうございました。次の曲、もしよろしければ皆さんも盛大にOH,YEAH!なんて言っていただければ嬉しいです。・・・・・エデンで1・2~1・2・3・4!!」
ここでもほとばしる疾走エナジーは俄然に健在。
メンバー達は不敵な面構えで、すでに全身ビッショリ汗まみれ。
あのクセモノバンドの空気感までをも、忠実に再現しています。
全員が一体となっての最強なるコンビネーションは、速射砲のごときで快感だ。
テクニカルで繊細なるリズムが絶妙で、癖のある、それでいて病みつきになりそうなくらいに不思議な「1・2・3・4~HEY!」
ケイ君のスティック捌きに絡み付いてくるギター・ソロも特筆すべき点。
取り付かれたように体を揺らし続けるオーディエンスの大合唱。
ARBはピグスティーのオキノくんの大好物だから、照明を操作する手つきもいつも以上に鮮やか。
ゲッチュー汗拭きつつ「あ~そうだ!メンバー紹介します」
丁寧に一人一人の愛称を呼ぶと、ケイ君がビシバシとドラムにて演出(和気藹々の中で最後はバンマスのジョニーがゲッチューくんを名指しで猛アピール!阿吽の呼吸やりとりが絶妙)。
ゲッチューくんは再び水分の補給。
「僕もさっきから歌詞を間違えてるんだけど(大爆笑)まあ、誰もわからないでしょう!という事でARBの古い曲を聞いてください・・・・」
代表作「魂こがして」では、骨太ジャパニーズロックの決定打をこれでもかというほどにぶちかましてくれました。
この場面ではそれまでのヒートアップした状況をひとまず落ちつかせる意味も含めて、序盤をじっくりと聞かせてくれます。
でも鬼気迫るテンションは、延々と張り詰めたままですよ。
魂の咆哮とはまさにこのこと。切なきトーンが咽び泣いています。
「魂・・・」の一節では、ゲッチューおもわずその逞しき胸板を叩く。
そうらきた!激烈なるバックビートに導かれて爆発したサウンドはマジで火傷しそうだ。
なんまらかっこいいアレンジだよね。
ギタリストのツッチーは巧みなストロークでクールにこなしていますね。さすがです。
女性ミュージシャンには到底再現不可能であろう、これこそ華麗なるARBワールド。
「短くて早い曲が多いのでもう1曲やろうか、と言ったら却下されました!(笑)それでは2曲続けて。中々50を超えるときつくなってきます(笑)聞いてください・・・・・・・・」
ツッチーによるノイジーなるギターを導入部分にすえて、遂に飛び出したのは「トーキョー・シティは風だらけ」。
エネルギー全開で突入だあ!
メンバー一丸となっての猛進。
天下無敵のもろパンク・ムーブメント真っ只中へ雪崩れ込み。
へヴィーで荒々しいこいつも、ライブ栄えのする魅力的な曲。更にはドラムソロまで挿入するという徹底振り。
余力を振り絞ってのアクション。極めつけは壮絶無比なるワウペダルによるギターソロ。
後半の歌詞では「札幌シティは風だらけ!!」と心憎い技を加味してくる。
ヂョーは相変わらずのかぶりつき!
テンション・マックス!アドレナリン噴出!!
「ありがとうございます。え~、まるで千本ノックのようなライブです(笑)
やっとリラックスしてきたかなあ・・・と思ったら、あっという間に最後。もう少しで終わります。また機会あれば皆とお会いしたいです。
去年は1回しかライブをやれなかったので、今年は続けてやっていこうと思います。
・・・WAR IS OVER!! 」
ここでも頑固一徹タイトで濃厚なるギター・ワウワウ奏法
入魂の反戦歌メッセージが鋭く突き刺さってきます。
のっけからいきなり全力疾走で一丸となっての大合唱。
ベースのジョニー、あおりにあおりまくって最前方にまで身を乗り出す。
長髪をワイルドに振り乱して過激なまでのベース・ランニング。
もちろんピックを手にしてピッキング。ベースギターを仰け反りながらも高々と持ち上げた!
ケイくん、フィナーレのドラム連打では、立ち上がって千手観音さながらでのスティックワーク。
がっぷり四つに組んで何から何までふんだんに見せ付けてくれた、これこそライブの醍醐味ってもの!
すっかり病み付きだ。
だからこれはやめられない。またすぐにでもWが見たいよ~!!
BGMはレッド・ツエッペリンの「ブラック・ドッグ」
7,20:10~20:40
「POLAR STAR」
それでは4人目の女性シンガーが登場します。
バンドからのメッセージ「八神純子のカバーです。結成してから1年半ほどなので今回はみんなが知っているシリーズですが、今後マニアックな曲まで幅広くやります!」とのこと。
このライブイベントでは男女ミュージシャンのスポット比率にそれほど差がなく、目一杯に色々なジャンルを聞けてラッキーの連続だ。
ここ数年前から密かに八神純子再ブレークの兆しがありますよね。特に80年代に青春を送った世代にメチャクチャ受けまくっているそうですよ。八神フリークの女性シンガーが次々に誕生もしています。
このバンドはリハーサルなしのぶっつけ本番です。よほどの自信と実力がなければ、そんな無謀な行為は行わないはず。
結果はといいますと・・・・・余裕のライブを繰り広げてくれて観衆を最初から最後まで魅了してくれましたよ。
それではどうぞ!
6人編成の内訳です・・・・主役の歌姫VO&KBマリちゃん(YAMAHA S90XS&KORG-PS60)、TOTO大好きナガクボくんはギター(ミュージックマンのスティーブ・ルカサー・モデル。以前はメタリック・レッドだったけど、今回はなんと購入したばかりのメタリック・ブルーです。美しいフォルムが一際目を引いていました)、チャーリーくん(G&Lのジャズベース。ナチュラルボディ。メイプル指板)、テクゾウちゃん(DR)、シノブちゃん(CHO&ホイッスル)、そしてスペシャル参加のSTAからはサワケンだ(PER)。
女性シンガー達と男性陣のバンドという図式。
そうなのです!去年の春先に江別市民会館でライブイベントを開催して、STAもお世話になった際の主催者マリちゃん&ナガクボくんのバンド。
その時にはほぼぶっつけ本番で、1曲だけマリちゃんピアノとSTAとのコラボレーションが実現。
あれはとても貴重で有意義なるヒトトキでしたなあ。
マリちゃんは数多くのバンドを掛け持ちしているモテモテ・ミュージシャン。実はマサはマリちゃんがキョンキョン&タッキーとアラベスクを歌って踊っていた数年前の夏、小樽ライブでタイバンしていて、その艶姿を目撃していたのでした。
あまりにも鮮烈だったので、しっかりと憶えていたもんね。才色兼備とは彼女のことです。
ゆえに暇なく音楽活動に奔走していて、この日もそれが原因なのか(!?)サスティーン・ペダルを会場に忘れていったのさ(笑)。
他にもちょっとしたトラブルもあり。それは後述にて・・・・・。
「マリちゃ~ん!!!」
開演前からすでに、熱狂的ファンのアベさんからの声援が飛び交っています。
(アベさんの訪れるライブ会場にはステージ最前列中央「アベVIPシート」を設けるべきだ!と私は真剣に提案したいと思います。もちろんダンス・フロア付きでね)
「こんにちは!私達も頑張って演奏していきます。」
1曲目はこのバンド名の由来でもある定番「ポーラースター」
もうこの瞬間から一気に、マリちゃんワールドへとあなたを誘います。
一聴しただけで八神節だとわかる、流れるようなメロディが光を放つ快適な名曲。
やはりオープニングはこれに尽きるでしょう・・・・・
これをやらなければ許されない。ステージは始まらないよ。
イントロからサワケンが、トライアングルで優しい音色で装飾。
伸びやかで張りのあるヴォーカルを、惜しげもなく聞かせてくれるマリ嬢。
男性陣も難攻不落なこのバッキングでは、巧みなトリッキー・テクニックを駆使。貫禄たっぷりに繰り広げてマリ嬢を盛り立てつつもガッシリと支えます。
的確なドラミングが絡みつく中、アーミング&チョーキングを交えたギター・ソロとスラップ・ベースも気持ちいい。
一際照明が煌びやかだ。
マリ嬢再びMC
「ありがとうございます。八神純子のカバーをやっているポーラースターと申します。今、混乱しています・・・・・近くでスタジオを経営しているのですが、実はキーボード用アダプターを忘れちゃってなんと3往復してしまいましたあ!!(よくあることだ。しかし場所が近かったのは不幸中の幸いだね)・・・・それでは次の曲を聞いてください。女性の歌です・・・・・・思い出は美しすぎて」
皆さんもよく知っている八神純子のデビュー曲・・・・・
常にテンションの高いステージングのわりには、トークがとっても和気藹々。このギャップも魅力の一つ。
ここでも、マリちゃんのチャーミングなクリスタル・ヴォイスを、目一杯に散りばめてくれました。
ああ、タイトルどおり、いきなり何から何まで美しさで網羅されています。
こんな素敵なバンドが、後半に登場してくれたおかげで華やかさがより増してきたよ。
ご多分に漏れずひっきりなし「マリちゃ~ん!」とラブコールが飛び交っています。
次々と矢継ぎ早やに繰り出される、琴線振るわすツボを心得た旋律。
この練りに練り上げられた選曲はナイス!和風テイスト満載。こういうのも、なかなかにいいものだ。
嬉しい限り。
皆、我を忘れてウットリとしています。
その奥行きの深さと音造りに感服。
マリ嬢の力量を思い知らされてしまいました。
シノブ嬢の発するホイッスルに導かれて、奏でられるギター・フレーズも絶品だ。ポーカーフェイスのナイスガイ・ナガクボくんによる、ちょっとサンタナっぽいエモーショナルなギターは熟練の技。
ギターの滑らかなるフィンガリングに雪崩れ込み。
根っからのバンド好き男なんだね。そのフレンドリーな人柄からは想像もつかないくらい、ギターを手にしたらキリリと引き締まった表情で職人的腕前を発揮。一見の価値アリ!。
マリ嬢が、エンディングで綺麗なハイトーンによる圧倒的存在感を演出。
豊かな声量はここにきても全然衰え知らず。恐るべし。益々艶を増しているではないか。「まだまだここで歌っていたいわ!もっともっと私の歌を聞いて!」と言いたげ。
もはや独壇場と化して感動的ですらありますよ。下手な説明文では到底表現できないくらいだ。そんなものいくつ並べたって無意味さ。
再び観客席から「マリさん、素敵~!!」
安定感抜群のベーシスト・チャーリーくんと、ドラムス・テクゾウくんによるリズム・セクション。
シノブちゃんのコーラスも官能的な響きで好サポート。気合の入り方が半端ではないですね。
「これも大好きでとっても素敵な曲なんですよ!お願いします!
・・・・・・アイム・ア・ウーマン!」
3曲目もテンポ・アップした極上のJポップ・ナンバー。
ちょっと力強い女性を気取って見せる曲調に痺れちゃいますね。
ドラムのカウントにはじまって、スネアからたたき出される風格タップリの切れっ切れボトム・サウンド炸裂!
ベースのチャーリーくんはさすがの堂々たる2フィンガーも交え、そのままステージ・フロントにゆっくりと躍り出て重厚なるグルーヴを見せつけてくれました。
ギターからキーボードへと目まぐるしく駆け回る、コンビネーションの応酬も神々しくて凄まじい。
エフェクター効果もセンス抜群で、小技の連発には観客の視線も釘付け。目が離せません。
エキサイトする観客。全員がノビノビとプレイに専念。
極めつけは流麗なるギターから紡ぎだされるクリアトーンの音像に、妖艶なるヴォイスで応じるかっこいいマリ嬢。思わず唸りつつも、聞き惚れてしまいます。
ここへきてグッとお洒落に気取った大人のムードに浸るのも一興。ドップリとウットリ酔いしれ癒されてください。
これだけ歌えたらさぞかし気持ちいいんだろうなあ。微笑ましくも、羨ましい限り。
しかし、サワケンはSTAでは絶対に見せない穏やかでシアワセそうな顔をして気持ち良さそうだ。
まだもう1ステージ残っているのに、スタミナ配分は大丈夫なのかいな?(笑)
「ありがとうございます。よく子供の頃に今は亡き父親に私の弾き語りを聞いてもらったのですが、お前の歌声は息苦しくなる!と言われました(笑)。さっきの曲、懐かしいという方、けっこういらっしゃいますか?キーボードとヴォーカルは久し振りなので、次に何を喋ればいいかなあ・・・なんて考えながら演奏していると歌詞が飛びそうになります(笑)。八神純子がキッカケでピアノと歌をはじめました。このバンドを末永くよろしくお願いします。ここまで激しい曲ばかり続いたので汗が流れてキューピーのようになってしまった(笑)。あまりメジャーではないけど私が一番大好きで歌いたいと思っている曲、今回やらせていただきます・・・・・その中でメンバー紹介などもしてみたいと思います!」
ピアノの厳粛なる旋律がそのまま本編へと繋がる心憎いこだわりの演出。
4曲目もポップ・フレィヴァーに満ち溢れたしっとり系のバラードで「夜間飛行」。
グッと場面転換。
マリ嬢は切々と丁寧に語りかけるように、伸びやかに歌い紡いでゆきます。
イントロは叙情的なエレクトリック・ピアノがメインだけあって、どこからともなく溜息が漏れてきそう・・・・。
延々と抑え気味な情感漲るボーカルとバッキング。魅惑的で心にしみじみと染み入りますね。
会場内は水を打ったような静寂・・・・誰もが、感傷に浸ってじっくりしんみりと聞き入っています。照明も淡く愁いを含んだ光で包み込んでくれます。
おっと、油断していると何故だか鋼の涙腺が緩んじゃいそうだ・・・・ウルウル・・・・。
壮大なるオーケストラ・シンセとツボを心得た装飾サウンド。
効果絶大なるコンガとリムショットによるアクセント。やや抑え目なベースがシンクロして追随。
ドラマティックな空気の展開で迫ります。
「え~それでは私の大好きな仲間達を紹介します!!」
ここでリスペクト目一杯こめて、一人一人を丁寧にアピール。
優しい人柄が垣間見えるマリ嬢
緊張感に満ちた各パートとスキャットでしっかりと主張していますよ。手拍子と共に、ネオン・スティックを左右に振る観客。
「皆さん、楽しんでもらえてますか?あと1曲、歌わせていただきます。・・・・・・みずいろの雨」
遂にこの名曲を持ってきましたか!出し惜しみなく、気前のいいことだ。
軽快なるハイハットの刻みに導かれて、アベさんが早速立ち上がり、一心不乱に踊っているよ。
ここでも巧みなバッキングが奏でられる中、センターフロントにてプレイするマリちゃんの繊細なるタッチのピアノとキュートでセクシーなボーカルを前面にフューチャー。
贅沢なる至福の世界を堪能させていただきました。
永遠のニューミュージック・スタンダードを立て続けにプレイ。
本業がピアノ講師というマリちゃんにとっては、十八番ともいえるヒット曲。
遠慮無しに、喉を震わせて決めまくり。しかし改めて言わせてもらいます「いい声しているなあ・・・・」
咽び泣く素晴らしきギターも、極限までのサスティーンを轟かせてキーボードとハーモニー。
一緒になって歌っている人や、ウチワ片手に観戦しているお客さんも見受けられます。
そして、シノブちゃんのホイッスルはじめ、バックのメンバー達も、持ちうる限りの高度なインタープレイをエンディングで火花散るほどにつぎ込んでくれました。
うるさ型の輩も認めたよ「上手い!!」
ここでマサが奮い立ってきた。実は自他共に認める八神フリークなのでした。
マリちゃんのおかげで最近は八神純子を再認識。音源を相当にコレクションしているんだよ。
チラッとマリ嬢が奏でた鍵盤音だけで、逐一解説ができるのです(笑)
乞うご期待!・・・
「どうもありがとうございました!ポーラ・スターでした。またどこかで会いましょう!」好感のもてるステージングには、とっても大満足さ。
キーボード&リード・ボーカル&MCという責任重大なる大役を、ものの見事に余裕で果たしてくれました。
大成功だね!
今度はできることならば、ゴージャスに「パープル・タウン」もまた聞いてみたいなあ!
ちなみにマリちゃんとナガクボくんは小学校の同級生なんだってさあ。
その頃の2人に、今こうして一緒にバンド活動していることを教えてやったら、さぞかしビックリすることでしょうね。
司会のマサ「はい、ありがとうございました。もう一度、大きな拍手をお願いします。」
このバンドは結成1年半ぐらい。6月にもマサ企画STA「リブレーション」にて、癒しの歌声を聞かせてくれますよ。マリさんはこのような派手なライブハウスでのステージ、しかもセンターで演奏できて恐縮の御様子。
****白熱のライブレポートまだまだ続きますよ。PART4でも楽しんでね!それではまた!!!****
こんにちは!また北海道は寒くなって きました!山間部では雪❄️!
いやはやそれはともかくもファイターズのこの間の2試合目は神がかってたあ!杉谷、、やったね!
大田泰示様様!開幕からの不振が嘘みたい🤥。 今日も期待しちゃうよー^_^!!ゲストに武田真治君がサックスで出演!彼は我が家の隣の高校出身なんだよね!
銀本位制下では銀貨は本位貨幣として、自由鋳造、自由融解が認められた無制限法貨であった。その代表的な物に、アメリカの1ドル銀貨、香港の1ドル銀貨、フランスの5フラン銀貨、メキシコの8レアル銀貨などがある。日本でも、明治時代には諸外国との貿易決済用に一円銀貨が発行されていた。
現在でも、フランス語では金銭を指して「銀」(アルジャン、argent)と言い、南米スペイン語圏の口語でもカネというニュアンスで「銀」(プラタ、plata)という。日本語でも銀行、路銀などの語で「銀」に金銭の意味を持たせている。
現代社会において、銀貨は最早流通用の物ではなく、ほとんどが収集家向けに特殊な仕上げ(プルーフ加工)をしたり、ケースに入れたりして販売されている。また、一部に地金型の銀貨も存在する。日本では、臨時通貨法施行後も1966年に至るまで銀貨が発行されていた。平成期からは、1,000円・5,000円の記念銀貨が収集家向けに発行され、2005年には初めての記念500円銀貨も発行された。
銀貨の品位(純度)は、古より様々であり、日本では明治時代の50銭から5銭の補助通貨が80%、一円と貿易銀の本位銀貨が90%であった。また戦後発行された100円銀貨は60%であった。外国には、オランダの1グルデン銀貨(1917年まで、品位94.5%)などの高品位銀貨が存在したが、一般的に本位銀貨は90%(SV900)を使用するケースが多く、コインシルバーと呼ぶ。また、英国の銀貨は伝統的に92.5%(SV925)の品位で作られており、これをスターリングシルバーと呼ぶ。
なお、イエス・キリストの使徒のひとりユダが、銀貨30枚でイエスを異教徒に売り渡した事から、キリスト教文化圏において裏切りを表す成句として「銀貨30枚を受け取る」という表現が用いられる事がある。
masa's art chicago logo respect gallery
〜ウィキペディアより〜
ハイ!大好評を博したSTA企画「リブレーション」ライブレポートの続編であります。
4、18:10~18:40
4バンド目は、先ほどの伊達男スギちゃん率いるその名も「杉ちゃんバンド」のバックで、燻し銀の演奏を繰り広げてくれていた5人が、今度はメインを張ります。
このバンドに会えるのを、心待ちにしているファンが一杯いるのだよ。
毎回ライブには「杉ちゃんバンド」「BERRY JAM」が常にカップリングされています。
そういうわけで満を持して、一旦へと下がった「BERRY JAM」が再びステージに現れました。
札幌から「リブレーション」初参加。
「BERRY JAM」(ジャンルは往年の洋楽スタンダードで)
先述どおり、スギちゃんを除いたメンバーがこのバンドへと変身です!
このバンドは札幌を中心に活動しているのだけど、何故か私は小樽屋外イベントでばかり観ています。場所はマリンフェスタや浅草橋。
その都度、熱演を繰り広げてくれていたのです。
メンバーからのメッセージです
「お洒落で音楽好きな大人の方にフィットする、曲とサウンドづくりを目指し活動してきました。
主に札幌を中心に活動していますが、去年、音楽の街・小樽浅草橋に出演することができ嬉しく思っています。
2年前に雪明かりの路オールディズライブを観て小樽の皆さんの情熱を知りました。
そしてピグスティの出演はありますが、STAのこのビッグイベントに初参加できて嬉しく思います。
たくさんのバンドさん、プレイヤーさんとも親交が持てれば嬉しいですね。どうかよろしくお願いします!」
去年の夏のステージではロングへアに花飾り、華麗にアロハを着こなしていた女性シンガー・チエミさん。先ほどまではコーラスでしたが、ここでは艶やかなる雰囲気を漂わせ、フロントセンターにてボーカルを披露しながらライブは進行。今回は帽子から服装に至るまで黒で決めたダンディーな男性陣と共に赤黒の衣装で統一。
サングラス姿のメンバーはいなくなったよ。
夕闇迫る中でも気分爽快!
編成を紹介しますね。
チエミ嬢がボーカルとサックス担当。
セカンド・ギターはリーダーのワタナベさん(事前にマサへ直々丁重なるご挨拶をしに来てくれました。黒のフェンダー・テレキャスター使用。メイプル指板)
もう一人のギタリスト・タイキくんはストラトキャスター(サンバースト・カラー。同じくメイプル指板)
そしてベーシスト・トモさんは堂々たるシェイプが神々しいHSアンダーソンの黒ベース。ローズ指板(モりダイラ楽器)。
最後にドラムスのカバくん。
全員がボーカル&コーラスをこなせるというのは、最大の強みですなあ(ヴォーカルにはリバーブを深めにかけて頂きました)。
オープニング・ナンバーでは、意外性を狙ったのかチエミ嬢を大々的にフューチャーしたロバータ・フラックのしっとり系バラード「優しく歌って」を披露したベリー・ジャム。
女性シンガーをメインに据えたこのバンドは、落ち着き払ったステージングに徹してはいますが、内に秘めたるパッションは常に燃え上がっているようです。
前までの3バンド達が繰り広げてくれた、賑やかなお祭り騒ぎ大会の後だけに、グッとシックに迫ってくるものがあります。
ここはじっくりと聞き入ってみるのも一興。中々に新鮮だ。
それにしても、このバンドのレパートリーの豊富さには敬服してしまいますよ。
一体全体持ち曲はどれだけあるのだろうか・・・・今度しっかりと尋ねてみたいものです。
しかもベリージャムのメンバー達の許容量の幅はハンパではないね。
なんでも巧みにこなせちゃうんだから。
洋楽、邦楽、オールディズからディスコ、果てはJ-POPに至るまで網羅しています。
ありとあらゆる経験にもとずいた自信を基盤にしているだけに、守備範囲の広さが窺い知れます。さすがだ!
MCはチエミ嬢。
「イエイ!!どうもありがとうございます。ベリージャムです。先ほどのバンドには負けないように(杉ちゃんバンドのこと!)頑張ります。あのバンド、ガラが悪かったよ~(笑)。
今日はギターのタイキにMCを任せようとしたんだけど却下されました・・・。
それでは最後までどうぞお付き合いくださいませ・・・。
じゃあ、次は私が普段あまり持ち慣れていないアルト・サックスを手に歌います。
タイトルを言わなくも、あっ!とすぐに瞬間わかると思います。タイトルは言わないでね・・・。」
大人の夜の世界の気品が充満している、ちょっとテンポ遅めでジャジーな渋い「スムース・オペレーター」(シャーディー)
開巻からチエミ嬢がサックスをブローして、スポット・ライトを独占。
皆の視線を一身に集めています。
歌声も独特なる語り口調で低く囁き掛ける、意外にもテクニックが必要な難しい作品。
一世を風靡したMTV時代に鮮烈なる映像とシャーディーのファッションが、妖艶なる美を醸し出していて多方面に一石を投じていましたね。
ベースソロは決して派手ではないんだけれども、流麗なるアート風ラインを鮮やかに描ききっています。
巧みの技だ。
追随する形でバトンを引き継ぐのはサックス・ソロ。
ソロバトルの応酬も聞きもの。
締めくくりはボーカルに橋渡し。会場は虜になっていましたよ。
「暗い感じで始まりましたが、ベリージャムは明るい曲はないのでこのままいきます。もうサックスは吹きません!それでは続きまして・・・あれです・・・・・・
ここでちょっとゆっくり目の曲をお届けしたいと思います。イーグルスで・・・・デスペラード」
今もって心に染み入る別格の大ヒット曲だ。
ギターによるアルペジオから歌い出したのは、ベーシスト・トモさんだあ!
チエミ嬢とはまた違った魅力溢れる男の力強きバラードソング。魂の咆哮に酔いしれるヒトトキというのも乙なもの。
甘く咽び泣く切なき歌メロは、説得力がほとばしり出ています。
小樽でも聞かせていただきましたが改めて拝見。ベース&ボーカルでこのタイプの曲にチャレンジするのってけっこう至難の技なのですがとても勉強になりました。
ヒントも得られましたよ。
更には後半で転調後、チエミ嬢も加わってきてよりドラマティックな展開へと雪崩れ込む。
厚みのあるハーモニーは天下一品。
私は本家本元の札幌公演でこの曲を体験しましたが、懇切丁寧噛み締めるように歌い紡いでいたのが印象深かったなあ。
しっとりとした場面から余韻を残して、天才スティーヴィー・ワンダーが生み出した革新的な「オーバー・ジョイド」
センスのいい選曲。
「まだまだ暗いのいきます。飲んで、歌って、踊れる人は踊ってくださいね。」
雰囲気一変して黒っぽいグルーヴも加味してきます。
私の一番好きなステーヴィーの曲。これは何度聴いても鳥肌が立つほど、目いっぱいに震えがきちゃうのさ。
音楽の神様が創作したのではないかと思えるほどに、一切の無駄も無い完璧で崇高なる曲に感じます。
それにしてもこの日は、女性シンガーが目白押しで大変にけっこうな事です。
もうこの辺に辿りついたら、メンバー達もリラックスしてきたのか饒舌になってきました。
「少し明るいよね。また暗い曲をお送りします。」
ここで一気に黄金のスタンダードへと突入します。
威勢のいいカウント「1・2・3・4!!」から飛び出してきたのは
「ホワッツ・ゴーイング・オン」(マービン・ゲイ)
この曲は数多くのミュージシャン達が現在もカバーしている、非常にライブ栄えするモータウン・レコードを代表する定番中の定番。
栄光のソウルミュージック。
ここから多大なる影響を受けたアーティストは膨大。
スティービー・ワンダーの次にこの曲をもってくるなんて中々に心憎い配慮ですなあ。
もちろんベリー・ジャムはこだわりぬいたアレンジを施して、へヴィーな演出で場を盛り上げていました。
ステージの進行具合を、詳細に計算しつくした組み合わせは心憎いほど。
「まだまだいくわよ~!!ラストの曲。ありがとうございます!」
さあてと、次には何をやってくれるのかな・・・ワクワクものですよ。
重量感や厚みもタップリある、カバくんの激しくも正確なるドラム・ビートが炸裂した。
再びスティービー・ワンダーのバイブル「迷信」だあ!
セットリストに対するひねり具合が、常に絶妙ですね。
お馴染みのイントロがはじまった途端、気分はすっかりとディスコ・フィーリングにドップリと浸かりきって、
オーディエンス達は、ジッとイスに座ってなんかいられないよお~!とばかりに我を忘れ踊り狂っています。
ダンサンブルに盛り上がりをみせていましたよ。
グイグイとうねって迫りくる、強引なまでのタイトなアンサンブル。
ソウルフル連発で、すっかりと息の根を止められちゃいました・・・。
名作アルバム「トーキング・ブック」に収録されているこのターニング・ポイント・ドラヴィング・ナンバーを、ものの見事に再現してくれています。
しびれちゃうなあ。個人的にもドツボにはまってしまいました(これはメンバーに直接伝えてもいます)。
私はこの曲をペニー・レインでXジャパンのギタリスト・パタのソロライブにてベーシストのティム・ボガートで観たのです。そのウンチクに関してはロック通ならばご存知のはず。リアルに蘇ってきましたよ。
ここで特筆すべき点といえば、やはりギターのお二方に尽きるでしょう。
まず原曲なのですが、主役はクラヴィネットによるファンキーなハネハネ・リフ。
これをタイキくんがギターで違和感なく、見事忠実に再現しているのですよ。
ストラトキャスターによるトレブリーな音質もフルに発揮。
そしてナベさんはもう一つのアクセントともいえるホーンセクションを、ギターでさりげなく奏でているのですよ。
普通ならばキーボード(しかもクラビネット!)&ホーンセクションがいないバンドならばスルーしかねない楽曲を、余裕の表情で絶妙なる味付けを注入してサラッとこなしてる。
やはりベリー・ジャムは只者ではなかった・・・・。
アンコールの声が鳴り止みません。
「どうもありがとうございます。
またベリー・ジャムを見かけましたら、応援よろしくお願いします。踊れない曲をやります。」
フィナーレはビリー・ジョエル初期の人気曲で「ニューヨークの想い」
どれだけの年月を経ても、古臭くなったりしない光輝く永遠のポップ・アイコン。
よりコンパクトに纏め上げられた、終盤戦にはもってこいの一撃ですね。
何から何まで申し分ないほどにうまいなあ・・・・
チークダンスのカップルまで出現。
ギターとドラムスの若い2人は、メンバーの中では息子ほど世代違いなのに、これまた卓越した腕前なんだから恐れ入っちゃったよ。
牽引役も堂々とムーディーに請け負っていたし。
時には先輩達を凌駕するほどの存在感も発揮していました。
ナチュラル・トーンで迫ってくるギター・ソロには、風格さえ滲んでいてしみじみと泣かせるなあ。
最後の最後まできっかりと琴線に訴えかけてくるのだ。
これで締めくくり。
もう完全に参りました・・・。おつかれさまでした。
BGM オジー・オズボーン「オーバー・ザ・マウンテン」
5、18:50~19:20
「万事屋(よろずや)」
出たぞ、出たぞ~!!
待ってました!の掛け声と共に現れた、この日一番の最小編成でトリオなんだけど、それを全くといっていいほどに感じさせない一番へヴィーメタリックな迫力で圧倒してくれたバンド。
ピグスティは2回目の出演なんだそうですよ。
地域密着型お手本のような色合いを醸し出しつつも、和洋楽問わず極太プレイに徹していました。
曲目からイメージしてゴツイくらいなコワモテ・トリオを想像していたら、思い切り人懐っこい連中でした。
もちろんメガトン級の音を轟かせ、且つ要所要所では笑いのツボをくすぐり続けるというしたたかに憎い奴ら。
そうなんですよ。彼等とは一昨年の初夏、STAはクラップスホールにて初対面だったのですが、すっかりと意気投合。またすぐにでもタイバンしようね!とマサと約束をしたのですが、それがまたもや実現したというわけです。
これで3回目。
メンバーはベース&ボーカルがクドーちゃん(ヤマハの黒ボディBBX。ゴールド・パーツ。ローズ指板)
ドラマーのケッタくんは、会場備え付けのドラムセットを使用(パールのワインレッド仕様)。
そしてカリスマのヂョーくんはギタリスト&ボーカル(以前は艶消しのギブソン黒レスポール・スタジオ。ローズ指板!80年代に一世を風靡したジョン・サイクス御用達PUダーティー・フィンガーをマウントしたものを使用していましたが、今回はシャープでかっこいいシェイプのエクスプローラー黒で、より攻撃的なイメージ狙い。ローズ指板)
まだ演奏開始前なのに、すでにドッと最前列まで詰め掛けたオーディエンスとヂョーとのコール&レスポンスが繰り広げられているではないかあ!
まるでメインイベントの殺気立ったプロレス会場みたい。
無制限一本勝負デスマッチの様相を呈しています。
「イエーッ!!」「もっと来いや~~!!」
凄まじき光景だ。あっさりとレッドゾーンを完全に振り切っちゃった。
シンクロするように、いつのまにかドラム担当のケッタ君が、イントロを地鳴りのごとく叩きまくっている。
ヘヴィメタ版ドンチャン騒ぎの開演を告げる狼煙が、華やかに打ち上げられた。
ノイジーなギターの必殺フィードバックが、延々と唸りをあげている。
もしやこれってあれかいなあ!!??
ヂョーちゃんは前にまで出てきて、両手を思い切り広げ観客達をドンドンと煽りまくる。
いきなり初披露の「ウェアー・ノット・ゴナ・テイク・イット(ツイステッド・シスター)」が一挙に爆裂だ!こいつをトップにもってくるなんて情け容赦無しの掟破り行為。
本家のようなケバケバしいメイクは施されてはいませんが、のっけから思い切りやらかしてくれるもんだわ。
観るたび、聞くたび、益々ドスの効き方が増した、ヘル・ヴォイスとパフォーマンスが凄い。
全員いかれまくってしまったよ。参ったなあ・・・・責任とってくれい!
観客のスバルちゃんやアベさん、そして盟友でもあるデブリー・リトル・シングの面々ら多方面にわたる老若男女を巻き込んでの、度肝抜く大合唱は立派なフェス状態だ。
ステージ・ダイブや、モッシュ現象が勃発しそうな気配。
怒涛の掛け合いで幕開け・・・と観衆がちょっと面食らっている隙を突くがごとく、やられた!!
「こんばんは。泳げタイヤキくん!1!2!1・2・3・4!!」
こちらは日本音楽史上最高の売り上げ枚数を記録している、童謡の金字塔。
耳を押さえて会場入りしてきたチビッ子達の心をも鷲掴みだ。
それをあろうことか、パンク風に料理して披露。
神をも恐れぬこの行為。
パンク界からへヴィー・メタル界に至るまで、何でもござれだ。
ここではヂョーからクドウちゃんにボーカルをチェンジ。
個性の異なるボーカリスト2人が絶妙だ。
万事屋にとっては崇拝の対象でもあるモーターヘッドのサウンドを彷彿とさせますな。泣く子も引き攣るエネルギッシュなカバーで追撃だあ!。
「ありがとうございます!じゃあね・・・・・唐突ではありますが皆さん、曙好きですか?彼、角界離れてプロレスやって今は病気療養中なんだそうですね。そんな彼に捧げた歌です・・・聞いてください・・・横綱(ガーリック・ボーイズ)!!」
ここではヂョーくんが再びリード・ボーカルを担当。
ドラマティックな超光速チューン。
遂に飛び出した!ヘッド・バンキングの嵐!!うかつにも感動に打ち震えている己に、この時点で誰もが気づいていることでしょう。
軽妙なるギター・ソロとベースによる、丁々発止な暴れん坊ぶりも絶好調。
ボーカルのヂョーくんにレミー・キルミスターが乗り移ったみたいに、モニターへ片足載せて猛獣のごとき雄叫びスタイルだ。ピック・スクラッチ奏法でギュウィーン!とフレット・ボード上を駆け巡る。
レミーのシワガレ声に、ビックリするくらいソックリだ。
強烈この上なき一発が襲いかかる!
なかなかにやるもんだね。頼もしき存在感。
ヂョーくんは前日、急に思いたったらしいんだけど、ギターのポジションをグッと低めにセッティング。本人曰く見た目重視なんだとか。でも写真を見てくださいな。メチャ決まってますよ。かっこよし。その分プレイが雑になったそうなんんだけど、そこはそれでリズム隊に救われたんだとか。
熱気渦巻くホール内。万事屋ワールドを華々しく飾るのに相応しき脳天逆落とし。
照明も一段と煌びやかに点滅していますよ。もうすでにメンバー3人共汗だく(外はキンキンに寒いけどね)。一切の手抜き無しの真剣勝負。
本気モード全開。
「ありがとうございます。ズッと練習をしていないので曲が途中で止まるかと思いましたが、何とかフルで歌えました。チューニングも無しで若干イラッときてる人がいるかも・・・。
昼間はあんなに暖かかったのにまた冷え込んできたかな?ここに来る前、僕とドラムのケッタくんがお酒を飲みすぎてしまいました(笑)。ヘーイ!お酒飲んでますか?決してイッキ飲みなんてしてはいけない・・・・
次は僕らにピッタリな曲でラルクアンシェル(大爆笑)・・・・ええっと・・・シャウト・・・デビ・アット・・・」「おいおい・・・タイトル忘れてる!(客)」「僕が歌うのではないですね!?・・・・あれ?いいんだよね??(笑)ちょっと感じのいい曲なので聞いてみてください・・・じゃあいきます・・・・シャウト・アット・ザ・デビル!」
「1・2・3・GO!!」ドラムカウントからフィルイン。
この曲、モトリー・クルーではありません。念のため。同名異曲。
またクドちゃんに、リード・ボーカルをバトンタッチ。
高音パート、低音パートをベーシスト、ギタリストがほどよく分け合っているのです。
景気よくはじまった!ベースのクドちゃんが、ハイトーンを駆使してのリード・ヴォーカル。
彼、優しい顔していて、鋭いくらいに攻撃的な壁を構築しています。
このバンドもベースはピック弾き。ダークサイド役のヂョーくんがコーラスにて、ごっつい華を添えます。
陰と陽との対比が緊迫感を生み出している。
ギターによるサスティーン効果は、精進の賜物。
起伏のある展開と、津波のごとく押し寄せてくるダイナミズムの応酬。
本当に何度もしつこく言うようだけど、3人編成とは思えないほどの過激で重いサウンド。それでいて不思議と、アットホームな空気感に癒されていることにハッとしちゃいます。
「ね!ラルク・アン・シェルの曲でした。もうハアハア言ってる・・・・いやあ、疲れましたね(ヂョーくん、ドリンクをグィッと一飲み)」「僕もです。本当に暑い・・・(クドちゃん)」「宴も中盤になりましたので、なんかいい感じで暖まりましたね。いやいや、本当にねえ。イエイ~!!ムラカミ!!あ!?すみません・・・酔ってるものでして・・・・・平成最後の月に聖地ピグスティに出演できて嬉しいです。
チューニングが狂ってるけど、面倒臭いのでそのままで行きます(大爆笑!)・・・・お次は生活習慣型ロック。最近、このバンドはメジャーになってきたので、カバーだということが徐々にばれつつあります・・・・・・フローネル!(打首獄門同好会)」
マサは万事屋のおかげで、最近本家にはまりまくっていますよ。
ここではヂョーくんが、ジェームス・へットフィールドばりにデスヴォイスで唸りをあげる。(見た目でそれは明らか。黒一色のエクスプローラー・ギター、Tシャツ、リストバンドなどなどね)
でもいきなり演奏がストップ。
もしや悪夢のトラブル発生か?いやいや、これはそういう曲なのですよ。おもむろにヂョーくんが観客の一人を指差して話しかけます。(ミキサーのアンナちゃんがすかさずボーカルに思い切り深めのリバーヴをかける。これがナイスなタイミングで効果覿面)
「家に帰ったら何をする?」「風呂に入る!」「ナイス!風呂に入るのです!バスクリンもいいです。ゆず湯もいいですね。そう寒い夜、私の家のボイラーが先日壊れてしまいました!修理にけっこうな日数がかかるそうです。その期間は近所へ銭湯通いです・・・・堤真一さんのコマーシャルのように冷えたビールが飲みたい!このライブが終わったら友達の家にストーブを借りに行きます」そう言った瞬間、再度演奏に戻るのです。「お風呂最高!ハッピー!!」
1番を歌い終えたらまたストップ「さあ、次行きましょ。2番。仕事で嫌な事があったり、ミスをしたり、トイレに入ってうんざりしたり・・・でもあれ?と気づく・・今日は休みの日じゃないかあ!と・・・・・もうわかったでしょう。こんな時のシアワセって?」「布団の中に入った瞬間!」「そう、二度寝最高!三度寝したっていいじゃん。でも私は二度寝はしない派ですけどね。
お風呂最高!二度寝最高!!」とまあ、結局、このような構成の歌だったのですね。客を巻き込んでの全てが仕込みの一大エンターテイメント。
鋭いリフとコミカルな歌詞との、アンバランスさ加減が絶妙。
エンディングではヂョー君、スイッチ連続切り替え奏法を「カチカチカチ!」とぶちかます。
ヂョーちゃん「ちょっとかっこつけてみました。イヤッホー!ブラボー!これしかできないので・・・」クドウちゃん「いやあ、ビックリしましたよ。スタジオでよくやるやつね。オーケー、今日は信じられないくらいにけたたましいです。」
いやはやなんとも、とらえどころのないタイトルと、空恐ろしくなるバンド名であります。私はじめ周囲の仲間達はこの曲をてっきり万事屋のオリジナルなんだと思い込んでいました。
なんと日本のカルト的存在のバンド・レパートリーとのこと。
それをものの見事、イヤミなく独自のものに消化して届けてくれる、万事屋に大感謝。
そんな彼等の3者3様のキャラクターも微笑ましい限り。
笑いあり、感動あり、戦慄あり、ズッコケあり。聞いて良し、見て良し、ノッて良し。
「(いつのまにか漫談口調に)・・・・・・・いただきます!!・・・・・おべんとうばこのうた・お母さん・・・・僕の話を聞いてください!!」
日本の純粋なる子供達ならば、誰でも知っているこの歌。
「タイヤキ君」に続く第2弾童謡へヴィメタ・シリーズ。
ヂョーが率先して会場に向って「これくらいのお弁当箱に!!」と振り付けを強要。というかあれは振りつけではないね。
皆も大きく両腕を上げて、空中に歌詞のとおり弁当を描いていく。この美しき一体感。いいものだねえ。
きっと全員が頭の中で、懐かしき幼年期にタイム・スリップしているんだよん。
一気に昭和の時代へね。
もうすぐ元号が「令和」になるというのに・・・・。
このバンド、笑いの絶えない個性派集団ではありますが、決してコミックバンドではありません。
本人達はいたって大真面目に、バンド活動に専念しているのです。
それにしても客の心理を、瞬時に読み解いてしまうところなんて脱帽モノ。
捲くし立てるような、ストロング・リックだけでもたいしたものなのに。
「いやいや、盛り上がってきました。イエイ!イエー!!もっと来いや~~!そっち!もっと来いや~!!お酒で失敗しないようにね(それは絶対に言えてる)。
ドラムに合わせて軽く手拍子でもしてみましょうか、エコノミー症候群にかからない程度にね。聞いてください・・・・ウォント・ユー・バッド(ザ・オフスプリング)・・・1!2!1・2・3・4!!」
オーナーのオキノ君が大好物らしい過激なナンバーだ。
ケッタくんのドラミングは破壊力に満ち満ちていて、本当にセットごと粉々に砕け散っちゃいそうな勢い。
ドラム器材が「もうやめてえ~許して~!」と悲鳴をあげているみたい。
拳を突き上げるクドちゃんのボーカルに挑みかかるかのように、ザクザクと刻み続けるコードストローク・ワーク。
もちろん手拍手も、延々と打ち鳴らされています。
ヂョーくんの濁声とクドちゃんの高くて綺麗な声とのコントラストが、ほどよいさじ加減で均衡を保っているのです。
「サンキュウ!!・・・なあんて言っちゃったりなんかしちゃってさあ(笑)自画自賛です。いや~暑いです。ジミにコツコツと間違っているんだけど、まあ多分気づかれていないんだろうなあ・・・・そろそろ終盤に差し掛かってきましたよ。残すところ20曲です(笑)ウソです!
初のノンアルコールでライブ中です。ウソです。
お次もノリの良い曲でいきますが・・・・・
早速いっちゃおうか?いやあ、変な汗が出てきたさ!(爆笑)・・・・・・リッター級でお酒を飲むと凄い汗です。だいぶ暖かくなってきました。あれ!?業務連絡・・・携帯が鳴っています(笑)」
「そういう突っ込みはリハで言っておいてね(笑)。歌います。いきます!手拍子をヨロピク~!!」
喉が張り裂けんばかりに、絶叫のリフレイン(実際に途中から声が潰れてしまったそうです)。
これがゾクゾクするほど、肉迫してきて不気味にスリリング。
グランジ系サウンド、トドメの一撃で一種異様な臨場感を演出。
「いよいよ最後の曲となりました。短い間でしたが、またどこかで我々を見かけたら声をかけてね。ラストはまたもやパンク風で・・・・おさかな天国!」
おいおい、童謡ヘビメタ・シリーズ第3弾が炸裂。いっそのこと、全曲究極の童謡メタル・バンド路線で一度堪能させてくれないかい?馬鹿受けだったりしてね。
クドちゃんのリード・ボーカルは全く衰え知らずで素敵です。
天下一品の爽やかなる輝きを放っている。
ギターのエフェクターによるメリハリ効果も冴え渡ってます。
クラップスホールでのライブも抱腹絶倒で奇々怪々(!?)だったけれども、ここにきて完成度が倍増していましたね。
ヂョー「このあとにもW、ジャンキー・・・・・サッポロ・トランジスター・・・!?アレ?トランジットムニャムニャ・・・も出ますよ(笑)」
いやはやなんとも、愉快痛快なるヒトトキを過ごせました。
何を言っても下品に陥らず滑らないのは、ナイスガイ・ヂョーちゃんの人徳だね。
****ライブ・レポート2はここまで。引き続き第3弾をお楽しみにね!!それではまた!!!****
本日はパーキングを利用です!
いやはや昨日の試合の興奮はいまだに冷めやらずです。今まで楽天にやられっぱなしだった鬱憤が一気に晴れましたよ!前日が前日だっただけに、最高の試合だった!!
しかし大田泰示君は神懸かってた!開幕からの不振が嘘のよう!
さあ、本日の先発は金子千尋君、ガッツリと決めてもらいましょう!^_^
昨日はテレビ観戦でしたが、残念な試合でしたね。まあ仕方ないかあ。あの采配は色々と物議を醸してますがね。
さあ、本日はコンちゃん、卓ちゃんもスタメン。
勝ってもらいますよ!^_^