THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

ORE(chicago)

2019-04-24 17:49:27 | CHICAGO

鉱石(こうせき、ore)は、人間の経済活動にとって有用な資源となる鉱物、またはそれを含有する岩石のことである。

資源として有用な鉱物は、コレクターが収集したり、博物館で展示されるような、その種類だけ顕著に集まった状態で埋蔵されていることはほとんどなく、他のさまざまな鉱物と混在した岩石の状態で産することがほとんどである。こうした岩石を鉱石と呼ぶ。鉱石に有用鉱物が充分な密度で含まれているか、またひとつの鉱山に鉱石が充分な量埋蔵されているかが、経済的な資源採掘に値する鉱山か否かを判断する上で重要である。鉱物資源として有用な鉱物がいくら高密度で鉱石の中に存在しても、十分な利益が得られるほどの埋蔵量がないと鉱山は運営できない。

金山では、菱刈金山金鉱石が世界有数の金含有量を有する鉱石と、大きな埋蔵量で著名である。

masa's art chicago logo respect gallery

〜ウィキペディアより〜

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VOL,163 白石LIVE HOUSE&STUDIO「PIGSTY」PART,1

2019-04-23 22:41:23 | Live Set List

2019,4,21(SUN)

STA企画

「LIBERATION46」

遂に本格的な春の到来。ここのところ寒暖の差が激しく体調を崩しがちな日々が続いております。

周囲を見渡してみても具合の悪そうなバンドマンが続出。かういう私もやられちゃいましたよ、久し振りに。

ちゃんと注意をしていても、一瞬の隙をついたかのように襲われちゃいました。

ライブの日が近づくにしたがい必死に治療専念。

その結果ですか??・・・・なんとライブをやったらすっかり元気になっちゃいました。あれほど熱、咳、だるさ、体の痛みに苦しんでいたのに。

今までにもこういう経験は度々ありましたが、たぶんバンドマンにとっては最高の特効薬がライブなのでしょうね(笑)。

まあ、何はさておいても、やっぱり健康が1番ですな。

元気な体がなければ何も行動に移せませんからね。S・T・Aのメンバー達も練習はもちろんのこと、その辺もバッチリと管理しつつ4月のライブを迎えることとなりました。

出かけ間際に空を見上げてみたらば天候は良好、場所は去年の12月にひきつづき、またまた「ピグスティ」

12号線と環状通りがクロスした所に位置するこの会場は、JR白石駅にも近くて、素晴らしい環境のハコです。

オーナーのナイスガイ・オキノくん、いつも大変なのにありがとう!

ここは元々「白石会館」という映画館だったので、ようく見渡してみると、そこかしこに往年の面影が点在しています。

ロビー正面にある受付カウンター(映画入場券のもぎり窓口だったんだね)は今回閉鎖して、全ての業務はホール受付にて行います。

階段を降りる途中の頭上中央に燦然と掲げられた「白石会館」のミニプレートが神々しい。

左手には楽屋控え室(頭上注意)。

この部屋はかつて映写室だったのです。

だから壁には穴が数個残っていて、そこから映写機がフイルムを回してスクリーンに映像を送っていたんですね(もちろん穴は現在塞いであります)。まさに「ニュー・シネマ・パラダイス」の世界そのまま。

ホール内はイスを取り外した映画館という感じ。(年配の人たちや足腰を痛めている方達は長丁場だっただけにちょっときつかったみたい・・・)

スタンディング場内の周囲にイスが点在しているというシステム。

横幅のある高いステージ、広々としたアリーナと申し分のないシチュエーション。

照明なんかも綺麗で、ハデハデにカラフルなんですよ。

飲料用自動販売機には懐かしき「ガラナ(残念ながらこの日は売り切れ・・・)」「ドクター・ペッパー」なんかもなんと100円で(!!)売っていて昭和テイスト(ブンキさんも衝撃を受けてご満悦。ルチュちゃんもお気に入り)がぷんぷん。

一気に古きよき時代へとタイムスリップしたような気分。

もちろん受付でもドリンク販売を行っています。

練習用スタジオもホールの隣にバッチリ3部屋完備。

で、今回は9バンドの出演ということで混雑が予想されるためにオーナー・オキノくんのご好意によりAスタジオ(廊下の手前)を楽屋、荷物置き場、飲食喫煙場として特別に開放してくれました。

なんという太っ腹なことを。皆、大感謝していたよ。

さて、午後2時からリハーサル開始。マサは早めに到着したのに、もうすでにバンドマン達が楽屋入りしていて賑やか(スタジオ練習のバンドマンもね)!

パーキングもギリギリで満車です。

タイム・テーブルにしたがって各バンド20分程度の持ち時間内で、セッティングとリハーサルを順次こなしていきます。

全9バンドといってもジャンルがバラエティに富んでいてゴージャスな空気感(笑)。

それぞれが様々に個性的なサウンドを聞かせてくれそうで、個人的にも楽しみにしていますよ。

このピグステイはどちらかといいますと、オリジナルをこなすロックンロール、グランジ、オルタナ系からパンク系の若者バンドが中心となって利用しているのです。

これはオーナー・オキノくんの趣味かな?

でもかえって、STAのようなバンドも新鮮で重宝されてもいるのですよ。

特に今回はベテラン・バンド目白押しで刺激的。

ここのところライブイベントといえば膨大な数のバンドが出演、長尺な時間を費やして行われるのが常だったから、たまにはこのようなコンパクトでタイトな流れも、ほど良いペースでこなせるし、観客もじっくりと見聞きできるしで、熱気維持の意味でも好条件だと思いますよ。

当然、実力のあるバンドが集結しての話ですが。

結果を述べちゃいます、はい。

今回のライブイベントは最初から最後まで一切だれる事もなく常に大盛況の大成功でした。

これも対バンド、スタッフ、そして温かいオーディエンスのおかげだね。

感無量の極致。それと忘れ物がやたらと多かったのも特徴。またすぐにでもここへ戻って来たいほどに全員から好評でしたよ。

楽屋、ロビー、地下通路、ホール内とミュージシャン達でごった返しています。なにせゆったりスペースゆえに、リラックスした気分に皆が浸れるんだよね。

いつもはオキノくんがほとんどを1人で取り仕切ってスタッフ業務をこなしているのですが、前回、なんとオキノくんは多忙のため、不在との事で、アンナちゃんがミキサー、受け付けはハシバくん、照明はモエちゃんがこなしてくれました。

STAの本番に間に合うよう、律儀なオキノくんは会場へ戻っていましたがね。

ここのスタッフは皆、腕も抜群!今回オキノくんはサポート役に回って中心で音響関連を仕切るのはやはりアンナちゃん。

受付はモエちゃん。

この子達がこれまためちゃくちゃに可愛くて性格がいい。

バンドマン達の人気者。(今回は前回のハシバ君はお休み。会えなくて残念だね・・・・)

これはこれで期待しちゃいます。

ホール内では早速そのミキサー担当のアンナちゃんとマサはご挨拶。

この女性は高校時代からここのアルバイトをしていたそうで、想像以上に仕事の要領が巧み。

バンド連中が驚愕していましたよ。

何度もあの高いステージにピョンピョンと駆け上がるしね!(笑)

ショート・ヘアがよく似合うモエちゃんもキュートな笑顔がはじける女性。

男性たちから大評判でして、一緒に写真撮影しているちゃっかり者も出現。

スタッフ3人が各持ち場を忙しく動き回って

ミキサー、照明、セッティング、販売、受付等全てをこなしています。

ミュージシャンらの無理難題にもクールに対応してくれる頼もしき存在だ。

凄い!頭の下がる思いだよ。

しかも、しかもだよ・・・・本来ならば前売り1000円、当日1200円だったのさ。

それを全て1000円で統一してくれました。

こちらサイドが恐縮しちゃうほどに欲がない。

ピグスティ初出演のバンドが多く(S・T・Aメンバーも初体験者が多数)、皆新鮮なのかあちこちに興味津々。

スタッフやマサがバンドマン達からの質問に逐一対応。

S・T・Aも9人中、集結できたメンバー6人で綿密な打ち合わせ。

各バンドがリハーサルの時間内に演奏できる曲を決めて本番さながらに図太い音を轟かせていました。

モニターの返しバランス以外は、ほとんどこれといった問題もなく各自で最終チェック。

いくつかのバンドは結局、リハなしのぶっつけ本番。

マサは全タイム・テーブル表。全バンドの編成表、そしてSTAのセットリストなどを提出。

アンナちゃんは細かなことにも手馴れたもので、マサのワイヤレス2機を即座に対応してくれて安心です。

ワイヤレスの周波数帯域チェックも無事に済ませてくれました。

廊下でウォーミング・アップをする者、ストレッチを欠かさない者、ずっと真剣な表情でスコアとニラメッコしている者、タイバンと歓談をしている者と様々。

飲食物の持ち込みも全て自由なので、弁当を広げてパクついている食いしん坊も出現。

正直な話、この日は、札幌&小樽のあちこちでライブが行われています。

よって集客に多少の不安があったのですが、いざフタを開けてみると開場と同時に入場者がドンドンやってきて拍手、歓声が絶え間なく送られるという和気藹々のライブ・イベントとなりました。

何故か女性客が多い・・・・花があって結構なことだ。

MASAによる恒例自主企画「リブレーション」も遂に46回目を迎えることとなりました。

このリブレーションというタイトルは、シカゴの記念すべきデビューアルバム「シカゴの軌跡」最後に収録されている長大なるインストウルメンタルから命名したもの。

邦題は「開放」。トロンボーン奏者ジェームス・パンコウによるアドリブ合戦が凄まじい傑作。ロック、ジャズ、ソウル、ファンク、そしてアバンギャルドなジャンルまでジャンルの壁を軽く超越するほどに幅広く導入されたなんでもありの世界!ということで、まさしくこのイベントタイトルに相応しいと思います。

これがすこぶる好評でご機嫌だ。

15:40 OPEN

リハの最中、アンプ接続に時間を要してしまったバンドがいたためにちょい押し目で開場。

さあ!なんとかかんとか準備万端整いましたよ!!

平成最後のSTA企画ライブのはじまり!はじまりだあ!!

 いつものようにマサはアンナちゃんが用意してくれたマイクを手にミキサー横の後方よりの手馴れたご挨拶、そしてライブの主旨から注意事項、全9バンドを丁寧に紹介。

早々と熱気ムンムンで期待度大だね。

BGMにチープ・トリックが流れる中、華やかに開演を告げます。

1、DEBRY LITTLE THING

16:10~16:40

オープニング・アクトは初参加5人組み。バンド名をみたらば即おわかりでしょう(笑)

全曲がJ-POPの定番エブリー・リトル・シングのカバーで網羅。

このちょっと変わったバンド名・・・・メンバーのギタリストとベーシストの体型を見たら納得ですよ。

で、初といってもここのボーカル&ギターはマサとかなり前からの知り合い。

スタジオでもよく会っていたし、STA企画にて別のバンドで出演もしてくれた仲。

でもねえ、正直な話、今回のライブがそれまでの中でも出色の出来でしたよ、マジで。

1番手なんてもったいないくらいに感じました。

ここで編成をば・・・・

ヴォーカルの歌姫はヨッシー。ギターはラッチョ(黒のシェクターを使用。ローズ指板。特別にクリーン・チャンネルを多用するためにギターアンプを持参するつもりでしたが、ローランドJC-120をピグスティに用意してもらいました)。ベースはヤッチ(黒いエドワーズの5弦仕様。メイプル指板。セイモアダンカンの2ハムバッキング・ピックアップをマウント。これをフィンガーとフラットピックで演奏。ベースアンプは会場備え付けのアンペグ)。ドラマーにチンパ。キーボード(ローランド・ジュノ)がカオリちゃんという布陣。

本番前にロビーで「万事屋」のヂヨーちゃんと爆笑しながら歓談していたメンバー達。とってもリラックスしていて余裕の構えだ。

知り合いだったんだね。

「FOR THE MOMENT」

キーボードの旋律から軽快にスタートしましたよ。

懐かしいなあ。この曲調や歌詞の流れ。

ラッチョのシェクターが図太くて、すこぶる伸びやかな音を奏でているね。

ボーカル・ヨッシーに対する盛り上げ方を心得た演出力は、さすがご夫婦だけあって息もピッタリ。おしどり夫婦のお手本のようなもの。普段から仲がいいのですよ。それは新婚当時から全然変わっていないなあ。

ライブハウスの顔役アベちゃんがキーボードのカオリちゃんに熱きラブコールを送る。

「カオリちゃ~~ん!!」

「ハ~イ!カオリ入りました!(笑)」

てなあ感じで和気藹々と進行。

「今でも・・・あなたが好きだから」

ミディアムなポップ・テイストが心に染み入る。

いかにもカラオケで人気を呼びそうな曲だね。

会場のあちこちでリズムに合わせて一緒に口ずさんでいる人も見受けられます。

ここで「万事屋」のヂョーちゃんが乱入(!?)

愛情の篭った雄叫びをあげている。

なんという熱血漢。あれれれ??・・・・酔っ払っている??

早くもステージと客席前方がごった返しています。

「ありがとうございます。先ほど紹介にもあったようにエブリー・リトル・シングのコピーをやっておりますデブリー・リトル・シングです!」「デブー!(」ヂョー)」「メンバーのギターが大デブ。ベースがミニ・デブ(笑)皆、飲んでるかい!!??」「デブー!ビッグデブ!!」「それって普通に悪口だわ(爆笑)いいんですよ。日常のいやなこともここに置いて忘れましょうよ。はい、それでは静かな曲です。いいかなあ・・・・?FRAGILE」

キーボードが美しきイントロで大活躍。ドラマティックな世界観をヨッシーのチャーミングなボーカルで彩りを添える。

ここでは起承転結、じっくりと腰をすえて聞き入って観るのも一興かと思いますよ。

時折控えめながらもへヴィーに絡み付いてくるギターや、パワフルなドラム・ワークのタイミングが効果絶大。

響き渡るアレンジの妙。繊細に展開されていくストーリーに思わず引き込まれていきますね。

非常に魅力的な曲を、ここへ持ってくるなんて心憎い。

エンディングもキーボードでしっとりと締めくくり。

「あと2曲ほど歌うよ。次の曲は皆も知っている曲だよ。ノリノリでお願いします。あれ!?・・・間違えてるし・・・・すみません・・・・ごめんなさい・・・・ちょっと歌謡ショー風に紹介させてください(笑)・・・・・・出逢った頃のように・・・・」

突然ボーカルから入る誰もが知っている大ヒット曲だ。

いっせいに観客達が手拍子を打ち鳴らす。

それにしてもヨッシーの張りのある伸びやかなるハイトーン・ボーカルは特筆モノだ。

しかも音感がバッチリ。

アベちゃんは持参してきたネオン・スティックを4本、気心の入れた友人達に配布して頭上高く持ち上げながら左右に振る。これがすこぶる鮮やかな光景で俄然活気を増すのです。

最後はチンパくんのバスドラム・キックからヨッシーが元気いっぱいはち切れんばかりに「1・2・1・2・3・4~!!」

とメドレーへの合図カウント。

「SHAPES OF LOVE」

この繋ぎ部分はリハーサルでも重点的に何度も取り上げていたねえ。本番ではバッチリと決まった。

ギターによるサスティーンとテクニカルなソロが、心地よいくらいに曲全体を覆って援護射撃。

ボーカルとの絶妙なるコントラストを飾り立てる、鍵盤の妙技も痺れちゃうね。

「ハイ!知っている人の合言葉、せ~の!!」

ヨッシーのキャラクターにバッチリとフィットした選曲で大団円。

「今日は日曜日だよね。たまたま髪型をセットしたらサザエさんになってしまったよん。笑って。ここは笑うところだよ。」

でもとってもお似合いの髪型。

ここでウンチクをひとつ。ELTのカバーアルバムには元シカゴのジェイソン・シェフが参加していまして、マキシシングルまで出ています。

しかもELTの代表作品「オーヴァー&オーヴァー」における中間部はAORシカゴというかデヴィッド・フォスターの手法を踏襲していますなあ。

2、16:50~17:20

この日の会場BGMは個人的にドツボにはまったよ。

モトリー・クルーにデフ・レパードが景気よく流れてきた。

BREZZA

「ブレッツア」と読みます。

セカンドアクトは伝説と化したZARDコピーバンド6人組みの登場です。

ELTのデブリー~ヨッシーに負けないくらいに、ミサトちゃんもキュートでセクシーに迫る歌声を届けてくれましたよ。

この日9バンド中、4バンドが女性シンガーなんですよね。後で気づいたんだけど、これはとてもいいことだ。

もっともっと女性がスポットライトを浴びる音楽シーンになってもらいたいものだね。

デブリー~よりも1人メンバーが多いのは、ツインギターだからです。

編成はといえば・・・・・

ヴォーカルにそのミサト嬢。リードギターはヒロアキ氏(愛器IBANEZ シースルーレッドボデイ。ローズ指板。PRESTIGE S540Q WCBおそらく7~8年くらい前のモデル)。サイドギターはヒロユキ氏(ナチュラルボディのオベーションとブラックボディのテレキャスターをプレイ。ローズ指板)。キーボード(KORG N5)がハルキ氏。

ドラマーはタモくん(ライブハウス備え付けのワインレッド・シェルのドラムセットを使用)。そしてべースは重鎮のシンジくんだあ(ブルーボディにメイプル指板のベルモア。ウォッシュバーン系列のメーカー。これを黙々と渋くフィンガー・ピッキングでプレイするのです。)

シンジ君とマサとは10年を軽く超えるほどの音楽仲間。

あの泣く子も黙る札幌のチューリップ・コピーバンド「TAKE OFF」を長年率いるリーダーです。

練習スタジオが初対面でした。

ちょうどSTAと結成時が同じ。

もう数え切れないほどにタイバンしましたね。札幌を手はじめに小樽から地方まで・・・・。

そうやってお互いに切磋琢磨してきたわけであります。

STAの「リブレーション」にも出演してくれましたよ。

だから酸いも甘いも噛み分けた同士でもあるわけです。

そんな彼が新たに結成したのがブレッツァ。

まだライブはこの日で3回目だそうです。

そんな風には全く感じなかったけどね。

「揺れる想い」

ミサト嬢の初々しきステージングが好感度高し。

ちょっと声質が坂井泉水嬢と森高千里をブレンドしたように聞こえたのは私だけかなあ??

とにもかくにも、これを1曲目にもってくる大胆不敵な構成には脱帽。

打ち合わせの段階で、練りに練り上げられた結果なのでしょう。

もう掴みはオーケー。

それにしても、織田哲郎さんは生粋のメロディ・メーカーですね。

「君がいない」

ヒロユキ氏のオベーション・ギターによる、爽やかなコード・ストロークからはじまるキャッチーなポップナンバー。

紅一点のミサト嬢を引き立てる男性陣によるバンド体制が、すこぶる安定感あってメリハリも効いています。

これならばミサト嬢も安心して、ヴォーカルに専念できるというもの。

MCも彼女が兼任。

「はじめまして。ZARDのコピーをしているブレッツァです。去年の4月に結成して、今月でちょうど1年を迎えました。

これからもZARDの曲が歌い継がれるように頑張っていきます。

それでは2曲続けて・・・・まずはDON’T YOU SEE・・・・」

キーボードが先導する流れから、ツインギターの持ち味をフル稼働です。

アコとエレキによるコンビネーションが絶品。

特にヒロアキ氏によるスライド・バー活用による奏法は効果絶大。

本家顔負けな豪快無比で、伸びやかなギター・サウンドを紡ぎ出していました。

故ローウエル・ジョージばりな表情豊かなピッチで。

このスライドギター奏法も、ブレッツァの売りの一つだね。

「ミサトちゃ~~ん!」と図太いラブコールがひたすらに飛び交っています。

メドレーで「きっと忘れない」

名曲目白押しだ。

流麗なるボーカルから入る壮大なナンバー。

デブリー~にもヴォーカルから入る曲があったけど、こちらも一歩もひけをとりませんよ。

双方共に出色の完成度。

よほどの自信がなければ、このような選曲はできないよね。

琴線震わせっぱなし。ゾクゾクしてきちゃうなあ。

ヒロユキ氏はアコギからテレキャスターに持ち替え。

この辺のコダワリ感覚が音の随所に反映されています。

「ありがとうございます!次のライブ告知をさせてください。小樽音楽紀行。来月の6日、運河プラザに出演します。今日ブレッツァを見て気に入ってもらえたなら是非足を運んでください。

それでは次の曲にいきたいと思います。いいですか・・・・・・マインドゲームス」

ミサト嬢が一生懸命、誠心誠意心を込めての熱唱に次ぐ熱唱。

アップテンポでパワフルなバックビートにのせて頑張っています。

元気を全身に一杯もらえるはじけたハード・チューン。ドラムアクセントのリズム刻みが正確無比で感心しきり。

ここでも縦横無尽にヒロアキ氏のスライド・ギターが「ギュウイーン!!」と歌メロの間を駆け巡る。

「え~それでは最後の曲となりましたので、メンバー紹介をしたいと思います」

ミサト嬢が一人一人を、懇切丁寧愛情タップリに心込めて紹介。

彼女の秘めたる優しさが滲み出ています。

「ありがとうございました!ブレッツァでした!・・・負けないで!!」

やはりラストを飾るのは、この永遠のJ-POPアンセムしかないですよね。

会場全員が一体となっての大合唱。心ウキウキ、明日からもまた明るく生きていけそうな気がしてきたよ。

幸せと喜びと笑顔のエキスを、楽曲から大量に注入していただきました。

前向きでリフレッシュした気持ちになれる歌詞の一言一言が、皆のハートにも届けられたことでしょう。

沈着冷静なる燻し銀のシンジ氏ベースライン・セクションは、常にボトムを貫禄タップリに支えています。

あっという間に、夢のような30分が過ぎ去ってしまいました。

心残りだけど、格別なる楽しみは次回のためにとっておきましょうよ。

BGMはディープ・パープルの「ハイウェイ・スター」、ジューダス・プリーストで「ユーブ・ゴット・アナザー・シング・カミング」

3、17:30~18:00

「杉ちゃんバンド」

満を持して遂に出た!札幌が生んだ名物伊達男「杉ちゃん」を擁する貴重なるバンドが3番手。

ここで初めて、男性シンガーがフロントに立つわけです。

 ピグスティ初出演の6人組みで、オールディズやムード昭和歌謡から演歌などを披露。

マサが近年小樽浅草橋ライブでタイバンして、どうにも気になり、ダンディに着飾ってほろ酔い加減の杉ちゃんに話しかけたのがことの始まり。

それをキッカケに、あれよあれよと言う間に意気投合。

晴れてSTA企画ライブに、今回賛同していただける運びとなったわけです。

驚いたことに杉ちゃんは、60歳になるまで、全くバンドで歌った経験がなかったそうなのですよ。

それがひょんなキッカケで味をしめてしまった訳だ。「こんな素晴らしい世界があったんだあ!!」

生のバンドで歌うという究極の醍醐味を知ったその時からは、もうドンドンとはまりまくって、終いには自らがライブイベントを立ち上げるほどになったそうですよ。

この話を聞いた時には正直、感動に打ち震えてしまいました。純粋に音楽や歌に打ち込むその美しき姿。

誰もが忘れかけている初期衝動のお手本のようなもの。正に原点そのもの。

今後、益々杉ちゃんの活躍に期待しつつ、こちらも胸躍るね。

実は今年2月の小樽公会堂・雪明かりの道ライブイベントにも「杉ちゃんバンド」は出演予定だったのです。

でも主役の杉ちゃんが健康上の理由で、ライブ出演を断念せざるを得なくなったとのこと。

非常に残念無念でした。まあ、当の本人が一番悔しがっていたはずです。

ところがここで杉ちゃんは、見事に奇跡の復活を果たしたのでした。なんたる回復力だ。天晴れ。

それも今まで以上エネルギッシュになって帰ってきた心憎い奴。それが杉ちゃんだ。

この男は本番に向けて燃え盛る炎を抑え切れないのか、逐一マサとのやりとりでは、情熱溢れるトークを展開。

マサが送った今回のライブ用フライヤーを独自で印刷して、ゴヒイキにしている店舗などの各所に配布、もしくは店内貼り付けに協力していただいて猛アピールを展開。歌の練習と並行して、宣伝活動にも熱心に汗を流す日々が続いたのだそうです。

その甲斐もあってか、この日は熱狂的ファンを中心とした「杉ちゃん私設応援団」が大挙して詰めかけ、たいそう賑やかなるショー・タイムのヒトトキを過ごさせてもらいましたよ。これはひとえに誰からも好かれる杉ちゃんの人徳に尽きますなあ(オールド・ジャンキーのテツとも仕事関連でお付き合いがあるそうですよ。世の中って狭いね)。

一番の集客をたった一人で、あっけらかんと成し遂げたんだから大したものだ。

本人曰く謙遜して「ちゃんと歌えるのか皆が心配して不安絡みで来てくれているだけ」とのこと。

何をおっしゃいますか。時にはディナーショーの様相を呈していましたよ。

音楽はもとより、人生においても大先輩だ。

その心意気は見習いたいものだ。いよっ!後家殺し!!まあそんなわけでして(笑)前置きが相当に長くなってしまいました。花束のプレゼントまであり、羨ましすぎるほどの人気者がここに証明された杉ちゃんのオンステージ。

今か今かと焦らしに焦らされた観客達はホイッスル吹き鳴らしたり、手製の「杉ちゃんウチワ」を振りかざしています。

はじまり、はじまり~!!

まずは編成を記載させてください(全員がボーカル&コーラスをこなします)。

フューチャリング杉ちゃんがヴォーカル、紅一点のチエミ嬢はサックスとコーラスを担当。ドラムはカバくん、ベースはトモアキ氏(ブラックボディ。ローズ指板)、ツインギター(3トーン・サンバーストボディにメイプル指板のSTはファーストギタリストのタイキ君&セカンド・ギタリストはリーダーのヒロさん。シンラインTL黒ボディのメイプル指板)。

開巻からいきなりやってくれました!「星降る街角」

そうです!今年の初っ端にワイドショーを独占しまくって話題を振り撒き続けたワケありグループ「純烈」だ。

元々は敏いとうとハッピー&ブルーのスタンダード・・・という説明は最早不要だね。

しかし狙いは的中だ。

ツボへと、モロにはまった感ありのオーディエンス達は忠実なる振りつけで、のっけからダンシング。

役者が数段違う、杉ちゃんマジックに、誰もが酔いしれています。

今回の杉ちゃんファッションは黒のハットに白シャツ白ズボン、赤いネクタイに黄色のジャケットでコーディネイト。

歌い終わるやいなや、第一声が「調子悪いな(笑)どうも!やっと1曲、終わりました(爆笑)」

どこまでが本音で本心、本気なのか、とぼけたトークも巧みの技。

「ついこの前に亡くなったショーケンは俺と同い年です(皆、驚く)。

でも俺のライバルは沢田研二。

ジュリーも最近ヒット曲が出なくなりまして、去年観にいったら2時間のコンサートで1曲しか知っている曲がなかった・・・・。

カサブランカ・ダンディだけ。淋しい限りだ・・・・」

「寝てたんでしょ?」(大爆笑)

「はい、お待たせしました。ジュリーに成り代わりまして、私の青春時代に流行った曲をやります。あの歌です。まずは・・・・・・・時の過ぎ行くままに」

メンバー全員がサングラス、もしくは眼鏡着用で統一。

とにかくバックバンドの演奏テクニックは完璧。

イントロのギター・トーンからチョーキングのニュアンスに至るまでね。

安定感抜群。

そんな贅沢この上ない布陣に囲まれたナルシスト杉ちゃんが、その中にドップリと浸りながらもジュリーに成り切っています。

ジュリーが杉ちゃんに降臨したかのようだ。

皆の視線が杉ちゃんに注がれています。

スポットライトも独占状態。君こそスターだ!!

「あ!?マイクのチューニングは??(笑)

写真をいっぱい撮ってくださいよ。

続いてもジュリーのナンバーで・・・・・・危険な二人」

強力なるサポートに導かれての杉ちゃん、堂々たる歌いっぷり。気持ち良さそうに突き抜けている。

あの有名な決めのポーズも目一杯にジュリーを意識して何度もアクション。これ基本中の基本ね。

観客の中にもそれを真似している、ちゃっかり者があちこちに出現。

ステージと客席との一体感は、後方から見ていても圧巻だね。

「涙のイタリアン・ツイスト」

これはクレイジー・ケン・バンドの作品。

タイトルが示すとおりに、腰がムズムズと疼きまくっちゃうほどの心地よいツイスト・ナンバー。

チエミ嬢のサックス・プレイが更なるパッション・ワールドに誘う。

「サンキュー!ありがとうございました。ありゃあ!?花束まで・・・・・今日は俺の誕生日かい?違うの??(などと愛嬌あるボケをかましつつも、ファンからの握手に快く応じる杉ちゃん)

久し振りのライブです。タバコも酒も止めたんだよね。」「あれ!?さっき吸ってたよね!?(笑)。女も止めたの?」「女はいいんでないの?!」「杉ちゃんファンの方達は必ず来てくれるんだから」「それでは・・・」「泣くなよ~!!」

勢いは収まることなく

「朝まで踊ろう(舘ひろし)」

休むことなくアクティブに・・・・・と進行するもナベさんが後ろから肩を叩いて杉ちゃんの耳元になにやら囁く。

それでも一向に変わる様子がないために、ナベさん、やむなく演奏をストップさせる。

「杉ちゃん、今わざとやってたでしょう!?(笑)速いんだよ~」

「危ない、危ない・・・・自分の声に酔った(笑)。スコーンと抜けた・・・・」

「もう一回、入院だよ!(爆笑)」

「面白い!それでは気を取り直してもう一回、朝まで踊ろう、を聞いてください!」

ディスコのダンス・フロアと化したステージ前方は、杉ちゃんファミリーやタイバンの仲間達でごった返しています。

あれ!?どこかで見たような面々がチラホラと杉ちゃんバンド見たさに駆けつけてきましたよ。

「早いものでもう最後の曲となりました。これをバンドで歌う人は私しかいないでしょうね。

バンド・メンバーからも、私に一番あっていると言われたくらいです。

私は演歌ですからねえ。五木ひろしさんで・・・・・夜明けのブルース、を聞いてください」

本当だ。様になっている。違和感一切なく、スムーズに聞かせてくれるねえ。

今後はこちらの路線へと舵を切るのかなあ??ここでもチエミ嬢のサックスが甘く切なく咽び泣いている・・・。

そこへ感情移入たっぷりに、杉ちゃんが男のロマンを含ませタメも効かせてコブシ込めビブラート・ヴォイス。

チエミ嬢とのコーラス掛け合いも、叙情的でムード満点。

ギターソロにも要注目。

タイキ君はなんであの若さで、ここまで繊細なギターが弾けるのだろうか?

当然のごとくアンコールがかかった。

「ありがとうございました!実はこんな私にもオリジナル曲があるのですよ。軽いのりで作ってくれたのです。

それではこれから歌わせてください。

あ!?その前に・・・この帽子は光るんですよ(と、スイッチをオン!途端にピカピカと帽子のあちこちに装着されてるカラフルな電飾が瞬く)」「(会場一同から)オオオオ!!」

「これもプレゼントしてもらったのです。

このスタイルで最後はいきます。笑って聞いてください・・・・僕は自称ツアー・ミュージシャン!!」

なんのなんの、充実したテイストに満ちた楽曲ですよ。

テケテケイントロに哀愁の泣きギターも散りばめられていて、聞き応えある珠玉の一編。

杉ちゃんを主人公として描かれた物語ゆえに、嬉々として余力を振り絞りながら歌い終えてくれました。

「どうもありがとうございました!」

ステージからおりたらホッとしたのか、スギちゃんがリラックスしながら会場内を散策した後、ソファーでゆったりとくつろいでいました。

おつかれさまでした。

 

*****これにてライブ・レポートのパート1は終了。引き続きパート2をお楽しみください!それではまた!!*****

 

 

 

 

 

 

 
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REUNION(chicago)

2019-04-23 06:13:41 | CHICAGO

人生において、数え切れないくらい多くの人と出会う機会がありますが、ずっと仲良くできる人もいれば、喧嘩別れをして疎遠になってしまう人もいます。

それは友人関係や恋愛関係についても同じことがいえますが、仲良くできるのか疎遠になってしまうのかという境目には、縁の有無が深く関係しているといえます。

縁のある人というのは、出会っているそのときには気づくことができない場合が多いですが、時間が経って振り返ってみれば、縁があった人となかった人の違いははっきりしています。

縁のある人は自分の人生においても大切な存在になることが多いので、見逃さないようにすることが大事です。

そこで縁のある人の特徴を知っておけば、大事な人を失う心配がありません。

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大好評につきまたまた昭和テイストのハコ!

2019-04-21 02:05:15 | Live告知

2019.4.21(sun)

LIVEHOUSE「PIGSTY」

STA企画

Special Live

「LIBERATION VOL.46」

JR白石駅~徒歩約5分

地下鉄白石駅~徒歩約15分

TEL 011-868-8658

FAX 011-868-8658

http://www.pigsty.info

info@pigsty.info

 年中無休

全9バンドの出演予定

1.the sapporo transit authority・・・シカゴを中心とした迫力の大所帯ブラスロック

2.W・・・ARBカバーを男気溢れる骨太ロックサウンドでお楽しみください!

3.OLD★JUNKY・・・伊達男テツ率いるイカしたロックンロールトリオバンド!!

4.万事屋(よろずや)・・・ヂョーの迫力あるシャウトとユーモア溢れるトークは必見。

5.杉ちゃんバンド・・・ダンディな杉ちゃんが昭和歌謡を心込めて歌い上げます

6.BERRY JAM・・・杉ちゃんバンドのバックミュージシャンによるご機嫌な和洋音楽

7.debry little thing・・・Jpopのエブリィリトルシングを5人組でカバーします!

8.ポーラースター・・・歌姫マリちゃんを前面にフューチャーして八神純子を披露

9.BREZZA・・・テイク・オフのマヤマさん率いるザードのコピーバンドが登場です。

 

OPEN 15:40 START 16:10  ADV 1000YEN DAY 1200YEN

++++++++++++++++++++++++++++++++++

株式会社FLAUNT IT
PIGSTY
DO THE DUCK

〒003-0027
北海道札幌市白石区本通3丁目北1番5号
第一大岡ビル1階

タイムテーブルです。

1.DEBRY LITTLE THING
4:10〜4:40

2.BREZZA
4:50〜5:20

3.杉ちゃんバンド
5:30〜6:00

4.BERRY JAM
6:10〜6:40

5.万事屋(よろずや)
6:50〜7:20

6.W
7:30〜8:00

7.ポーラスター
8:10〜8:40

8.OLD★JUNKY
8:50〜9:20

9.the sapporo transit authority(STA)
9:30〜10:00

以上、よろしくお願いします🤲^_^!!

詳細変更、決定次第に随時こちらにアップしていきます

お問い合わせは各出演バンドまでよろしくお願いします!!^_^

 

 
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GATE(chicago)

2019-04-19 21:37:17 | CHICAGO

(もん、かど)とは、敷地と外部を区切る塀や垣に通行のために開けられた出入口のこと。外構の一種。

正面口のことは、特に正門(せいもん)とよばれる。門の脇の柱を門柱(もんちゅう)、門の番人を門番(もんばん)、門の扉を門扉(もんぴ)とそれぞれ呼ぶ。

masa's art chicago logo respect gallery

〜ウィキペディアより〜

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夕張石炭の博物館が昨夜から火事に…

2019-04-19 21:33:52 | free form space

長い冬がやっと終わったので、ずっとご無沙汰だった我が故郷の夕張へ。
実家は私の別荘兼倉庫兼遊び場なんだけど、どんな状態になっているのか多少の不安はあったものの一応家は建っていた!
でもなんと残雪がドッサリでいまだに車で入れず…
仕方ないからスニーカーのまま、雪を必死にこいで玄関にようやくたどり着く。無残にも風呂場の煙突がもげて地面に砕け落ちていた!( i _ i )
それでも札幌から持ち込んだ大量のカセットテープを大音量でかけてしばし楽しむ!
1本1本整理をしていたら、長年行方不明になっていたゴダイゴのスティーブフォックス教則カセットテープが出てきた!
「わあい!!」思わず1人で声をあげた!成毛滋さんのギタリストカセットテープは超有名ですがベーシストはこれ!
何回もこれを聞いて練習しました。
群馬県前橋市の楽器屋で買った2本目のベース。グレコのリッケンコピーモデルに付いてきたやつ。でも教本はいまだに行方不明のまま…。
シカゴ時代のピーターセテラも掲載されてるんだけどなあ。
まあとりあえず満足して札幌に戻ろうと外へ。
風の音、川のせせらぎ、小鳥の鳴き声しかしない。
先月限りで廃線になったから尚更。
ところがいきなりけたたましい消防車のサイレン音が谷間の街並みに轟き渡った!
なんだあ⁈
とりあえず峠道を走っているとテレビで「夕張石炭博物館が昨夜から火事!」の生中継を延々と報じてるではないかあ⁈
前夜に石炭博物館火事のニュースタイトルをチラッと見た記憶があったけど、あれがまさか夕張だったとは。
あそこは昨秋に見学に行ってきたばかりだよ!
数億円かけてリニューアルしたばかりでGW観光シーズン目前なのに。
破綻した街に更なる打撃だ。
とても広くてわかりやすく整理、解説されていて綺麗な価値ある施設に改めて感心していたんだよなあ。
貴重な炭鉱資料も豊富で勉強になったんだけど浸水状態にして鎮火させるそうです。
あの忌まわしき炭鉱爆発事故を思い出した…
同じ対処方法、悲痛だ。

4枚目の写真「石炭の大露頭」から黒煙が吹き出していて、そばの川から水を注入しています。

コメント (2)
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quadraphonic sound(chicago)

2019-04-18 13:21:52 | CHICAGO

4チャンネルステレオ (Quadraphonic sound) とは、アナログオーディオテープの4トラック録音、またはアナログレコードに通常の2チャンネルステレオに加えてリアスピーカー2チャンネル分の信号を追加し、4つのスピーカーによる立体的な音響効果が得られるようにした方式である。ここでは後者を扱う。

1970年代前半に各社からいくつかの方式が発表され、対応ソフトも発売されたが、規格乱立による消費者の混乱、ソフトの不足、オイルショックといった外的な要因が重なり、1979年度を最後にハードの製造が終了し、市場から消えた。

〜ウィキペディアより〜

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新元号「令和」決定の賑やかさも一段落。

2019-04-18 11:37:48 | リハーサル

昨日の札幌の暑さはハンパではなかったです。半袖姿で闊歩する人々がニュース映像で流れていましたね。

今日も暑い・・・でもやはり深夜にはストーブのスイッチを入れてしまう。

寒暖の差が激しいのはさすが北海道。

油断していると途端に風邪をひいてしまうのでご注意を。

でもいい加減そろそろ春モノの準備にとりかかろうっと。

さて、ファイターズ現在3位でもいまいち煮え切らない試合展開でヤキモキの日々。

気持ち入れ替えて、平成最後のSTAライブに向けての最終リハです。

 

前回にも記しましたが、イヨちゃんの怪我で当初10人編成だったところ、9人に落ち着きました。

イヨちゃん、ゆっくりと体調を整えてまたSTAで一緒に熱演を繰り広げましょう。

2度目のスタジオリハではトロンボーンのミツも去年12月ピグスティ以来の合流。

しかし今度は体調不良によりサワケンが欠席・・・。

結局は全員参加でのリハはなかった。

ミツと初対面のメンバーらにマサが彼を紹介。この光景も、もはや恒例行事となりましたね(笑)。

なんたって毎月メンバーが大幅に入れ替わるのが当たり前のSTAなんですから。

それでもどこかしらに繋がりがあるのが、この音楽業界の面白いところ。

我々くらい札幌界隈で長年活動しているとそりゃあ、人脈や経験も膨大なものでして、即座に打ち解けてしまうのですよ。

そんなわけでして、スタジオロビーではいまだに灯油ストーブに火が点いていて暖をとりに休憩中のミュージシャン達がグルッと取り囲んでいます。

 

立ち位置決め、セッティング、チューニング、打ち合わせに皆がアクセクしている最中にマサは最終決定したセットリストをいつもの壁に貼り付け。

ヤスも今回はドラムペダルへの6角レンチは不要だったようです。

ハウリング防止のためにミキサー調整は慎重に。今回は音量、音質共にバッチリ。

操作のコツがようやく掴めてきたね。

先週の段階で一通りイメージは見えてきたので、一気にぶっ通し。

MCの箇所もそれ風にこなしていく。

ベルトーンの順番もバッチリ。ジュンが一呼吸置く段取りの再チェックを入れる。マサもヤスとナオとのアイコンタクトを口頭伝達。

ミツは初っ端にトロンボーン・ソロが出てくるんだけど、余裕のプレイ。

ブンキさんが、不安なパートを申し出てきたので、そこのみ抜粋して皆で演じてみる。

「ここいらへんは、音符を追っていっても置いていかれちゃうから何度も聞き込んで覚えこむしかない」との結論に達した。

ブンキさんならばバッチリとこなしてくれることでしょう。

ナオくんはキーボード奏者としては珍しくスコアを一切持ち込まないのです。全てを頭に叩き込み鍵盤で再現。

ロックプレイヤーそのものだ。

その様子をみていてミツがビックリ「凄い!!」

そして今回一番の難所でもある5楽章からなる組曲に取り掛かる。

もちろんここも切らないでいっちゃった。

ヤスの4カウントから雪崩れ込み。

ミツはこの構成は自分でずっと以前にスコアを書き上げてさらっと演じていたけど、本格的にバンド体制で音出しするのは初。

ジュンはサックス、ボーカル、コーラスにと大忙し。

ヤスもそうとうに研究してテコ入れを図った様子。

クルさんも、ここらにきてシカゴの曲構成の本質がうっすらとだけでも見えてきたようだ。

コードの流れや、特徴も解説してくれた。ここまで分析してわかりやすく実践してくれたギタリストはいなかったのでとても新鮮。

ミツは「シカゴはⅢまでしか認めない」という主張は不動(笑)。

クルさんが不安定なアンサンブルに対して指摘を加えた。

キリッと引き締まったメンバー達。

回を重ねるごとに、良くなってきたじゃあないか。

何度も出てくるドラム・フィルもヤスが試行錯誤の末に完成形間近です。

そこのみ何度もマサがあわせてみて呼吸のタイミングを読み解く。

ファニー真骨頂といえる渾身の吹き込みも貫禄が出てきた。

ミツとのユニゾンパートも打ち合わせして手直ししてくるようだ。

ブンキさんは2曲以外知っている曲がないそうで、必死にスコアとニラメッコしながら追随。

中間曲でのブラスセクション聞かせどころもじっくりと全員で演奏。

難しいんだろうなあ・・・。

そろそろホーン隊も体力の限界に達してきたかな・・?!

メドレーのところも的確なる指示でスムーズに移行。

後半は勢いで突っ切るのみ。

あまり事細かな説明や打ち合わせもいらなくなってきた。

阿吽の呼吸。

各自が綿密に特徴を捉えてきてくるのでぶっつけ本番でもいけちゃうくらいだ。責任感に満ち溢れた頼もしい連中。

低レベルなミュージシャンでは太刀打ちできない域に達してきた感あり。

本当に最近は細部にわたって音の並びが整理されてきて心地よい。不協和音が皆無に近い。

これが当たり前なんだけどね。

今までが何だったんだ・・て感じだ。

自ずとヤスのドラミングもパワーアップされてきて、ご機嫌なグルーヴが立て続けに飛び出してくる。

時間余し気味にての小休止。

後半のリハは遊び心も加味して行われました。

途中にはクルさんによる「布袋のギター検証」も加えてね。

ブンキさんの音楽ルーツともいえるジャズとプログレ感覚が一気に開花できる場所でもあるから、豪快に炸裂することに期待しちゃおう。(去年の1月スペースアートホールでのSTAではミツ、マサと組んでいたのです)

もういつでもステージに立てるほどにまとまってきたので、ちょっとだけブンキさんのリクエストに応えて早めリハ終了。このぐらいのゆとりをもてることは素晴らしい事だ。毎回崖っぷちの切迫感があったけど、コンビネーションがここまで調和とれてくると安心してお任せできるというもの。

信頼関係が築けてくると、見えなかったものも見えてくるし、出来なかったことにも更に着手したくなる欲に駆られてきました。

ドンドンとステップアップを図っていきたいね。

現在のメンバー達ならばそれも可能。

今年は一気に飛躍できそうな気配。最高だ。

 

21日のSTA企画ライブは全9バンド。

どのバンドもジャンルこそ異なってはいるものの、こだわりにこだわりぬかれたツワモノ集団ばかり。

そんな彼等が「リブレーション」の告知で賑わっています。

ありがたいことだ。

ワクワクしてきますね。

皆さん、当日は会場でお待ちしております。

想像以上のものを体験できますよ!!

よろしく!!

 

 

 

 

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MUG CUP(chicago)

2019-04-17 17:58:51 | CHICAGO

マグカップ和製英語mug cupmug)は、食器のひとつで、把手(取っ手)の付いた筒型の大きなカップのこと。

マグカップの語源は「蓋無し、片手付きの円筒形カップ」。前述の通りマグカップという呼び名は和製英語で、英語では単に「マグ」と言う。[1]

ホットミルクやコーヒーを飲むのに用いられることが多いが、一般のコーヒーカップよりも大きいため、ポタージュなどのスープ類を注ぎ入れることもある。またマグカップで作ることを前提に、普通より小さく成型されたインスタントラーメンも商品化されている。

陶器磁器のものの他、ガラスホーローアルミニウムステンレス、木製などの材質のものがある。また、魔法瓶と同じような真空部分を作って冷めにくくした製品(サーモマグカップ)もあり、それらはタンブラー、ウォールマグとも呼ばれる。近年ではオフィスなどに携帯するものとして様々なデザインが生み出され人気を博している。

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ルパン三世の作者モンキーパンチ先生が死去…

2019-04-17 17:56:36 | free form space

北海道僻地医療問題は相変わらず深刻です…。
名前の通り霧の多い霧多布岬がある浜中町もその一つ。
そんな過疎の地で47年間、小さな診療所の医師として携わった方が故 道下俊一先生。
札幌北大からあえて地方へ。
十勝沖地震。津波の惨事。
厳しい冬。整っていない診療用具。それはそれは大変だったそうです。
そんな長年にわたる診療記が話題になりテレビドラマにもなりました。主人公の医師役はやはり北海道出身の水谷豊さん。
もちろん私も見ましたよ。

書籍に書かれていましたが、機器不足でレントゲンを撮ることができなかったそうです。
そこで昭和24年の夏の終わり、坊主頭で学生服を着た定時制高校に通う素直で手塚治虫ファンの少年を採用したそうです。女性スタッフだけの中で現像から検査、彼は運搬などを一生懸命真面目にこなしてとても喜ばれたそうです。
先生の息子さんの誕生日のこと。皆はオモチャ、三輪車、絵本なでをプレゼント。でも少年はお金がないから色紙に「のらくろ」「冒険ダン吉」を見事なタッチで描いてお祝いしてくれました。
それが評判を呼び釧路病院機関紙の表紙やカットを任されることに。少年は嬉しそうに楽しそうにペンを走らせていたそうです。
高校卒業の際「このまま、この診療所にいてもいいですか?」と少年。
先生は「それも一つの選択だ。でもこのままだとずっと雑用係だぞ。
私は君の漫画の才能は素晴らしいと思う。何のコネもないから紹介はできないが1回挑戦してみなさい。それで駄目ならばいつでもここに帰ってきなさい。」「でも東京に行かなければならないです」「若いんだからやりなおしはきく。やってみろ!」
そう言って励まし送り出した。
そしてその後、音信不通となり10年が経過。
そんなある日、少年から一枚のハガキが届いたそうです。
「先生、なんとか米の飯が食べれるようになりました」
本名ではないからずっと気づかなかったけれど、何とその時には日本中で爆発的な人気を博していた「ルパン三世」の作者モンキーパンチがその少年だったのです!
モンキーパンチさんは取材を受ける度に「今の自分があるのは道下先生のおかげ。最初に私の絵を認めて評価してくれた人だった」と語っていだそうです。
故郷の浜中町をいつまでも愛して町おこしにも協力してくれていたモンキーパンチさん。あのルパン三世の作者が道産子だと知った時は私もビックリしました。と同時に誇らしい気持ちにもなりましたね。
峰不二子ちゃんはずっと憧れの女性です。テレビの特番で知りましたが、モンキーパンチさんの学生時代のクラスメイトが不二子ちゃんのモデルなんだそうですね。その方が出演していたけど、上品なお婆ちゃんでしたよ。
そんなモンキーパンチ先生が肺炎で亡くなったそうです…
初代銭形警部のベテラン声優さん、故 納谷悟朗さんも函館出身なんですよ!

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