THE SAPPORO TRANSIT AUTHORITY (S.T.A)

札幌で活動しているブラスロックバンド、STA(The Sapporo Transit Authority)です。

石狩街道沿い太平店の桃太郎にて塩ラーメン

2024-02-19 21:54:40 | free form space
唐突にラーメンが食べたくなって
麺蔵に行くも休み
新しくオープンしたサンパチに行くもここも休み
で以前タカトシランドで紹介された店に行くもやはり休み
石狩街道の山岡家はオサムちゃんに任せるとして
桃太郎で無事食す
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クィーンのサッポロ公演の興奮いまだに冷めやらず

2024-02-15 18:26:55 | リハーサル
はい、皆さんその後いかがお過ごしでしょうか
早いものでもう2月
雪まつりも無事に終了
そのとたんに外気も緩んできたようです
春の到来ももうすぐさ

今月10日に行われた札幌ドームにおけるクイーンのコンサート
いやはやなんともけた外れの規模でぶったまげたなあ
素晴らしい内容でした
詳細は先にここのブログでアップ済み
あそこまでのスケールだとは思わなかった
御見それしました
さすが天下のベテランロックバンド
申し分のないセットリストとテクニック
演出力もとっても勉強になったし
バンド仲間たちもたくさん訪れていたようだ
そりゃあそうでしょうよ
これで最後・・・だとか言われているけれども是非ともまた来てほしいなあ
ブライアン・メイのリクエストで実現したらしい札幌公演だけにね
フレディーもお気に入りの街だったらしいよ


その熱い熱量を全身に浴びて我々STAも超久しぶりにスタジオrehearsalに入りました
場所は結成時からの常連でもあるスタジオ・クリーム
意気揚々とロビーへと集結
部屋は一番広い奥のKスタジオ
何とモッチンはすでにその部屋でソフトクリームのリハに入っていたのだ。
時間が来てホットコーヒーを飲みににこやかに現れたモッチン
相変わらず元気いっぱいです

入れ替わりのSTAが入室
マサ、モッチン、トモちゃん、コバ、タカ、そして今年初めて会うミツとハマピー

ユーちゃんとアッキーは残念ながら欠席
スケジュールがごたついてしないトラブルの連続だ

そのアッキーなのですが驚いたことに先日緊急入院してしまいました。
重篤ではないとは本人の弁
早く元気になって戻ってきてくれ
メンバー達も寂しがっているよん

そいうわけでして7人編成での音出しだ

異常に暑いのでストーブの電源は切ったよ

今年に入ってから更なるパワーアップを図っているSTA
よりハードにロック色を強めシカゴカラーもふんだんに導入
ギアをグッとあげて臨んでいます。
それもこれも現在のSTAの弁バーたち全員が強力な顔ぶれだからできる技
特に去年の初夏から次々と参加してきたギターの面々がなんまらと強烈この上ない
テクニックはもとよりオリジナリティ、コミュニケーション力と申し分ない
で今年はよりレベルの高いギタリストが登場しますよ
乞うご期待だ

だからこそセットリストにも濃厚なるこだわりが垣間見れる
基本コンセプトともいえる初期シカゴのブラスロックをより強調
長年の夢が着々と現実化している
もうねえ期待でワクワクと胸がときめいちゃう
本家もアメリカンツアーを開始
ものすごい刺激になります


マサがいつものように津全員が見渡せる箇所にガムテープでセットリスト表を張り付ける
トモちゃんは毎月微妙に入れ替わる曲目に武者震いを覚えるとのこと
頼もしい存在だね
「STAに人生をかけるぜい!」と嬉しい宣言までしてくれた
将来有望株のクールなレディ
ミツも彼女を大絶賛
リハのたびに腕を上げているそうだ
そりゃあそうだ
師匠が半端ない実力の持ち主
タカも師匠直伝のアバンギャルドなサウンドで頑張っているよ

ハマピーとミツはもはや説明は不要
サッポロ界隈では名の知れ渡ったカリスマだしね

立ち位置決め、チューニング、ウォーミングアップも済み準備完了
いつでも来いの意気込み
ホーン隊はタカ以外は椅子に座っての吹込み
今回はちょい厄介な構成ゆえにまずはじっくりと取り組みようだ

いつもならばシンセのSEから始まるんだけどギターとハイハットによる刻みからのスタートだ
マサのカウントから豪快にオープニング
先月はトロンボーン無しの3管だったけど今回は4管
ダントツに厚みが違うね
アドレナリンがすでに噴出
変拍子のリズムアクセントをスムーズに通過後
トロンボーン、トランペットによるソロも冴え渡る
やっぱりこいつらは別格だね
もう細かな説明なんて不要
阿吽の呼吸で余裕の表情
例えチェックするところがあっても簡単に済んじゃう

メドレーの確認
モッチンによるヘヴィーなドラムフィルに突入
先月久しぶりに復活した曲なんだけどよりグルーヴィーにこなれてきた感あり
ミツも懐かしがっていた
モッチンは「忙しい曲だ」
トモちゃんは「かっこいい曲~~!!」
キーボードソロが中間に入るんだけどそこは黙々とバッキングのみ
エンディングおける勇壮なるホーンセクションのリフは何度聞いても震えがくるほどにゾクゾクしちゃうよ

間髪入れずに3曲目もメドレー
これまたピアノがいないからモッチンがハイハット打ちしているところへマサが口でイントロを奏でて演奏開始
コーラスワークが難所
ドンドンと複雑化していくアレンジだけにオリジナルにこだわるならば3声にしたいところ
アッキーが復帰したらそこは頑張ってもらいましょう

ここでMC1発目

次から次へと難易度強な曲が続く
永遠の傑作組曲が仕切り直しで蘇る
先月は全7楽章のうちまずは1楽章を再現

今回は1楽章と最終の7楽章を合体するというバージョンにチャレンジ
一瞬たりとも気の抜けない構成ゆえにやりがいがある
そんじょそこいらにゴロゴロと転がっているふやけたロックバンドとは雲泥の差
複雑で変態的な流れにのって目まぐるしく進行
いやはやなんともやっぱりやりがいタップリだ
それをいともたやすく一気にやりこなすメンバー達
中には今回初めて聞いたり演奏初体験のメンバーだっているし
呑み込みが早いしなによりバンド曲に没頭する姿勢が清々しい
やっぱりrehearsalってこうでなきゃあねえ
って当たり前のことなんだけど
ここにきてやっとまともな練習ができるようになってきた
やかましくも汚らしい無意味なノイズを出す愚か者は皆無
ちょっと指摘されただけで不貞腐れる低レベルも含めてね

モッチンがここでもコーラスワークにこだわりが強くマサと打ち合わせ
「もっと伸ばして」
「ハイトーンを担当する!?」
色々と趣向を凝らしていきます
もっと皆も歌ってよと要望も出す

後半戦
先月では予備曲だったものが今月が主要な箇所に君臨
ドラムフィルが合図のところ、モッチンがちょっと練習で叩いたところ皆も本編だと思い追随して大笑いした
しかしよくもまあ皆も入ってこれたものだ
あの間合いでね
大したものだ
2番の歌はカットのエディットバージョン
でも油断大敵
イントロのホーンセクションに絡みつくように疾走するギターソロもスリリング
コバちゃんは「あんなの弾けない」と言ってたのに皆が絶賛していた
だってあそこまで再現したギタリストはいなかったよ
恐ろしい実力者だね
中間部分に差し掛かると肝とも言えるホーンのリフ攻勢
これが最大の山場
アンサンブルも絶妙
テイクを重ねるたびにメキメキとまとまっていく
噛み合わせも緻密
だってミツが待ち望んでいたんだからねえ
そりゃあ力も入るわけだ
しかも理想的なメンツそろい踏みだしね
お互いに対する信頼度とリスペクト精神も美しい
ヤワな奴らではとてもじゃあないけど太刀打ちできないよ
挑んできても一瞬で消し飛んじゃうのが関の山

いくつかの曲は難所山積みゆえ重点的にトライ
コードが微妙な点は速攻で克服
各自がやる気満々でメラメラと燃えている

お約束の定番曲はサラッと乗り切る
しかしキーが高い
冬場になると空気が乾燥気味なので喉の粘膜によろしくない
喉飴やオリーブオイルのお世話にでもなるかな、マジに

予備の曲
これもクセモノ
でもミツやマサはゾッコンさ
愛してやまないほど
おっとコロコロと変化しながら紡ぎだされるイントロで珍しくもマサがつまずいてしまいストップをかける
たまあにこんな現象に陥ってしまうのさ
本番でないからオールライト
リハで全ての膿を出し切る所存
ビーチボーイズ風なコーラスを念入りに試すモッチン
マサもこの度初めてタイトル部分も歌う
長くて早口言葉風なタイトルを捲し立てながらメロディアスなベースラインも弾きこなす
う~~む・・・何から何までやりがいがあるわいなあ
一旦ハマったら癖になりそう
最初はトランペット、エンディングではトロンボーンがソロで引き締めにかかる
ジャジーでトリッキーで唯一無二

小休止でドリンク&トイレットタイム

いくつか気になった曲を再演
残り時間はゲネプロ風にやり切っちゃう

少し早めに終了
やりっ切った充実感に満たされた

アッキーの入院話題から始まりモッチンは自分の経験談を延々と語って場を盛り上げる
この和気藹々なひと時も楽しい
だからこそ時間もドンドンと過ぎていく

今のSTAはテクニックは当然として結束力も強く雰囲気バッチリ
18年間一度たりとも活動を停めず(コロナ時は別としてね‥‥)突き進んで来た甲斐があったというもの
最高の状態さ
エネルギッシュに新たなる可能性を求めて前進あるのみ

今月25日は恒例の小樽雪明かりの路に出演
会場は由緒ある公会堂です
無料パーキングあり
9人編成のSTAはトリ前に登場
最多出演記録更新中!!
最もおいしい時間帯

期待を裏切らないステージを全面に渡って展開していきますよ
対バンもゴージャスこの上ない
心より皆さまのご来場をお待ちしております
よろしくね!!















































































































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ボヘミニャン・ラプソディ フレディと猫に捧ぐ

2024-02-14 17:41:52 | free form space
クイーンの来日公演は大盛況の内に昨日無事終了
今だに感動の余韻に浸っている人も多いことでしょう

と思っていたら明後日からフレディマーキュリーの映画が公開されるのだ
タイトルはショーマストゴーオン
コンサートでも披露された正に晩年のフレディマーキュリーのテーマ曲とも言えるドラマティックな永遠の大作が掲げられている

そのフレディが愛猫家なのはファンの間でも超有名な話
あの映画ボヘミアンラプソディでも可愛い猫達のカットが40以上もあって花を添えています
遺作イニュエンドウには特にお気に入りだった猫に捧げた愛しのデライラという曲を収録
ニャオニャオと鳴き真似までしています
ちなみに日本贔屓らしく巫女から命名したミコという猫もいました

面白い写真集もあります
フレディと猫達のコラボ作品
フレディと猫達が似たような表情やポーズをしていて微笑ましい
もしかしたらフレディの前世は猫だったのかも
髭をはやして個性的でしなやかなアクションを連続で決めるとこなんて人間離れしているし

この本のあちこちにほっこりさせられるクイーン絡みの一節もあってとても楽しい
ボヘミニャンニャプソディ
フレディニャーキュリー
フラッシュニャアー
ウイーウイルウイーウイルロックニャー
とかね
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後悔しない公開リハ&ライブ HOT TIME susukino / purple bringer

2024-02-13 10:12:11 | Live Set List



昨夜はブリティッシュ様式美ハードロックの元祖あのディープパープルをリスペクト込めて徹底追求するべく結成した我らがpurple bringer2024年初ライブでした
会場はススキノライブハウスのメッカとも言えるホットタイムだから申し分無い
主催は男気溢れるロッカー芳賀君
何と彼からたっての希望で我々は大トリを任された
もちろんギアをあげて臨んだ次第
対バン達も皆熱いパフォーマンスの連続で超盛り上がる

でpurple bringerが満を持しての登場
お約束の伝説スタンダードナンバーを立て続けヘヴイグルーヴにぶちかましハイトーンシャウトで煽りまくる
熱狂の渦の中アンコール含めあっという間にフィナーレとなりました
purple bringer数々のライブ中最高のプレイ内容だったとメンバー全員が一致で大満足
もうねえ出演前も終了後も対バン、観客、そしてスタッフ達まで次々パープル談義で和気藹々
これだからバンド活動はやめられない
ライブイベントの醍醐味だよね
改めてパープルの偉大さを痛感した次第さ

芳賀君
また宜しくね
イカした対バン達もお疲れ様でした
ケネス君、チエちゃん、ノブさん
お世話になりました 
最後までエキサイティングな声援を贈ってくれたオーディエンスにはアドレナリンが噴出したよ
全てにvery special thanks‼️🎶🤠❣️

〜set list〜
1、burn
2、storm bringer
3、speed king
4、smoke on the water
5、space truckin'
6、highway star
…encore…
7、black night
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2024年最初のブリティッシュハードロックサウンドがススキノライブハウスに轟き渡るぜ!

2024-02-12 08:39:09 | Live告知
我々パープルブリンガーは、何と大トリに登場します!
白熱のパフォーマンス間違い無しだ。
対バン達もお馴染みのイカしたミュージシャン目白押し。
皆さんのご来店をメンバー一同心よりお待ちしております。
宜しくお願いします!

【後悔しない公開リハライブ】
2024年2月12日 
OPEN 16:30 START 17:00
①17:00−17:30
Minory’s
②17:40−18:10 
薄野浮浪雲
③18:20−18:50 
THE BULU BULU HEARTS
④19:00−19:30 
SOCRERER
⑤19:40−20:10 
Cats & Dogs
⑥20:20−20:50 
ZERO−C7
⑦21:00−21:30 
PURPLE BRINGER🎶🤠👍‼️❣️🔥⚡️💥✨

◆演奏時間30分(転換10分)
◆参加費‼️
観覧者1700円(1Drink)
プラス2000円で飲み放題

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QUEEN➕adam lambert the rhapsody tour スペシャルゲストglay sapporo dome

2024-02-11 10:33:29 | free form space



いまだに興奮収まらずだ
なんたってメンバーもMCで言ってたように42年ぶりの来札だ

予想通り彼らは前夜雪まつり会場へクイーン雪像を見に行ったんだね
ブライアンは風邪をひかないように考慮したのか行かなかったのかな

当日は豪雪もなく天候良好
はやる気持ちを抑えつつ札幌ドームへ向かうと何と36号線にまで人が並んでる
開場時間に合わせて余裕で行ったのに15分も開場が遅れているとの事
やっと入れたと思ったら中はどこもかしこも人でごった返し
札幌はあまりチケットが売れてないなんて言われていたけど久しぶりに人混みを体験
グッズなんていつ買えるかわからない状況
後でやっとパンフレットは買えたけどたくさん売り切れ商品があって少し残念

スペシャルゲストで急遽出演が決定したGLAY
テルの「道産子出身」シャウトも微笑ましく大熱演
めちゃくちゃノリノリにウケてた
クイーンに対する感謝の弁も好感度高い
次々にヒット曲連発で盛り上がる
せいぜい30分の持ち時間かなと思っていたら40分はやっていたね

さあいよいよクイーン
既にアドレナリンは噴出
まず今まで見たものとは全然比較にならないほどのステージセットや照明と演出効果には圧倒されっ放し
メイドインヘヴンのシークレットトラックのようなSEが延々と会場全体に轟く
20分近くそれで散々に焦らされてオーディエンスは爆発寸前
それを見計らったように満を持して登場のクイーン
ただ一言全てに於いて圧倒された最高のライブパフォーマンス
やはりクイーンは偉大なる別格のロックバンドなんだと改めて痛感した次第
多種多様なる名曲を膨大に生み出したんだから彼らの才能は半端ない
最初から最後まで夢心地に酔いしれた
ブライアンは相変わらず弾きまくりのギター小僧健在
ロジャーは若き日のティンパニーソロ映像で不敵な笑みを浮かべつつもオールドミー、ヤングミーと言い放ちドラムソロへと突入
安定感抜群で常にパワフルなドラミングは燻銀
そしてアダム
もうねえ彼ははっきりと申しまして上手いとかの領域で軽々しく表現できない領域
異常なまでの声域にはまだまだ余裕があるしなあ
ルックスも唯一無二の見栄え
フレディと何かと比較されるプレッシャーなんて微塵も感じさせない
世界には凄いミュージシャンが沢山いるんだなぁと痛感

美しい永遠の傑作バラード「ラブオブマイライフ」でブライアンがマジックと言った後にフレディの映像が写し出され歌い出した時には涙腺が自然と崩壊しちゃった
更にはブライアンとフレディのタッチまで見せられたらたまらないよなあ
ブライアンも見惚れていた観客席のライト群が綺麗でしばしウットリ
「手を取り合って」では感動の大合唱でまたウルウル
ボヘミアンラプソディの見事なまでの再現力には舌を巻いた
というわけでして後半はお約束の雪崩れ込み
ウイーウイルで手拍子に足踏み
正真正銘やはりクイーンは伝説のチャンピオン
何度もフレディの幻影が浮かび上がるのは皆さんも同じだったのでは
あっという間に2時間は過ぎ去る
ああもうお別れだなあとお約束の荘厳なるゴッドセイブザクイーンが流れて至福の時は終幕を迎えた
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QUEEN made in heaven CD VHS 伝説のチャンピオン

2024-02-09 13:34:14 | free form space
先日フレディマーキュリー10枚の写真というドキュメンタリー番組が放送されていた
インタビュー嫌いで有名だった彼は常にプライベートが神秘のヴェールに包まれていただけに中々興味深い内容だった

さてクイーン来日公演もいよいよもって佳境に差し掛かってきた
多分今日あたりメンバー達は札幌入りして密かに雪まつり会場でクイーン雪像を見学に来るんじゃないかい

写真はフレディマーキュリー死去後にリリースされ当時話題となった作品
正真正銘のフレディ遺作イニュエンドウがクイーン版アビーロードもしくはフレディの遺書とよく言われる
でこちらはクイーン版レットイットビーもしくはフレディ天国からのラストプレゼントといったところか

余命僅かと悟ったフレディはイニュエンドウ完成直後にもかかわらずメンバー達の協力をうけて創作活動をやめなかった
「どんどん曲を書いてくれ
僕も頑張るから」
とフレディ
メンバー達はフレディの体調に合わせてレコーディングしていたそうだ

しかし遂に力尽きたフレディ

未完成の楽曲群をメンバー3人が引き続き制作
アルバム収録時間が足りない部分は過去の未発表曲やフレディ、ブライアンのソロ、ロジャーのプロジェクトでもあるクロスから持ち寄る

ブライアンが大体のサウンド主導権を担っている割にはバラードやポップな曲が中心
コアなファンの方たちは眉を顰めがちな一枚だけど大体この手のアルバムは中途半端に終わりがちなのに反しこちらは素晴らしい完成度を誇る
一切の妥協をせず懇切丁寧制作に四年を費やしただけあってさすがの内容だ

やはり最大の聴きどころはアルバムタイトルトラック
まるでフレディが自分の運命を歌っているかのようで感動的
そして永遠の大ヒット曲「アイワズボーントウラブユー」に尽きる
個人的にはオリジナルのソロテイクの方がお気に入りなんだけどね

アルバム全体を優しく包み込む透明感に満ち溢れた美しいサウンドが印象的
それはラストの22分にもわたるシークレットトラックで遂に涙腺が崩壊してしまう
これはまるで天国から流れてくる旋律そのものだ

アルバムと同時期に発売された映像も見応え満点
フレディ存命中既に制作は進行していたんだけどフレディの病状が悪化したために頓挫
その後フレディ死去の報道、ファンの反応や葬儀シーン、ウェンブリースタジアムでの追悼コンサートを追加して完成にこぎつけた2時間を超えるクイーンヒストリー

クイーンはスイスの自然豊かなモントルーに自分達のスタジオを所有
その隣にある湖のほとりに右上を力強く突き上げたフレディの銅像がある
その横に佇む3人のメンバーの後ろ姿
薄闇の壮大なる風景がこのヒストリーのエンディングを静かに飾る
もちろんアルバム「メイドインヘヴン」のジャケットも同じデザイン
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QUEEN LD pamphlet 伝説のチャンピオン  we are the champions/final live in japan 1985

2024-02-06 20:36:30 | free form space
さあクイーンの来日公演真っ最中だ

写真は6回目の来日で結局はこれがオリジナルメンバーでのファイナルライブインジャパンになってしまった時の映像

自分は2日前の武道館コンサートを観たんだけどこのソフトは今はなき国立代々木競技場
当時はあのTV番組でダイジェスト放送されたものも観たけどこちらは90分収録
超豪華なステージのセットは映画メトロポリスにインスパイアされたもの

この頃は既に最後の来日とか色々変な噂が流れていた
セトリも正にクイーンの集大成的な流れでデビュー曲から最新のナンバーまで間髪入れずに次々とメドレーで披露
美しい弾き語りの名バラードでは観客と共に大合唱
だからこそ尚更の事感傷的になってしまった
正直な話フレディの声も辛そうだったし
でも細部にまで渡る威風堂々たるパフォーマンスを観ているとやはり紛れもなくフレディは唯一無二で永遠のロックエンターテイナーだなあと痛感した次第
所狭しと前後左右に走り回って切れ味鋭いポーズをビシッとカッコ良く決めてピアノ上のドリンク類を客席にぶちまけしまいにはヤグラへ登ってガンガン煽る

それにしてもスモークの焚き過ぎでメンバーが見えなくなってるぞ
紙テープやらテニスボールやらがステージにポンポン飛んでくる
昭和テイストがプンプン
大ヒット曲ではフレディのコミカルでデンジャラスな女装が見れます

ああ この2か月後に映画ボヘミアンラプソディ感動のラストで再現されていた伝説のライブエイドに繋がる訳だね
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QUEEN a night at the hammer smithodeon 1975 DVD

2024-02-04 10:53:24 | free form space
今のブライアンメイって何となくノッポさんに似てないかなあ

という訳でして昨日無事にクイーンのチケットをゲット
天気予報では本番当日の豪雪は無さそうだ
ブライアンメイもかなり早くに日本入りしていてトレーニングしているんだね
やる気満点に燃えているようで期待大

また長文故に興味のない方はスルーしてね

写真は1975年ハマースミスオデオンに於けるライブDVD
時正に大傑作アルバム「オペラ座の夜」リリース後永遠の最高傑作シングル「ボヘミアンラプソディ」が連続首位を更新中でのライブ
だからからなのかメンバー全員のノリが前年とは比較にならないほど華麗でステージングも余裕と貫禄たっぷりに軽やか
マグネシウムやスモーク、紙吹雪から花束、天井からはシャボン玉や風船、しまいには裸のビニール製人形まで降り注ぐ

当然ながらボヘミアンラプソディはこの頃が初めてのお披露目
ピアノバラードパートしかプレイせず例のアカペラテープやハードロック展開は無し
オペラ座の夜からも選曲が少ない

アンコールでは十八番のロックンロールスタンダードカバーに突入
何とフレディは裸足に着物姿
ブライアンは白のロングマフラー
ジョンはキャップ
ロジャーに至ってはカラフルなレインボーアフロカツラで登場

2度目のアンコールではあろう事かカメラマンが機材を片付けてしまった為に映像は未収録で音源のみ
おいおいスタッフさんよ 信じられないよなあ

ボーナス映像はインタビューと伝説の初来日武道館コンサート最終日を収録
アングルや画質は良くないけどこれが凄まじい
超売れっ子のアイドル歌手並みに延々と黄色い歓声だらけ
追っかけを含めたこのビートルズ初期のような初体験にクイーンが一番面食らい感動したんだね
それをキッカケに更なる日本贔屓になった
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QUEE live at the rainbow 1974 DVD

2024-02-01 14:12:31 | free form space
ブライアンの愛器レッドスペシャルは
父親と2年間をかけて製作したもの
古い机や暖炉の木を削りボディやネックに使用
ピックアップも自ら巻いた
ペグ以外は全てハンドメイドなのは有名
またピックもコインを使用
だからこそあの独特な唯一無二のトーンやサウンドを弾き出すんだね

このDVDはクイーン初期の貴重なライブ映像
本来は3枚スタジオアルバムをリリースした時点でライブとして正式に発売する予定で収録されたもののクイーンが創作意欲全く止まらない状況でスタジオレコーディングへと没頭
やむなくライブソフトはお蔵入りに
満を持して日の目を見たのは今から10年前の話
何十年もの間棚上げしていたわけ
完璧主義のクイーン故にライブとなると尚更こだわりがあったのかも
クオリティがめちゃくちゃ高い内容なんだけどね

1974年レインボーシアターに於けるライブ
シアーハートアタックを発売してのツアーから
この頃にしかプレイしていない激レアナンバーも多くてめちゃくちゃ嬉しい
当たり前だけどメンバー全員若々しく初々しいです
スリムでロン毛で王子様風なルックス
ヒラヒラ衣装も華麗にフレディは妖艶なるメイクもバッチリと施してまだレオタードや髭姿ではない
改めて聞いても初期からこれだけオリジナリティ溢れる難易度高い楽曲を生み出していたなんて驚き
バンジョーやトライアングルも飛び出したりフレディは観客に向けて花束を投げ入れる
ロジャーはフロアタムに中盤で水を張って連打しながら水柱をあげ派手な効果を出しているんだけどその後メンテナンスが大変そう
ブライアン十八番のギターソロ中フレディは黒から白いコスチュームにお色直し
まだローディの役割分担が行き届いてない時代だからフレディは右手でピアノを弾きながら左手にはマイクを持って飛び出す忙しさ
晩年のライブならばピアノの横からサッとスタッフがタイミング良く手渡していたからねえ
このステージ終盤でのスタンダードカバー監獄ロックはリスペクト込めてのサービスタイム
これ最後の来日でもセトリに入っていた
往年のハードロックバンド達がよく組み込む流れ

このソフトは翌年初来日を果たした際の曲目とほぼ同じ内容
あのボヘミアンラプソディが登場する直前のクイーンだ
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