世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

鍛錬

2007年06月06日 | 
10年ほど愛用しているサンドバッグ。

 中身は、砂でなく藁だから、正確にはストローバッグか。

 ボクシング専用でなく空手などの格闘技用だ。

庭の駐車場の片隅に鎮座している。

スタンドは、錆付いたぶら下がり健康器。

時々、ブッ叩く。

    昔取った杵柄だ。

時にはこぶしから血が出るほどぶん殴ることも。

  表面のキャンバス地の一部が褐色に変色している。

蹴りも入れる。

  回し蹴り、前蹴り、横蹴り、と。



世界一周の折、モロッコのカサブランカで、ナイフを持った二人組みの暴漢に襲われた。

  格闘になった。
          そのとき、死んでいても不思議ではない。

不意をつかれた格好だったが、普段からの鍛錬の必要性を悟った。

  
自分の身は、自分で守らねばならない。

        旅の鉄則。

        

      アー、今日もスッキリ憂さ晴らし。