広大なメコン・デルタを横切るには大小多くの橋を渡らなければならない。
そうでなければ、対岸の町までフェリーに乗ることになる。
人口200万人のカントー市に行くのもその例外ではない。
戦火を逃れて脱出するかのように、多くの車やバイクが埠頭に集結する様は、見ていて興味深いが、一時間以上も待たされる身になると話は違う。
行きも帰りもラッシュにあい、待ちぼうけを喰らってしまった。
フェリーの航路と並行するかのように、大規模な架橋工事が進行している。
多くの住民が、工事中の橋げたを指を刺して
「あの橋が完成すれば、もうこんなに待たなくてもいいのに」
と、口々に橋の完成を待ち望んでいるようだ。
「アレは、日本の ODA で造られているんだよ」
ボクは、ベトナム語しか分かりそうもない人々に英語で説明した。
ヒロミ・郷を気取って
『ジャパン!』
と叫べば、誰もが理解し感嘆の声を上げる。
実は、昨年9月、完成を間近に崩落事故を起こし、多くの死傷者を出している。
日本人が含まれていなかったことでか、日本ではあまり大きく報道されなかった。
後ろめたさは拭えないが、
ベトナムに貢献する ODA 関係の一員として、おおいに誇りに思っていいのではにだろうか。
完成すれば、栄光への架け橋となることだろう。
チョッと、嬉しい気持ちに浸った。
そうでなければ、対岸の町までフェリーに乗ることになる。
人口200万人のカントー市に行くのもその例外ではない。
戦火を逃れて脱出するかのように、多くの車やバイクが埠頭に集結する様は、見ていて興味深いが、一時間以上も待たされる身になると話は違う。
行きも帰りもラッシュにあい、待ちぼうけを喰らってしまった。
フェリーの航路と並行するかのように、大規模な架橋工事が進行している。
多くの住民が、工事中の橋げたを指を刺して
「あの橋が完成すれば、もうこんなに待たなくてもいいのに」
と、口々に橋の完成を待ち望んでいるようだ。
「アレは、日本の ODA で造られているんだよ」
ボクは、ベトナム語しか分かりそうもない人々に英語で説明した。
ヒロミ・郷を気取って
『ジャパン!』
と叫べば、誰もが理解し感嘆の声を上げる。
実は、昨年9月、完成を間近に崩落事故を起こし、多くの死傷者を出している。
日本人が含まれていなかったことでか、日本ではあまり大きく報道されなかった。
後ろめたさは拭えないが、
ベトナムに貢献する ODA 関係の一員として、おおいに誇りに思っていいのではにだろうか。
完成すれば、栄光への架け橋となることだろう。
チョッと、嬉しい気持ちに浸った。