世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

シンデレラ

2009年10月08日 | 勉学
早速宿題が出た。


大学の後期授業第一日目のこと。


「シンデレラ」 を原文(英語)で読み、感想を述べよ、

というもの。



一見簡単そう。

だが、調べてみて驚いた。



世界には数多と「シンデレラストーリーが溢れかえっている。

ナント世界各国、700バージョン以上もあるといわれる。



継母にいじめられる娘が、最後は王子様と結婚するという大筋は大同小異だが、

細部 (出てくる動物や靴の種類など) は微妙に異なる。



もっとも古いものは、紀元前一世紀にギリシャの歴史家が作った話らしい。


カボチャの馬車やガラスの靴が定番となっている日本でポピュラーな内容は、

フランスのぺロー版だといわれる。


グリム版は、例にもれず最期は残酷だ。


それすらも知らなかった。



あやかった卑近な話が、

ディズニーのシンデレラ城や、

ラッセル・クロウの 「シンデレラ・ボーイ」 のようなものだろう。


シンデレラ・シンドロームという言葉もある。




せっかくの機会だと思い、

ボクは大学の図書館でヴェトナム版を探し出した。

幸い英語で書かれており、

「Golden Slipper(金のスリッパ)」 という。


これまた面白い。



今度の授業ではその内容について英語で発表しようと思っている。