世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

幸せ太り

2009年10月09日 | 健康
新婚さんに使われる場合が多い。


確かに、ボクが学生結婚した時(38年前)、

新婚生活一年で20キロぐらい太ったことがある。

(まさに、渡辺フトルくん状態)


当時、貧乏学生としてキャベツかじって凌いでいた日々から、

いきなり三食規則正しい生活に激変したのだから当然だろう。


それも猛烈商社マンになってからは不規則な生活となり、再び1年で元の体型に戻ったが。






先日、健康診断を受けた。

ガーン!



ほぼ昔の体型を維持したままここ20年ほどストイックな生活に勤しんできた。


それが、

それが、




体重こそ2キロほど増えたものの、

ウェストが5~6センチも・・・・・・。



とうとうメタボの範疇に類するまでになっていた。


それもわずかここ3ヶ月間で、だ。





一体何がボクをそうさせたのか?


そう、

思い起こせばこの数カ月、生活が劇的に変化したものがあった。




完全シングルライフの実践だ。


下の娘がニューヨークへと旅立った以降、早4か月が過ぎたが

いみじくもその経過と一致する。





独り暮らしの気楽さ、

好きな時に好きなだけ、飲んで食ってのグータラ生活。


料理の楽しさを再認識したこともアンチダイエットに拍車をかけたようだ。


追い打ちをかけるやようなお客さんの減少に伴う運動不足。




その諸々が複合的に影響したことはほぼ間違いないだろう。



だが、これを 「幸せ太り」 と呼ばずに、何と呼ぶ?



今までにこれほど自由で、優雅な時間を過ごした記憶はない。

日々幸せを実感しては、ほくそ笑む。


まさに理想としていた生活に近付いている。



確かに、40年ぶりの 「幸せ太り」 の再発だ。



しかし、これを素直に喜んでばかりいる訳にはいかない。


極度な幸福感は、時に不幸への入り口となりえる。



「太った豚より、痩せたソクラテス」 を好む。

彼は質素な生活を送りながら、常に精神と肉体の鍛錬を怠らなかった。

「欲望は思慮を鈍らせる」

「汝自身を知れ!」 と探求を続けた。



豚となりて楽しまんより、

ひととなりて悲しむ。





イヤイヤ、そんなことより

まずは、このたるんだお腹をナントカせねば。


一に腹筋、

二に腹筋、

三、四がなくて、

五に、GO! GO!, ゴー・ヒロミー!