世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

も一度世界一周を具体的に考えてみた

2011年05月04日 | 
これで少しはテロの恐怖は収まるのだろうか?



ボクが一度目の世界一周を成し遂げたのは


1995年から1996年だった。



まだテロの心配はほとんどなかった。


インターネットも普及していない時代。


旅先での情報収集に苦労したものだ。




帰国後

立て続けに事件は起こった。



1996年、

ペルー・リマの日本大使館占拠事件、


1997年、

エジプト・ルクソールでの銃撃事件、


そして

2001年、

9・11同時多発テロへと。



いずれも数ヶ月前から数年前にその場所に居たことがあった。


どこで巻き込まれていても不思議ではない。





モロッコのカサブランカでは


暴漢にナイフで襲われ

傷を負ったが九死に一生を得ている。




今ここにこうして生きているのが

むしろ不思議なくらいだ。





それから15年


最近

世界地図を眺めることが多くなった。




こんなときが一番楽しい。



いよいよ2度目の世界一周が


自分の心の中で具体性を帯びてきたようだ。



こうなると


もう止まらない。




妄想癖に拍車がかかり


ドンドンととめどなく膨らんでいく。




15年前とは


時代も、状況も、自分の年齢もまったく違う。



旅の形も当然違ってくる。





まず、


行きたい場所に目星をつける。


ルート付けする。



つまり

点と点を線で結ぶのだ。



それから

それに費やす時間の目安を立てる。



1年か、2年か…?



このとき


費用は一切考えない。



お金のことを考えると


まず

ほとんどの計画は頓挫するからだ。



お金はどうにかなる


と、気楽に構えたほうが夢は叶う。



気遣うのは

むしろ体力と気力だ。





夢が実現する時とは


こんなもんなのだ。




寝ても覚めても


「そのこと」 が頭にこびりついて離れない。




まさに


恋の病、だ。



なりふり構わず猛アタック。






漠然と


できたらいいな~、


的に思っていても


まず夢は実現しない。




夢は



「何を」


「いつ」

「どこで」


「誰と」

「どのように」



そして


「なぜ」 そうしたいのか



明確にしなければ


実現しない。




いわゆる

「5W1H」

の法則である。





旅先で怖いのは


「事件」、「事故」、「病」

の3大禍だ。




世界的に

災害も多発している昨今。




予断は許さないが

まずは

テロの恐怖が緩和されるだけでも有難い。