世界一周タビスト、かじえいせいの『旅が人生の大切なことを教えてくれた』 

世界一周、2度の離婚、事業の失敗、大地震を乗り越え、コロナ禍でもしぶとく生き抜く『老春時代』の処世術

器量と遊び

2015年07月25日 | 100の力
テーマ: 器量力、遊び力


器量とは、

相手の背景までもを理解し、受け入れることのできる器の大きさ、

つまり心の広さや深さの事をここではいう。


器量を大きくする7つの方法というものがある。


1 【1】多くの本を読む
2 【2】何事も『体験・経験する』
3 【3】『器量の大きい人』に触れる
4 【4】多くの人の人生に触れる
5 【5】『苦手なあの人』がそうしなければならない理由を考える。
6 【6】執着しない
7 【7】一人の時間を持つ


RAF spirits.

認める(recognize)こと、受け入れる(accept)こと、そして許す(forgive)ことだ。



器が大きい、器が小さい

a man of large calibre―a man of small calibre.



先日93歳の天寿を全うした哲学者鶴見俊輔さん。

彼は、まさにリベラル(自由主義)の急先鋒(an active leader) であったといえるだろう。


どんな主義主張にも拠(よ)らず、とことん自分のアタマと自分のコトバで考えぬく。


一貫していたのは、特定の主義や党派によらず、個人として考え、行動する姿勢だ。


いつも機嫌よく、忍耐強く、どんな相手にも対等に接した。

女・子どもの味方だった。

慕い寄るひとたちは絶えなかったが、どんな学派も徒党も組まなかった。


彼は孤高の人である. He keeps himself above all the vulgarity around him.


多様性を持った一匹狼。


こういう人が極端に少ないのが今の日本だろう。



正義と民主主義について。


一部の者が「絶対的な正しさ」で大衆を引っ張ることを警戒し、「烏合(うごう)の衆」に期待をした。

違う考えを持つ、バラバラな人々が、そのことを自覚することで、思想的な強さになるのだと。

「鉄の団結」は考える力を弱めてゆく、という。


一人ひとりが自分の思いで動き、民主主義を渇望する行動の中に、この思想が息づいている。


(㊟ 一部朝日新聞から抜粋)


大事な時に憧れのライフスタイルを貫いた人がまた一人旅立った。

合掌。