29日、日曜日、午後2時から
「ミンちゃんのベトナムの食と旅」を
福岡、井尻のベトナムカフェかもんで開催する。
今、ベトナムは注目度ナンバーワンの国。
その有望性を探ってみた。
21世紀における発展する新興国として有名なのは
BRICsと呼ばれる4か国が有名だ。
つまり、
ブラジル、ロシア、インド、中国。
そしてそれに続く経済発展新興国として
ネクストイレブンとかVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)が挙げられている。
11カ国とは、
ベトナム、フィリピン、インドネシア、韓国、パキスタン、バングラデシュ、イラン、ナイジェリア、エジプト、トルコ、メキシコ
だが、
ゴールドマンサックス社が提唱した「ネクストイレブン」は、
バングラデシュやパキスタンなどの最貧国が混ざっていることや、
BRICs並みの高成長が見込まれる南アフリカが含まれていないことなど、かなり無理のある。
いずれにせよ、ベトナムは外せない存在になっている。
とみにここ一年で、統計的にもその存在価値は急速に増している。
将来的に最も成長する国であると言っても過言ではなさそうだ。
2050年の予想では、ベトナムは
輸出額が世界10位、
投資有望国としてもトップ7に入っている。
将来性があるのは、1986年のドイモイ政策開始からこれまでの国内総生産(GDP)の平均伸び率は5.3%であり、
現在も6%前後という高い経済成長率を維持しており、
今後も続くものと見られている。
その理由として、
労働コストが低いことに加えて、
インフラが改善されたこと、橋や道路の建設・整備により往来にかかる時間が短縮されている、
インターネットや携帯電話が若い世代に普及している、
外国企業の加工サービスやオフショア開発の拠点になりつつある、
ベトナムの銀行の与信額伸び率は、中国、インド、ASEAN諸国の銀行を上回っている、
などが挙げられる。
ベトナムを行き来し、個人的に思うのは、
経済発展には、貿易と内需の伸びが必要不可欠であり、
人口が1億人近くあり、
家計消費のGDP比率が65%と中国の36%を大きく上回っており、
貿易と内需のバランスがとれているといえよう。
これは、日本が飛躍的経済発展を遂げてきた形に似ている。
それを思えば、
今の日本は貿易、内需とも衰退の一歩をたどっており、
経済成長率も実質ゼロ成長であり、
まったく明るい兆しは見えてこない。
さらに分析を進めよう。
あまり取りざたされていないが、
宗教面でも8割以上が仏教徒(大乗仏教)であり、
国民性が日本と似ている。
何にも増して、世界一の親日国である。
社会主義国といえど、自由度(見方にもよるが)と安全度は日本以上かもしれない。
地理的、気候的にもさほど大きな天災も起きにくい。
国際的にも、ASEANの統合(12月31日)、TPP加盟といった追い風が吹いている。
南沙諸島の問題も中国との間で抱えているが、
日本と違い、巧みな外交戦術をもってして切り抜けていくだろう。
もちろん、インフラ、資源、民主化の問題といった課題もあることは否定しない。
ベトナムに係って足掛け9年。
福岡にベトナムカフェを出すまでに至った。
当時は、まさかここまで深くのめり込むとは夢にも思わなかった。
まだまだ来年にかけて仕掛けていく。
ベトナムという国はそれだけ可能性を有している。
【追記】
日本人なら、
祖国日本とプラスワンを考えておかなければならない。
それは、単なるお気に入りの旅先であってもいいし、
ビジネス展開の場はもちろん、
中長期滞在先、移住先、逃避先、疎開先といった理由でもいい。
今やこれから先、日本だけに頼って(残って)生きる時代ではない、ということは確かだ。
「ミンちゃんのベトナムの食と旅」を
福岡、井尻のベトナムカフェかもんで開催する。
今、ベトナムは注目度ナンバーワンの国。
その有望性を探ってみた。
21世紀における発展する新興国として有名なのは
BRICsと呼ばれる4か国が有名だ。
つまり、
ブラジル、ロシア、インド、中国。
そしてそれに続く経済発展新興国として
ネクストイレブンとかVISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)が挙げられている。
11カ国とは、
ベトナム、フィリピン、インドネシア、韓国、パキスタン、バングラデシュ、イラン、ナイジェリア、エジプト、トルコ、メキシコ
だが、
ゴールドマンサックス社が提唱した「ネクストイレブン」は、
バングラデシュやパキスタンなどの最貧国が混ざっていることや、
BRICs並みの高成長が見込まれる南アフリカが含まれていないことなど、かなり無理のある。
いずれにせよ、ベトナムは外せない存在になっている。
とみにここ一年で、統計的にもその存在価値は急速に増している。
将来的に最も成長する国であると言っても過言ではなさそうだ。
2050年の予想では、ベトナムは
輸出額が世界10位、
投資有望国としてもトップ7に入っている。
将来性があるのは、1986年のドイモイ政策開始からこれまでの国内総生産(GDP)の平均伸び率は5.3%であり、
現在も6%前後という高い経済成長率を維持しており、
今後も続くものと見られている。
その理由として、
労働コストが低いことに加えて、
インフラが改善されたこと、橋や道路の建設・整備により往来にかかる時間が短縮されている、
インターネットや携帯電話が若い世代に普及している、
外国企業の加工サービスやオフショア開発の拠点になりつつある、
ベトナムの銀行の与信額伸び率は、中国、インド、ASEAN諸国の銀行を上回っている、
などが挙げられる。
ベトナムを行き来し、個人的に思うのは、
経済発展には、貿易と内需の伸びが必要不可欠であり、
人口が1億人近くあり、
家計消費のGDP比率が65%と中国の36%を大きく上回っており、
貿易と内需のバランスがとれているといえよう。
これは、日本が飛躍的経済発展を遂げてきた形に似ている。
それを思えば、
今の日本は貿易、内需とも衰退の一歩をたどっており、
経済成長率も実質ゼロ成長であり、
まったく明るい兆しは見えてこない。
さらに分析を進めよう。
あまり取りざたされていないが、
宗教面でも8割以上が仏教徒(大乗仏教)であり、
国民性が日本と似ている。
何にも増して、世界一の親日国である。
社会主義国といえど、自由度(見方にもよるが)と安全度は日本以上かもしれない。
地理的、気候的にもさほど大きな天災も起きにくい。
国際的にも、ASEANの統合(12月31日)、TPP加盟といった追い風が吹いている。
南沙諸島の問題も中国との間で抱えているが、
日本と違い、巧みな外交戦術をもってして切り抜けていくだろう。
もちろん、インフラ、資源、民主化の問題といった課題もあることは否定しない。
ベトナムに係って足掛け9年。
福岡にベトナムカフェを出すまでに至った。
当時は、まさかここまで深くのめり込むとは夢にも思わなかった。
まだまだ来年にかけて仕掛けていく。
ベトナムという国はそれだけ可能性を有している。
【追記】
日本人なら、
祖国日本とプラスワンを考えておかなければならない。
それは、単なるお気に入りの旅先であってもいいし、
ビジネス展開の場はもちろん、
中長期滞在先、移住先、逃避先、疎開先といった理由でもいい。
今やこれから先、日本だけに頼って(残って)生きる時代ではない、ということは確かだ。